おはようございます。6月2日、SHIPの朝礼を始めます。
昨日に引き続き、「瑕疵と気づかないことが瑕疵」というテーマでお話しします。
Google P-MAX(パフォーマンス最大化)とは、1つのキャンペーンでYouTube、検索、ディスプレイなど、Googleのさまざまな広告枠に配信し、AIが目標達成に向けて入札や配信先を全自動で最適化する広告メニューです。
この広告の運用について、Google広告ヘルプには次のような記載があります。
P-MAX の留意点は次のとおりです。
キャンペーンで選択したコンバージョン アクションの 1日の平均予算を、CPA またはコンバージョン単価の 3倍以上に設定します。予算はいつでも変更できます。
Google広告のP-MAXキャンペーンで、日額予算を目標CPAの3〜5倍に設定すべき最大の理由は、AIがコンバージョン、つまりCVに至る「勝ち筋」を学習するためのデータ、いわゆるシグナルを十分に蓄積するためだと解説されています。
では、リフォームの外壁塗装でP-MAX広告を選択し、クライアントの希望どおり、月額5万円の運用を代行事業者が行ったとしたら、それはどちらと判断されるでしょうか。
- A. 瑕疵サービス
- B. クライアントの依頼だから正当なサービス
これはP-MAXの例ですが、通常の広告運用においても、「閾値」は専門家として顧客に目安を提示すべきものです。
ここでいう「閾値」とは、コンバージョンが発生する可能性を持てる「値」のことです。
たとえば、月5万円の広告費で、仮にCPCが500円だとします。
その場合、月間のクリック数は100クリックです。日割りにすると、約3クリックです。日額設定をしていた場合、3回クリックされたら、その日の広告表示はほぼ止まってしまいます。
この状態で、よほど運が良くなければコンバージョンは発生しません。経験的にも、少し想像してみても明らかです。
しかし、クライアントが「月5万円」のラインをどうしても上げられないとしたら、広告運用の意味づけを「コンバージョン獲得」から「認知形成」に切り替えることで、正常な運用になります。
もちろん、コンバージョンがまったく発生しないわけではないでしょう。
ただし、その場合は、毎回クリックされる広告文をチェックし、ランディングページとの連携を確認し、1日3セッション程度の蓄積が配信エリアの認知を形成しているのだと、クライアントと同じ目的を共有する必要があります。
目的と手段がねじれていない限り、広告投資の成果は積み上がっていきます。
しかし、目的と手段がねじれていれば、それは瑕疵サービスになります。
解決すべき課題は、販促費の比率にある
ここまでは正論です。
ただし、現場ではそれほどスムーズにはいかない問題でもあります。
この場合、ダブルダイヤモンドフレームにおける「解決すべき課題」は、販促費におけるアナログ対デジタルの比率です。
アナログ:デジタル = 8:2
もし、この状態についてきちんと議論してこなかったとしたら、それが瑕疵です。
一方で、議論をしたうえで、こちら側として「早期に5:5程度の比率に是正した方がいい」と提案を続けているのであれば、それは正常なサービスの範囲です。
いつか気づいていただけるかもしれません。
この比率が仮に5:5程度に変われば、「月5万円問題」も自然となくなっていくでしょう。
専門家としての態度
私にとっての「三つ子の魂」のひとつに、次の言葉があります。
常にお客様の利益を考え、示唆を与えなければならない。
このフレーズが、しょっちゅう思い浮かびます。
社会人になりたての頃から、何度も復唱してきた言葉です。
お金をいただく専門家のあるべき態度だと思います。
以上で朝礼を終わります。
2026年6月2日 at 8:15 AM
日々、考えて、プロとして対応ができるように繰り返し実践する。
自分が「正解を出す側」に寄りすぎると、これまで染みついた癖で“決め打ち”になってしまう。SHIPがやるべきは、原理原則(勝ち筋)と現場と顧客事情を踏まえて選択肢を複数出し、すり合わせて、最終決定はお客様に判断いただく。
ゴールはCVで、CVは 予算 × CTR × CVR の成立条件が揃って初めて安定する。だから毎回、「今どこがボトルネックか」をこの3要素で明確にして、取り得るベストを一緒に選び、改善を回していきます。
2026年6月2日 at 8:15 AM
そもそも必要な運用額、限界ラインを理解していなければならない。
この閾値と現状から逃げて話さないことが顧客の不利益になることを理解し提示することがプロ。
反響獲得に必要な一定ご予算が上げられない、出口や需要喚起など企画自体が変えられない場合などは、
必要に応じて目的を「反響獲得」か「認知形成」かディスカッションを行い再定義し、目的にあわせて最適な運用を行うことがプロ。
CTRやCPCの細部の数字の異常値を見逃さず、現状の課題を定義することも重要だが、
ひとつレイヤーを上げて根本的な課題を「販促費の比率」に見出す。
広告に限らず、高いレイヤーからアプローチしていくことで低いレイヤーの課題はいずれ解決されていく。
予算を上げましょうではなく、これからの未来に向けアナログとデジタルの割合を変えていくことを根気強く伝えることがプロ。
現場で対面で伝えていくには勇気がいるコミュニケーションですし、現場により様々なリアクションや難しい条件が出てきます。
だからこそそこに流されないよう、AIレポートを活用し必要な事実と方向性を示す。
先月も今週も足りない目線と気づきばかりですが反省を材料に変えていき、瑕疵をまずは無くし、
お金をいただいているプロとして、チームでお客様に喜んでいただけるようになります。
2026年6月2日 at 8:27 AM
クライアントの希望どおりにやったから正しいではなく、専門家として、その希望が成果に届く条件を満たしているかをみる責任がある。
月5万円ではダメだという話ではなく、成果が出にくい条件であることを専門家として認識できないこと。認識していてもお客様と議論できていないこと。これが瑕疵であると理解しました。
お客様に喜んでいただけるように現場でもより改善していきます。
2026年6月2日 at 8:41 AM
目的を理解せずに手段だけを実行してしまうと、瑕疵に気づいてないことが瑕疵状態になってしまうと学びました。
瑕疵のある状態で取り組んでも自身も成長できず、会社やゆくゆくはお客様の利益に繋がっていきません。
お客様にとって本当に価値のある提案をできるようになるためにも、与えられたことをこなすのではなく常にお客様の利益を考える、現段階では自分が成長して会社、お客様に貢献できるようになるためにという視点を持って取り組みます。
2026年6月2日 at 9:26 AM
自分なりに目的をしっかり理解できているつもりでも、それを達成するための手段が間違っていたり、そもそも目的の捉え方を間違えていれば、結果としてお客様に対する瑕疵サービスになってしまうのだと理解できました。
動画制作においても、シップの見込み客の利益を増やすために、シップの商品・サービスを通じて課題解決をするという最終的な最も高い目的をブレさせません。
2026年6月2日 at 9:51 AM
目的やその先のゴールを明確にしないまま進めてしまうと、後から、「話が違う」と思われて、結果的に瑕疵になってしまいます。要望に対して、何も考えずに言われた通りにするのではなく相手と「伴走」している意識を持って、本当に相手にとって徳になる(喜んでもらえる)ことが重要です。
現在の研修において、言われたことを行うのはもちろん重要ですが、その指示・研修がどうして「正解」なのかを考えて自分の考えとして落とし込みながら取り組みます。