ビフォーアフター社長日記

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ストック活用(データと改善)2月2日 SHIPの朝礼


おはようございます。2月2日SHIPの朝礼を始めます。ストック活用について4日目です。当社の強みは同じ目的で、重なりの多い広告キャンペーン企画を数多く請け負って同時に実施していて、その結果のデータを所持していること、つまりは比較して分析・解析できる立場にあるということです。


住宅リフォーム・リノベ業は請負建築業なので商圏が限られるという特性とネットの広告配信予算にはまだ腰が引けている事業者が多いという事情があり、物販のECの解析とは勝手が少し違っています。

直近3ヶ月間の月平均で、x軸をCV数、y軸を配信額、xyの交点にCPAを入れた図表になっています。近似曲線はおじぎする形になり、どこまでもCVを伸ばせるわけではないのが示唆されています。
ざっくりみていくと、CPA2万円を下回るゾーンと上回るゾーンがあります。配信費用5万円くらいがその分かれ目になっています。月間2万円のキャンペーン企画だと、仮にCPC200円だと100クリック/月、日で割り戻すと3回強のクリックになりますから、毎日すぐに非表示になっている可能性が高く、気になってまたチャックしたいというエンドユーザーの連続した動作に対応できません。結果CPAは相対的に高くならざるをえません。
配信費用5万から10万円でもCPAは2.3万円から1.1万円までのばらつきがあります。違いは下記5つくらいでほぼ説明はつきます。
1)媒体が何か 検索広告・ディスプレイ広告・SNS広告
2)クリエィティブ 需要喚起しているか
3)サイトフロー ランディングした媒体のフロー設計
4)基本価値反映 認知されいるものと重なり、リアル販促の有無、商圏人口 
5)他メディア(Youtube、インスタ等 認知拡張の有無)
 
同じ要素で結果に差があることもよく発生します。良い結果の出ているモデルと当該サイトの違いを、要素を比較して、お客様に説明および改善提案することで、納得行く現状把握から前向きな販促改善に向かっていけます。
 
若い人が多いので、数年前を思い出してください。大学入試の実力判定のために東進ハイスクールや河合塾の模試を受けたと思います。相対的な自分のポジション、評価を知るためです。学校の試験でも点数は出てきて学内のポジションはわかりますが、全体ではどうなっているかわかりません。当社の強みは東進ハイスクールの機能があることです。

いつからシップを活用しますか?
今でしょ!

以上で朝礼を終わります。


17 コメント

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  1. おはようございます!
    配信費とCPAの相関グラフ、
    すごく興味深いと思いました。
    複数の要素が組み合わさり結果に作用するということがわかっているというシップのデータは、今後さらにストック化が進めば、ただの会社の一意見から、「公式データ」のように扱えると感じました。

    ユーザー同士の情報交換の時に「〇〇模試でA判定だった!」のように「シップのデータでA判定だった」「凄い、どうやってやったの?教えてよ」というようなやり取りが生まれてくるなど、データ自体がユーザー間で共通言語化すると良いのかなと感じました。
    WSPとして、まずはデータを元にWEB領域でできることの拡張にトライしていきます!

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    大学受験の際は、学年で順位が上がっても、全国模試では差ほど変わっていなかったなと、思い返しました。
    全国模試での結果は、数学の〇〇の分野が他の比べて低いな、高いな、、など、数学の中でもさらに掘り下げた結果まで出ていたと思います。
    シップでは、リフォーム会社のストック数が他と比べて多い、と言う強みを活かして、さらに掘り下げて問題を提示できるのかと感じました。
    お客様の強みや問題を知るにも、まずはストックをインプットして、サイトの需要を言語化して活用していきたいです。

  3. おはようございます!
    少額でのWEB広告というのが業界的特徴かと思いますが、配信費用があまりに低いと効果を最大化できないと感じました。
    それ以外の違いに関してはデータをしっかりと取って結果を比較していかなければいけないと思います。

    違いを生み出す5つの要素を含めたデータを整理して分析というのは広告以外のチャネルでも要素は変わると思いますが整理が必要なところだと思うので、自分が取り組んでいることを分解して考えてみるようにします。

  4. 納得行く現状把握から前向きな販促改善に向かっていけます

    納得がいく。という部分がとても重要で、専門家のマウントから何の根拠もない適当なアドバイスをするという現状もあると思います。シップではない他の企業でも。
    アドバイスを受ける側からすると「専門家が言うならそうだろう」という認識になりますが、パートナーを標榜しているので、そうならないよう、根拠のあるサポートができるように仕組みを作ります。

    • データによる現状把握と
      データに基づいたモデルとのギャップを埋めるという共通認識とアクション提案
      ストックの活用でお客様に喜んでもらう仕組みを作りましょう

  5. おはようございます。

    他職業では広告に何百万もかけるところもあればシップのお客様のように少額で広告を配信する会社もあるかと思います。予算が上がれば表示回数やCVもそれなりに上がりますが、要因によってはばらつきが見られます。この部分を言語化できればお客様が納得のいく説明が出来るかと思います。

    年始のイベント広告で反響が出ていない会社と出ている会社予算が低くても反響がでた会社などあったので自分なりに構造分解して比較してみます。

    • 施策と結果
      施策の要因に共通性が多く、結果の相違が大きい場合
      「何が相違の要因なのか?」
      ここに興味を持って掘り下げていくことを習慣化すれば
      次の施策の改善につながります
      その連続です

  6. 先週・今週のWMMを通じても、これまでのアプローチは「感想」の域を出ず、分析(比較)になっていない。
    前者に価値はなく、後者に価値があることを痛感しています。

    そもそもの商品理解に誤りがある・もしくは浅い点とセットで
    定義された商品価値に基づいて分析で話せるようにしていきます。

  7. 強みが活かせると楽しくなると思います。
    他社にないことを活かしてSHIPに価値を感じてもらう。
    業界20年の蓄積があるからこそだと思います。
    模試でもどの分野が足りなくて、どこが他よりも良いのか
    この辺がわかることで納得して次の対策が取れるので
    シンプルにそれを案内できれば楽しく精神的にもよいと思います。
    そのためにインデックス数×セッション
    毎日進捗をさせていきます。

  8. 基準に沿って数字分布から良い悪いのそれぞれの会社を見て
    営業・販促活動の違いや、強みの反映等、比べていく事で改善もどうするかなどが決まっていくと思います。

    各社の強み⇔データ比較(ストック活用)をしていき、ユーザーへのお役立ちが進むようにしていく。

  9. 全体の中で自分が今どんな状況にいるのか説明ができるという考え方は、営業のスペシャリストの方が書いた本で書かれていた、「営業とは診断ができる医師のようなもの」に通じる部分があると感じました。

    業務に復帰したてですので、再度考え方を思い出しつつアップデートしていきます。

    • 復職良かったですね
       
      朝礼ブログコメントですが、
      「朝礼」という性質と
      朝のルーチンの中で
      読むのに5分、コメントに5分
      隙間に組み込むことを薦めています
       
      コメント返信は午前10時までのものしか返信しませんので
      そういうものだと理解しておいてください

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