ビフォーアフター社長日記

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右往左往は練習不足3 6月10日 SHIPの朝礼

おはようございます。6月10日SHIPの朝礼を始めます。昨日の続きのマネージャーとメンターの会話です。

マ:「昨日の話で、少しわかってきました。他人の30点を見て、『あれはまずいね』『もっとこうすればよかったね』と言うだけでは、結局何も変わらないんですね」

メ:「その通り。評論家席に座ると、だいたい人は賢くなる。野球中継を見ながら『今の球は打てただろう』と言うのは簡単だ。でも、実際にバッターボックスに立ったら、球が速すぎて見えない。仕事も同じだ」

マ:「確かに、他人の対応は冷静に見えます」

メ:「だから大事なのは、他人の30点を見たときに、『自分だったら100点を取れる』と思うことではない。『自分の中にも似た30点がないか』と探すことだ」

マ:「自分の30点を探す、ですね」

メ:「そう。そこを飛ばして評論すると、ただの安全地帯からの解説になる。解説者としては立派だが、プレイヤーとしては一歩も進んでいない」

マ:「耳が痛いです」

メ:「まあ、耳が痛いくらいなら大丈夫だ。心まで閉じると治療が難しい」

マ:「ユーモアのようで、けっこう刺さりますね」

メ:「岡目八目という言葉を知っているか?」

マ:「囲碁の言葉ですよね。当事者よりも、横で見ている第三者の方が八目先まで見える、という意味でしたか」

メ:「その理解でいい。自分が当事者になると、感情が入る。焦りも出る。相手の表情も気になる。『怒っているのかな』『納得していないのかな』と頭の中が忙しくなる。すると、全体像が見えなくなる」

マ:「でも、第三者として見ると冷静に判断できる」

メ:「そこが岡目八目のよいところだ。他人の30点は、冷静に構造を見られる教材になる。『なぜそこでその返答をしたのか』『本当の課題は何だったのか』『どの要素が抜けていたのか』が見えやすい」

マ:「他人の30点は、構造理解の練習材料になるわけですね」

メ:「うまい言い方だ。みんなが苦手なのは、まさに構造理解だ。目の前の言葉や出来事を、そのまま点で受け取ってしまう。『これ意味あるの?』と言われたら、すぐに意味を説明しようとする。『反響が悪い』と言われたら、すぐに広告文やボタンを直そうとする」

マ:「言葉に反応して、手段に飛びつく」

メ:「そうなると、まるでモグラたたきだ。出てきた言葉を叩く。次の言葉が出たら、また叩く。忙しいわりに、根本は変わらない」

マ:「では、どうすればいいのでしょうか」

メ:「出来事を要素に分けることだ。顧客の言葉、背景にある不安、投資リターン、こちらの提案の前提、顧客側に必要な協力、次に確認すべき数字。こうやって分ける」

マ:「因数分解ですね」

メ:「まさにそれだ。仕事の因数分解ができると、改善が急に現実的になる。逆に、要素に分けられないと、全部まとめて『自分はダメだ』になる」

マ:「あります。ダメ出しされると、丸ごと落ち込みます」

メ:「丸ごと落ち込むのは、荷物を段ボールごと抱えて階段を上がるようなものだ。重いし、前が見えない。中身を分ければ、何を運べばいいか見える」

マ:「要素ごとに考えられれば、落ち込みすぎずに済む」

メ:「そういうことだ。『今回は課題設定の言葉が足りなかった』『事例の説明が弱かった』『共同プロジェクトの文脈に持っていけなかった』と分けられる。分けられれば、次の再提案も早くなる」

マ:「落ち込む代わりに、直す場所が見える」

メ:「仕事で必要なのは、感情的な反省会ではなく、説明できる反省だ。いつも言っている『説明できること』とは、うまくいったことを説明できることだけではない。30点だったことも説明できることだ」

マ:「30点を説明できるようになる練習が必要?」

メ:「それが大事だ。なぜ30点だったのか。どの要素が足りなかったのか。どこを直せば50点になるのか。さらに何を足せば70点になるのか。それを言葉にできる人は、成長が早い」

