ビフォーアフター社長日記

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プロフェッショナルとは 6月15日 SHIPの朝礼


おはようございます。6月15日SHIPの朝礼をはじめます。今日のテーマをプロフェッショナルとはにしたいと思います。NHKのプロフェッショナル~仕事の流儀~で出演者に「プロフェッショナルとは?」と最後に質問して答えてもらうくだりがありますが、だいたいは道を極める求道者のような言葉になります。

「本質を掴め」佐藤可士和(アートディレクター)

「ファンを圧倒し、選手を圧倒し、圧倒的な結果を残す」イチロー(プロ野球選手)

これはもちろんこれで素晴らしい、感動の一瞬です。日本人は大好きです。

僕は今朝言いたいのは僕もあなたも、お客様からお金をいただいている以上プロフェッショナルだよという意味での「プロフェッショナルとは」になります。

お客様は僕らをプロフェッショナルだと思って仕事を依頼するわけですが、そのときにこちらも準備しておくことがあります。

お客様は何らかの問題を解決するためにプロフェッショナルと思った会社や人に相談します。最初から問題解決の方法。手順がすべて迷いなくわかっていれば、価格コムのようなサービスを利用するだけになりますが、そもそもそんなに整理されていることはあまりありません。対話形式で現場を再現してみます。

顧客:販促の効率がじりじりと下がってきて、やっぱりホームページが問題なのかなと思うんですよ

SHIP:問題を絞っていっても良いですか?
   おしゃっている問題にはA、B、Cがあります。ほとんどがAかBですが、どちらの現象でしょうか?

顧客:そう言われるとAになります

SHIP:Aの問題解決には、XとYとZの3通りあります。説明しますが5分ほどよろしいですか?

顧客:あ、そうなんだ。わかりました、続けて下さい。

SHIP:Aの問題は俯瞰していただくとわかりますが、◯◯が▲▲に移行する過程で、消費者の関心を失うことでだいたい5割がた起こります。そこをクリアしてもさらにその半分が■ ■の工程でなくなります。つまりこの2つの狭間というか溝(キャズム)を解消することで解決していきます。XYZとも実証された解決方法ですが、優先順位によって採択が異なります。
予算・成果までの時間・御社の労力でいえば
予算を気にされて、少しでも低予算でいうことであればX
即効性を最優先にするならY
御社の労力がもっとも少ないのがZ
ざっくりとですが、こういう選択になります。

顧客:何故Zは労力がかからないの?

SHIP:それは弊社が本来貴社が行う作業を代行するからです

顧客:Wという手法も聞いたことがありますが

SHIP:3年前でしたら私もそれを選択肢に入れてました。しかし現在は有効とはいえない手立てになったと判断しております、理由は===。

対話形式で書き始めると、あっという間に長文になってしまいますが、顧客の立場になったとき、普段使いの業者に求めるプロフェッショナルなことは、MECE(モレなく、ダブりなく)的な俯瞰図での構造的な現象把握と具体的な選択肢の提示、それぞれの選択肢のメリット・デメリットの解説、選択結果への責任を受け止める姿勢・誠実さ・力量です。
 
顧客の質問に対し、点の思いつきしかアウトプットできず、その押し付けに終始していたら、顧客は次回から敬遠します。WMM延期の現象の8割はそのあたりに原因があると思っていいと思います。
 
住宅リフォームのWebマーケティングに関して、日本で最大の実績、経験値とデータがあります。しかし、これらを活かすには上記の対話のように、漠然とした問題を定義して、俯瞰してボトルネックを特定して、解決の選択肢を自信を持って提示する、それが求められているプロフェッショナルです。時流はどんどん変化しますので、皆の知見を合わせてアップデートしていきましょう。

以上、本日の朝礼でした。まだ梅雨寒(つゆざむ)が続きますね。風邪などひかぬよう気をつけて下さい。本日も一日よろしくお願いします。


16 コメント

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  1. おはようございます!

    本日WWMに初めて同席させてもらいます。
    入社3ヶ月目でまだまだプロフェッショナルには及びません。
    ですが、プロフェッショナルだと思ってもらう以上自分でできることはやらなければと、昨晩できるだけその会社様のことを調べて、話についていけるように努めました。

    今回の同席は貴重な体験ですので、吸収できるものを吸収して少しでも本当のプロフェッショナルに近づけるようにします。

  2. おはようございます!

