ビフォーアフター社長日記

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ラーニング・ピラミッドとエビングハウスの忘却曲線 10月7日 SHIPの朝礼


おはようございます。10月7日SHIPの朝礼を始めます。私は年々物忘れが激しくなっているのを実感しています(笑)。電車に乗るときは2つ以上荷物があってひとつを網棚に置くと半分以上の確率で取り忘れます。ですから今は多少ブサイクでも2つ以上膝の上か足の間に置くようになりました。性向を前提とした再発防止の仕組み化です(笑)。

私がセミナー等を依頼されたときに、自己紹介の次くらいに紹介するのがラーニング・ピラミッドです。これは出典そのものには疑惑がありますが、National Training Labolatory(アメリカ国立訓練研究所、NTL)に由来していると言われています。

ご覧になってわかるように学習の定着率は学習の仕方によって変わるということで、座学の講義は5%くらいしか定着しません。下にいくほどに定着率が上がっていきますが、お気づきの通り、能動的になるに従って、学習定着率は高くなります。最も高いのは「他の人に教える」で90%の定着率になっています。途中で「疑惑はありますが」と書いたのは、NTLの資料にはこんな数字は入っていないということのようです。しかし数字の正確性は別として感覚的には能動的な姿勢と学習効果が正相関するのは納得がいきます。

話は戻りますが、私はセミナーや研修会ではできるだけ隣の席の人などとの「グループ討論=ディスカッション」をセッティングします。自分で自分の考えをアウトプットすること、そのフィードバックを受けること、他の人の意見を聞くこと、他の人の意見にフィードバックすること、この交流はとても多く脳を刺激すると思います。

同様の理論にエビングハウスの忘却曲線があります。図は省略しますのでググってみてください。学習したときに、経過時間に従ってそれを学び直すのにどれくらいの時間が節約されるかという図表です。例えば1時間後は44%、一日後34%、6日後25%となっていますが、時間が経過するとともに学び直しにもそれなりに時間がかかるようになるということを表しています。

仕事に置き換えると、「顧客は問題を解決して欲しい 10月4日 SHIPの朝礼」の内容にも通じます。少しジャンルは違いますが即レス、即反応の対策と同じことです。

座学だけで済ますとたいがい忘れます。能動的な立場に少しでも身をおくことです。また時間が経つと学び直しに時間がかかります。要するに忘れます。即レス、即反応を身に着けることが最善の対策です。凡ミスは防げます。

明日からまた3連休です。今日をしっかりと締めて連休明けに備えてください。以上でSHIPの朝礼を終わります。


16 コメント

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  1. おはようございます!
    私は電車に傘をよく盗まれる(忘れる)ので、出来るだけ手すりにかけずに手に持つようにしています笑

    月曜日のシップインスタのコンサルタントの方とMTGを受けて、その週のうちに2回ほど、MTGで得た知識をお客様とのお打ち合わせで伝えることができました。
    さらに昨日はその知識を根拠に自分から商品のご提案をして、受注いただくことが出来ました。ラーニング・ピラミッドでいうと、90%以上の定着率と言える思います。

    ここまで定着させることができたのも、インプットしてからアウトプットするまでの時間を短くすることを意識できたからだと思います。
    毎週コンサルの方とのMTGは設置しているので、その週に得た知識は週内にアウトプットすることを目標にしていきます。

  2. 即レス、即反応を身に着けることが最善の対策です。凡ミスは防げます。

    特別なことでなく、日常からこれを習慣として取り入れていれば、何の苦も無く状況を好転できるようになります。
    仕事だけではなく、日常にこそ学びが多いので、自分も含めメンバーの成長を後押しできるような行動を自分自身から発信と実践をしていきます。

    • プラトー現象のほとんどは、スキルが中途半端な段階で
      相手のニーズに合わせる「即レス」感がなくなって
      自分のペースを優先させるようになることで起こるので
      レスや反応がにぶくなったところが注意点だと思います

  3. 人は学んだことをすぐに忘れる。
    だから、記憶に定着させるためにインプット→即アウトプット。
    即レスも原則は同じですね。

    フレッシュなうちにアウトプットし、現場で実施することで、気づきもあり修正を加え、定着すると共に自分の言葉として伝えられるようになる。

    アウトプットのスピード・質を高めるには、量稽古だと思うので、社長ブログのコメント・毎日のSNS投稿を続けて磨いていきます。

    • それはそれで3分くらいで行えばいいと思いますが
       
      アウトプットは現場向け
      お客様のお役立ちのために、踏み込みをする
      そのための準備をする、この行動を言い訳せずに行う

  4. おはようございます!
    本日もよろしくお願いいたします。

    私も、携帯を手放すと探したり、どこかに置いてきてしまうので、決まった場所に入れるようにしています(汗

    即レス・即対応の仕事の成果を上げる、に繋がるもうひとつのよいところに気づくことができました。
    私は、突発対応が苦手なので、どのように対策しようか日々模索しています。
    指示されたことはすぐに行う、を作業者として取り組むとミスしてしまう傾向にあるので、セルフチェックの時間も普段より多く費やしていまいます。
    即対応も、ひとつひとつの依頼を丁寧にミスなく、素早くこなしてお客様のご要望にお応えすることが目標です。

    • コツはあるでしょうが、ある程度スキルを身に着けてから理解できるようになる
      しくじりながらでも前を向いて習得していく時期だと思います
      自分の成長を楽しみに

  5. おはようございます。

    今週もお疲れ様でした。

    少し話は変わりますが「デキル人の法則」という本を読んでいます。その中にはラブキャットという単語があり、それは自分の無形資産を他の人へ教える事という事が書かれていました。

    記憶の定着のため人に教える。内容を理解してるからこそ、人に教えることができる。

    2日後には20%ほどしか記憶していないからこそ、即レス、即対応、即アウトプットを行い、自分の脳に定着させる。
    能動的な行動で記憶し、実践に落とし込んでいきます。

  6. おはようございます!
    内定者のインターンでやっていただくことを、
    説明したり質問に対して解決したりすることがありますが、
    それらを行うと改めて自分の知識として定着したり説明できないところが明らかになったりします。

    僕の感覚的にも、他の人に教えるということは言語化して整理してアウトプットするため、知識の定着に最も有効な手段だと感じます。

    座学で満足するのではなく能動的に実践していくようにします。

  7. WMMでは朝礼などの記事をその日のうちにお客さんに話してみることをすることがあります。これをやってみることでここ足りないなだったり、ここはうまく伝わるなどがあるのはもちろんですが、頭の中でこの話題になったらこの記事の内容をもとに話そうと
    といった形で少しずつ引き出しが蓄積されているのは実感できています。

    今度は自分の実体験などをチームなどに言語化して発信していくこと。
    体験だけでおさめず、教えるところまでもう一歩踏み出していきます。

    • 座学でわかったような気がしても
      全然説明できないことがほとんどだと思います
      機会は山ほどあるのだから、そこで
      教えるようになることで身につきます

  8. 人は忘れていく生き物なので、
    ①成功体験、失敗体験を自分でして学ぶ・再発を防ぐ
    ②上記を周りにも教え合うことでチームでもそれを定着させる

    日々の気づきを互いに教え合います

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