マ:「他人の30点を見て、評論ではなく、自分の練習問題にする。そう考えると、チーム内の事例共有の意味が変わりますね」

メ:「大きく変わる。誰かの30点を責める場ではない。全員が自分の30点を探す場だ。『この人はイマイチ』ではなく、『この構造は自分にもあるのではないか』と見る」

マ:「それができると、点で反応するのではなく、要素にばらして考えられる」

メ:「さらに言えば、ばらすだけでは終わらない。要素にばらしたうえで、もう一度つなげる。顧客の言葉、投資リターン、共同プロジェクト、具体策、次の行動。これらがつながると、点思考から抜け出せる」

マ:「点思考だと、右往左往するわけですね」

メ:「右往左往とは、点に反応して走り回っている状態だ。右から言葉が来たら右へ走る。左から不満が来たら左へ走る。忙しいが、前には進んでいない」

マ:「なかなか悲しい絵ですね」

メ:「でも構造が見えれば、どこに立てばいいかがわかる。どこから話せばいいかがわかる。何を練習すればいいかがわかる。走り回るより、立ち位置を決める方が強い」

マ:「他人の30点を見て終わりではなく、自分の30点を一つ出すことから始めることですね」

メ:「それがいい。そして、その30点を説明する。なぜ30点だったのか。50点にするには何を変えるのか。70点にするには何を足すのか。そこまで言葉にする」

マ:「言葉にできれば、練習できますね」

メ:「説明できるから練習できる。練習できるから改善できる。改善できるから成長する。他人の30点は、評論の材料ではない。自分の成長の教材だ」

マ:「岡目八目で見えたことを、自分に当てはめる」

メ:「それで十分だ。仕事ができるようになる人は、他人の失敗を笑う人ではない。他人の失敗から、自分の練習課題を見つける人だ。30点を見つけたら、50点にする。50点になったら、70点を目指す。その繰り返しを避けない人が、少しずつ右往左往しなくなる」

マ:「終わったことは全部練習の教材にするということですね」

以上で朝礼を終わります。

16 コメント

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  1. 今進めているWM・広告改善においても
    A~C層の3つのレイヤー・構造で分けてまたCVが発生する要素を分解した上で
    この数値の因が何か、どこが課題で何をしていけば良いか方針を言語化しています
    因数分解は理解をしていくためにも解決するためにも再現性を持たせるためにも重要

    >説明できるから練習できる。練習できるから改善できる。改善できるから成長する

    次はなぜ30点だったのか、うまくいかなかった例の因数分解
    もちろん100点のお手本も因数分解をしていく
    日々の日報、各チームの振り返りでもこの考え方で取り組む

    高いレイヤーであれば
    目的の設定、投資リターン、全体像・構造の把握、顧客理解・目線合わせ

    中間のレイヤーであれば
    ブランディングやセールスプロモーションの原理原則、
    AIや広告等商品サービスの考え方フレームや仕様のフレーム、
    それぞれのゴールまでのフロー

    低いレイヤーであれば
    デザイン・システムの実装、広告設定・運用、それぞれのルール・品質基準、
    コミュニケーションやスケジュール管理や段取り等実働

    だったりする
    これは対顧客だけでなくマネージャーやディレクターや窓口等対社内も同様
    高レイヤーが抑えられていたのか?
    中間レイヤーが理解できているようで理解できていなかったのか?
    低レイヤーの技術が無く質が悪かったのか?
    どこに課題があったのか?

