ビフォーアフター社長日記

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ナラティブを血肉に 5月8日 SHIPの朝礼

おはようございます。5月8日SHIPの朝礼を始めます。

最近、「ナラティブ」という言葉を耳にする機会が増えたと感じませんか。

日本では、2021年に本田哲也さんの『ナラティブカンパニー』が出版されたあたりから、ビジネスの現場でもこの言葉が広く使われるようになったように思います。同書では、世界の大企業の事例が数多く取り上げられていますが、私たちに身近な例として、味の素冷凍食品の冷凍餃子の話があります。

ある生活者が「冷凍餃子は手抜き」と投稿したことをきっかけに、味の素冷凍食品は「手抜きではなく、手間抜き」と応答しました。これは単なる言葉遊びではありません。料理をする人の負担、家族の食卓、忙しい日常、その中で冷凍食品が果たす役割を、生活者と一緒に意味づけし直した出来事でした。企業が一方的に広告を打つのではなく、生活者の声を起点に、商品に新しい意味を与えた。これがナラティブのわかりやすい事例です。

ナラティブとは何か

ナラティブとは、簡単にいえば、「人や会社が、どんな背景・想い・意味づけで行動しているのかを伝える物語」のことです。

ただの説明やストーリーとは少し違います。

たとえば、説明であれば、次のようになります。

株式会社シップは、住宅リフォーム会社・工務店をWebとAIで支援しています。

これは事業内容を正しく伝えています。

ストーリーであれば、次のようになります。

2001年に創業し、住宅リフォーム業界のWeb活用を支援してきました。

これは、会社の歩みを伝えています。

では、ナラティブになるとどうなるか。

人口減少、人手不足、情報格差が進む中で、地域の住宅リフォーム会社が選ばれ続けるためには、WebとAIを活用して、自社の価値を正しく伝え、顧客と社員の両方を支える仕組みが必要になる。シップは、その未来を一緒につくる会社である。

このように、ナラティブには、背景、問題意識、価値観、そして未来への方向性が入ります。

商品説明ではなく、意味の共有

ビジネスにおけるナラティブは、単なる宣伝文句ではありません。

「なぜこの事業をやっているのか」
「社会や顧客にとって、どんな意味があるのか」
「自分たちはどんな未来をつくろうとしているのか」

これらを共有するための考え方です。

つまり、ナラティブとは、商品説明ではなく、意味の共有です。

AI活用にもナラティブを

全体会議でも、AIを活用した生産性向上がテーマとして上がっていました。AIを使ってデザインのモックアップを作るとき、あるいは文章や提案のたたき台を作るとき、出てきたアウトプットがどこか単調で、表面的だと感じることがあると思います。

そのときは、表したい内容に加えて、「ナラティブに」と指示してみてください。

単にきれいにまとめるのではなく、その背景にある課題、誰のためのものなのか、どんな未来につながるのかまで含めて考えさせる。そうすることで、AIの出力は少し変わります。良いことが起こるかもしれません。

ナラティブを血肉にする

「ナラティブ」は、制作、営業、サポート、管理、どの部門にも関係する概念です。私たちが提供しているのは、単なるWebやAIの機能ではありません。お客様が選ばれ続ける理由をつくり、その意味を社会に伝える支援です。

だからこそ、ナラティブを言葉として知るだけでなく、日々の仕事の中で血肉にしていきましょう。

以上で朝礼を終わります。

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4 コメント

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  1. 「ナラティブを血肉にする」=“知っている”から“使える”に変える。

    自分たちが届けているのはWeb制作やAIの導入そのものではなく、地域の企業が選ばれ続ける理由をつくり、社会に伝わる形にすること(基本価値の言語化・視覚化とWEBによる拡張)——この軸を毎日の判断基準にしていきます。

    今日から、提案・制作・サポートのアウトプットを出す前に「これは意味の共有になっているか?」を一回問い直す運用を入れてみます。

  2. SHIPの存在意義に近いものかと思います。

    なぜSHIPが必要なのか、誰のために存在しているのか
    どんな未来をつくろうとしているのか

    常に自分たちが意識していくことで違いが作れてくる
    ココを理解していきます

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