ビフォーアフター社長日記

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練習:トレンドを学ぶ 9月9日 SHIPの朝礼

おはようございます。9月9日SHIPの朝礼を始めます。

今日は住宅業界で起きている大きなトレンドについて、ひとつのニュースから考えてみます。

■ 30年前は「どうすれば、もっと売れるか」だった

私の30代は、ハウスメーカーのCADや住宅プレゼンシステムの開発に、かなりの仕事のエネルギーを費やしました。

当時、ある大手ハウスメーカーには営業マンが約4,000人いました。そのうち約1,000人が年間受注ゼロ棟という問題がありました。その問題解決ストーリーは「その1,000人が1棟ずつ受注できれば、それだけで1,000棟増える」という発想です。

そこで4,000人の営業マン全員にノートパソコンを持たせ、住宅CADと3Dプレゼンシステムを大量導入する仕事にも関わりました。お客様の目の前で間取りをつくり、3Dで外観や室内を見せる。営業力をテクノロジーで底上げし、全国で一棟でも多く売る。そんな時代でした。

これ自体は昔といえば昔の話ですが、そのようなノリはつい最近まであったと記憶しております。

■ 今は「どこで、何を売らないか」を決める時代

その大手ハウスメーカーの一角である大和ハウス工業が、今回、新築戸建て事業の大幅な再編を発表しました。

https://news.yahoo.co.jp/articles/12eb025ecd9b6bc04943b6d1407cdf593b2cf665

人口減少、地方の住宅需要縮小、資材費・人件費の上昇などを背景に、新築戸建ての展開地域を大きく絞り込みます。報道では23道県から新規販売を撤退し、東京・大阪など需要の見込める都市部へ経営資源を集中させます。また、設計自由度の高い注文住宅は5,000万円以上に絞り込み、高付加価値領域へシフトする方針です。

一方で、リフォーム、メンテナンス、中古住宅の買取再販、不動産仲介などの住宅ストック事業は全国で強化します。つまり「住宅事業を縮小する」という単純な話ではありません。市場が縮小する新築は利益を確保できる地域・価格帯へ絞り、成長が期待できるストック市場には経営資源を投入する。事業ポートフォリオそのものを組み替えているのです。

■ リフォーム業界にも同じ流れが来る

これは大手ハウスメーカーだけの話ではありません。リフォーム業界でも、これから一定の勢力を持つ会社ほど「何でもやります」ではなく、「利益の取れる分野に絞る」という動きが強くなっていくと思います。

小工事まで幅広く取るのか、外装に集中するのか、水まわりなのか、性能向上なのか、大型リノベーションなのか。商圏も、商品も、顧客層も、全部を追いかけるのではなく、自社が勝てて、利益を残せる場所へ人・広告費・技術を集中する。その判断がますます重要になります。

30年前は「どうすれば全国でもっと売れるか」がテーマでした。今は「どこで、誰に、何を売るのか。そして何をやめるのか」が経営テーマになっています。

大和ハウスの今回の発表は、一社のニュースとして見るのではなく、住宅業界全体が向かっている方向を示す材料として見てください。

市場縮小の時代は、拡大する力以上に、絞り込む力が重要になる。

このトレンドを理解しておいてください。

以上で朝礼を終わります。

3 コメント

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  1. 広告の練習を行っていた際にも、ターゲットを見据えて配信エリア、予算を定め最適な運用をすることが大事なことを学びました。
    そこに通ずるところがあると理解しています。
    お客様がどこで誰に何を売るのか。業界理解、顧客理解を進める際にもどこで誰に何を売るのか、何をやめるのかはお客様の本質的な目的の解決に繋がっていきます。
    ひとつの視点として持ち、理解を進めていきます。

  2. お客様の気づいていない強みを強みとして構築し選ばれる理由を一緒に作っていく

    リフォームでも外まわりでも、どこでもなんでもやりますで選ばれる時流ではなくなっていると実感します。
    初めてお付き合いが始まるお客様はもちろんですが、長年お付き合いのある企業様でも
    打ち合わせの中で案件の特徴や対応を細かに聞いていくことで
    「それって御社ならではの強みですよね」となることがあります。

    施工内容や契約に至るまでのフロー、そこからくるターゲット設定などを丁寧に言語化しお客様が勝てる流れを一緒に作り出していくこと。

    頼れるメンバーなどと協力し、市場縮小の中での勝ち筋を作っていけるサポート力を養っていきます。

  3. 情報やものが溢れる時代で何でもかんでも売る、増やす、という選択肢は良いものではなくなりました。私達のお客様はこういった時代や市場の流れを的確に分析する時間が取れない方が多いので私たちがそこを導く必要があります。
    そのためには私たちがこの流行に敏感にならなくてはいけないので自分自身でもアンテナを張りつつ行動していきます。

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