    また逆で、この高~低を抑え、目線合わせができ、行き来ができると共同プロジェクトとなる

    チーム全体で起きたこと・過去を個人・チームの未来に向け成長の材料としていきます

  2. 仕事でも、自分の体のことも、スポーツでも構造がわかると不安ではなく、成長の方向にベクトルが向く。
    考え方、フレーム。三層構造でとらえて問題を解決する。全体がつながって見えるイメージが出来てきました。

    >>「そこが岡目八目のよいところだ。他人の30点は、冷静に構造を見られる教材になる。『なぜそこでその返答をしたのか』『本当の課題は何だったのか』『どの要素が抜けていたのか』が見えやすい」

    自分が行ったことも、メンバーが行ったことも構造で理解して、じゃあどうする?もっとよくするには?この思考をいつも持つ。目的はお客様に喜んでいただく。パートナーとして成長する。

    >>「落ち込む代わりに、直す場所が見える」

    同じ構造を理解していれば、どこで詰まっているかがフィードバック側も受け取る側も理解が出来て、そうか、ここが足りなかった。と前に進むことができる。

    実際に現場では点の飛びつき癖があり、反射的に搬送したくなることはありますが、これってお客様の利益になるための示唆として良い状態なのか?この問いをまずもって何事にも構造をもって取り組みます。メンバーにも毎日、毎行動で同じ構造の考え方で成長できるように応援・支援します。

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    物事に対して振り返りをする際、安全地帯から評価しても何も変わらない。自分ごととして考え、力につなげるために、自分やチームの仕事ではどうかと考える。

    私もよくあると感じることは、自分が当事者になると、感情、焦り、相手の表情も見てしまう。まさにそうなので、共有していただいた内容、それぞれのPSTプロジェクトの課題に関して、構造理解をするために、自分の場合どう点数を上げていくか、反復して言語化し考え行動することで、力をつけていきます。

  4. 人の30点を見て自分の30点を出す。まさに自分事にもなると理解しました。
    チームで行っている中で、他の人が出した30点と自分の30点を見比べ因数分解することでさらに気づく点もあります。そこをまた工夫していく。個人単位で30点を出して分解し改善するのももちろんですが、同期や先輩方とのチーム単位での気づきも意識して、行っていきます。

  5. 先日の小松社長の講演会
    周りの反応を見てもとても皆さん真剣に見聞きしていて、また自分の会社に当てはめて考えることをしていました。自分もそんな講演ができるようになるには?

    ABCの要素はまねできそうというものを自分なりに見つけてみました
    あとは実際にその要素をおさえてやってみること。

    再現性があるものは言語化できていること。再現性のない成功は運が良かっただけ。
    以下に再現性をもてるかは、要素をどれだけ理解して自分のものにできているか。
    様々なことが感情的にも起こる中で常に、客観視し、物事を分解して必要なものを取り出し毎日少しずつ吸収して成長していきます

  6. 30点を、ただ30点だった、次から気をつけます。と思うのではなく、30点を構造から説明できるようになる練習が今の私には必要です。新しい日報のフレームは高・中・レイヤーでそれぞれ分割して考えられるので、ここはできてたけど、ここの考え方ができてなかった。と気づくことができます。そこから踏み込んで、他人の30点を構造理解の練習にするために、先輩や同期の日報も見て自分に落とし込む練習も行っていきます。

  7. おはようございます!
    改善のためには「うまくいかなかった」という結果だけではなく、なぜそうなったのかを説明できる状態にすることが重要。
    斎藤さんのコメントにもありましたが、記事作成でも、指摘を受けた際に点で反省するのではなく、顧客理解や目的の捉え方に課題があったのか、商品・サービス理解が不足していたのか、制作スキルや確認精度に課題があったのかなどのレイヤーでを分けて考えることで、次につながると感じました。
    まずは自案件での指摘や改善内容について因数分解し、考えるようにします。日報でも「何が悪かったか」ではなく、「どのレイヤーに課題があり、次回どう改善するか」まで言語化することを意識ます。

  8. 他人の30点は、構造理解の練習材料になる>構造理解の一番の障害は感情です。自分事で感情を出さないのは難しいことなので同期や過去の先輩の失敗から客観的に分析し今の自分に足りないものを補う練習材料にします。
    他人がFBを受けている時は自分も同じような間違いをしていないか確認しながら構造理解を行います。

  9. 自分が当事者として対応している最中と、後から日報などで俯瞰して振り返る時とでは、見えている景色や動き、状況の捉え方に大きなギャップがあると日々感じています。