    網羅的にあらゆる情報を把握していて、頭の中の引き出しから、必要な時に必要な言葉、知識がパッと出てくるのがプロフェッショナルなのだと思いました。

    昨日、協伸様とInstagram運用代行についてお打ち合わせをしましたが、「いかに見た目(投稿写真やプロフィールなど)にこだわるか」というところだけ見ていてはお客さまがシップに依頼していただいたいる意味がないなと感じました。

    世の中の時流、ターゲットに合わせたアプローチ方法の優先度、競合の動向、Instagramの仕様。色々なところから情報をインプットして、俯瞰的な目線で情報提供することが大事なのだと思います。
    今後のお客様とのInstagramお打ち合わせなど、接点の際には意識していきます。

  3. 顧客の立場になったとき

    今日の部門フィードバックに書きましたが、顧客の立場という解釈が間違っているというか、認識できていないということを理解しています。
    ほとんどが、顧客に言われたことを其のままやること、言いなりになることが顧客の立場に立つという行動につながっていて、期待を損ねています。

    プロフェッショナルという言葉を入れれば、
    プロフェッショナルとして顧客の立場になって判断する。となりますが、この部分が欠落した行動が多く見られます。
    この軌道修正がやるべきことなので、行動してインサイトを変えます。

    • 成功セオリー ≠ 顧客に言われたこと

      検討の選択肢 ≠ 顧客に言われたこと

      あらかじめ、左側の答えを持つというプロセスが必要になります
      ここが伸びしろですね

  4. おはようございます。

    GA4のメンテナンスをしていると問題が起こった事に対して先輩はすぐ解決してくれます。これはその分野のプロフェッショナルであり普段からお客様の問題に対してどこが問題なのかをを掲示し解決に導いてるからだと思います。

    動画に関して今は自分しかいません。しかし問題解決というノウハウは先輩の方が持っています。動画のスキル×問題解決のノウハウを合わせて動画でお客様の問題解決に努めます。SHIPの動画基盤を作って、SHIP動画のプロフェッショナルを目指します。

  5. おはようございます!

    解決の選択肢を自信をもって提示するためには、お客さまのPSTを理解するだけでなく、時代に合わせた方法に合わせた知識や方法を日々インプットすることが大切だと思いました。

    この先、相談してくださったお客さまに頼んでよかった!これからもお願いします。と思っていただけるようになりたいと思っています。

    日々のインプットアウトプットを欠かさず行い、毎日一歩成長したいと思います。

    本日もよろしくお願いいたします!頑張ります。

    • 日々のインプットとアウトプット
       
      自分の考えをアウトプットしてみればいいですよ
      1ヶ月後に読み返して、恥ずかしくなるくらいが
      ちょうどいい

      成長の証にもなります

  6. おはようございます!

    先日、初めて自分も作成に携わらせていただいた納品式に参加しました。
    その際に
    お客様の打ち出すべき強みはこのような点でそれをこんな風にHP上で表現して、逆にお客様の解決したい弱みはこのようなHPにすることで解決の糸口にしました。
    と説明していてまさしく
    >MICE的な俯瞰図での構造的な現象把握と具体的な選択肢の提示
    を実行しているプロフェッショナルであると感じていました。

    ただHPを作成するのではなく常に知見をアップデートを欠かさないでプロフェッショナルに近づいていきたいと思います。

    • エンドユーザーの購買行動、それに基づいたWebサイトデザインのこと
      自分の考えをアウトプットしてみればいいですよ

      新人なので内容は足りなくて当たり前
      アウトプットしていくうちに、成長していきます

  7. 顧客からしたらプロ(たくさん実績ある)なので、先手の「こうじゃないですか?」のコミュニケーションを取る。
    どうしたいか?を聞くのではないので、
    Aの問題なら①②③の選択肢
    というように、いくつも問題を見て解決に向けて取り組んでるので、
    解決フレーム化を進めて顧客が安心して期待できる投資の後押しをしていく。

  8. お疲れ様です。今日も商品改善レビューありがとうございます。
     
    Web制作にあたって、
    サイトの表現とかシステムとかの選択肢は、無数に考えられちゃいますが
     
    僕たちとしては
    住宅リフォームにおけるWebマーケティングの課題解決という
    明確な目的があるので、
    有効な選択肢はいくつかに絞られてくるはずですね。
     
    実績やデータに基づいたSHIPの成功パターンを、
    お客様に対して自信を持ってご提案できるようにしていきます。

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