    反省ベースの「ああすればよかった」を、前向きな「こうすればもっと良くなりそう」という領域にシフトさせるために、その対応の目的や本質的な課題が何だったのかを常に意識する、自分だけでなくチームメンバーの仕事においても、具体的な改善点と次のアクションに落とし込む習慣をつけるためにアウトプットの場を活用して練習し、思考と行動をアップデートしていきます。

  10. 昨日のお客様とのお打合せ、自分は話す役まわりではなかったですが
    お客様から納品物の仕様の理由を聞かれた時に、自分でもその場で考えていました。

    一呼吸おいて考えることは大事だと学んでいますが、
    その場の空気で、改めて感じたのは、
    実際に思考できるのは、せいぜい数秒が上限。

    現場のディレクターは、自分が整理するより一歩先に、
    目的に戻り、選択肢を示した上で、お客様と一緒に決める流れをつくっていました。

    参加できる場があり、身近にお手本となる存在がいるので、
    「うまくやってくれている」と傍観せず、自分ごとで構造を言葉にする。
    自分の30点の思考を、お手本と、構造で比較して、
    実践で数秒で引き出せるよう練習します。

  11. 他の人が受けているフィードバックを、どこか安全な評論家席から捉えてしまっている自分がいました。しかし、他人の30点を見た時に「その内容が自分のアウトプットにも当てはまる部分はないか」を探すことで、初めて自分の中の30点を見つけることができます。これまで私には、そうした他の人の失敗を自分の改善点を見つける教材として捉える認識が欠けていました。
    そのため今後は、自分の30点から目を背けず、「なぜ30点なのか」「どこを直せば50点、70点になるのか」という説明できる反省を徹底していきます。

  12. 30点に対し評価をしていても何も変わらない。
    自分にも30点がないか。同じ30点を繰り返してしまっていないか。
    それを70点にするのには?次自分はどう行動すればいいのか。ここまで落とし込む必要があると痛感しました。
    チームだからこそミスも日々共有できる場があるし、自分から情報をとりにも行けます。
    何事も自分に置き換え、自分からどう改善していくべきか。今ある場をどう活用していくか。まずは自分主導で考え行動で落とし込みチームで動いていくを繰り返し行っていきます。

  13. 他人の30点を見たときにすべきことは、自分の中にも似た構造のミスがないか?と探すこと。イベントLPレビューなどで指摘をいただいた際など、感情的な反省で終わらせることなく、要素をばらして考え「次はどこを変えれば50点になるか」「何を足せば70点になるか」という具体的な改善を必ずアウトプットします。

  14. 悪い結果が出る時は、上位レイヤーを見ていない⇒中間レイヤーを押さえられていない⇒見切り発車して失敗のパターンが多いです。
    下層で作業していると、何のためにやっているかという目的設定が抜けがちです。
    そうなると、中間レイヤーで仕様や方針を押さえずに、類似事例や前回踏襲で進めてしまい、上位の目線でチェックされた際に、求められている品質を確保できていないことがよくあります。
    着手前にきちんと目的・仕様を押さえて、意図の説明をできるようにしておくことで、間違った商品を作らないようにします。

  15. おはようございます。
    当事者だと直面したときに焦ったり言い訳してしまったり主観での対応・振り返りになってしまうが、他人だと冷静に客観視多角的視点で物事の構造や流れを捉える事ができる。自分だったらどう対応するか、70点に足りないなた何の要素が足りないのか、構造で捉えて言語化し、自分の仕事に当てはめて具体的に改善につなげるところまでを習慣化します。

  16. 日報でも、ただできなかった手戻りがあった次は頑張るではなく、何が原因だったのか、何を変えれば改善できたのか構造まで言語化し、自分の課題として捉えることが重要です。
    他者の30点を見て終わるのではなく、自分も同じ構造的なミスをしていないかという視点を持ち、点ではなく構造で振り返り、自分の練習と経験として、次の同じ構造のミスを防止するために改善をします。
    因数分解することで、個人の反省だけでなくチーム共通の課題を見える化し、再現性のある改善フレームに変えていくことが中間レイヤーである自分たちの役割なので、まずは自分自身が30点を説明できる状態をつくり練習することで、改善と成長につなげていきます。

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