ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

やっと動き出した 9月1日 SHIPの朝礼


おはようございます。9月1日SHIPの朝礼を始めます。
今日から月が替わって9月、第3四半期の締めの月になりました。昨日は月末恒例の全体会議に全員参加いただいていると思いますが、やっと長年課題のフレーム化が実働し始めたことを皆さんと共有しました。実際先月半ばから関連する現場が変わりつつありますが、今月は目に見える成果として表れてくると思います。しかし同時に認識しないといけないのは、この解決の方向性は2014年の創業記念式典で示されていたという事実です。とても長い時間がかかりました。過ぎた時間は還って来ませんので、この突破口をきっかけにこれから全部門で今期方針のフレーム化をいっそう進めていただきます。マネージャーの皆さん、お願いします。

また昨日の全体会議で長年繰り返される凡ミスの報告もありました。凡ミスが繰り返されるのは、システムエラーですが、システムの綻びは日々のちょっとしたミスの放置にあります。町のはずれで不法投棄のゴミの山を見かけたことがあると思いますが、最初は小さなゴミを、誰かが捨てたのがそのままになっていたことがきっかけになって、その風景に次第に人は慣れて、その場所はゴミを捨ててもいい場所になっていき、急激にゴミの山ができます。アメリカの犯罪学者ジョージ・ケリングは「建物の窓が壊れているのを放置すると、誰も注意を払っていないという象徴になり、やがて他の窓もまもなく全て壊される」という「割れ窓理論」で説明しています。少し長いですが、Wikipediaから引用します。

割れ窓理論とは次のような説である。

治安が悪化するまでには次のような経過をたどる。

建物の窓が壊れているのを放置すると、それが「誰も当該地域に対し関心を払っていない」というサインとなり、犯罪を起こしやすい環境を作り出す。
ゴミのポイ捨てなどの軽犯罪が起きるようになる。
住民のモラルが低下して、地域の振興、安全確保に協力しなくなる。それがさらに環境を悪化させる。
凶悪犯罪を含めた犯罪が多発するようになる。
したがって、治安を回復させるには、
・一見無害であったり、軽微な秩序違反行為でも取り締まる(ごみはきちんと分類して捨てるなど)。
・警察職員による徒歩パトロールや交通違反の取り締まりを強化する。
・地域社会は警察職員に協力し、秩序の維持に努力する。などを行えばよい。

ゴミの山も割れた窓ガラスの建物も望む人はいないと思います。ゴミが放棄されていたら回収して正規の場に移動させその場をきれいにして、ゴミ廃棄禁止など看板を設置したり、割れた窓を見つけたら即刻修繕を手配する。それがいいですよね。声がけ、実働することです。

フレーム化の方針も、今でなくてもいい、自分でなくてもいい、と割れ窓を放置する流れを私が即座に修正しなかった結果、窓の補修にとりかかるのに長い時間がかかりました。もったいない。申し訳ないです。

世界一のDerukuiになって、お客様と社会の向上に貢献します

Derukuiとは躊躇なく問題解決に動く人です。ゴミを見つけたら即片付け、割れた窓は即補修すれば、そのリターンは自分に還ってきます。動き出した良い流れを全員で力いっぱい推し進めていきましょう。

以上で朝礼を終わります。


18 コメント

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  1. おはようございます。
    今月も宜しくお願いいたします。

    >>>ゴミを見つけたら即片付け、割れた窓は即補修する

    小さな問題や改善できることを振り返り、解決法や改善法などを考えることを見て見ぬふりをせず、毎日繰り返すことが、自分やチームや全体に影響していくことだと感じました。

    身の回りのことでも、見えない部分はあると感じるので、先輩方や同期に評価していただける機会を大切にしていきたいです。

    • ゴミを作業に置き換えると
      「決めたことをやらない」
      があると思います
      「決めたことをやらない」が放置されると
      「決めてもやらない」のが普通になるので、崩壊まっしぐらです

      そんなことを見つけたら、声を出してみてください

  2. おはようございます。

    昨日のブログでもありましたが、「最後までお客様の問題解決に伴走する人」。
    問題を解決する人、改善できる人は最強だと思います。

    大学の評価でも授業に対して「問題を見つけ解決する事ができた」という評価がありました。これまではあまり深く考えずに評価していましたが、今となってはとても重要な事だと感じています。

    お客様の問題解決をすることでシップにリターンが返ってくる。チームでも同じ事が言えるかと思います。お客様だけでなく、同期やチーム、部署の問題解決にも努めていきます。

  3. 世界一のDerukuiになって、お客様と社会の向上に貢献します

    実働レベルで行動を一緒にすることで動き出しました。
    長年かかったのは、方針理解やカルチャーでのコミュニケーションをマネージャーがさぼったからです。何も見ずに自分の考えで行動した結果。多くの時間を使いましたが、こつこつとやるしか成長の芽はないので、継続したコミュニケーションと実働を推進します。

    • もったいない数年間
       
      ガラスにヒビが入ったままにしない 
      修理方法がわからなければ聞けばいいし、
      早くToDoレベルにして、Doneにすればいい
      新しい課題が見えてきて前進する

  4. おはようございます!
    今月もよろしくお願いいたします。

    小さなもやもやが積み重なると、不安な気持ちも増してしまうと思うので、
    始まった時点でスピード解決するという意識を常に持っておく必要があると思いました。
    「やらなきゃね~」と言われる(緊急でない×重要)になっている問題こそ
    自分から声を上げて進めていくことも、新人のうちから癖づけていきたい習慣だと感じています!

  5. おはようございます!

    入社して5か月が経ちましたが、方針理解やカルチャーは自分自身に定着してきており、ここは新人の強みなのではないかと感じています。
    行動に対して振り返り、フィードバックをもらい、改善に向かうことのできる環境なので定着して来たのだと思います。

    一度方針・カルチャーが定着したら、その後入社してくる方々に対しての定着は早くなるので、継続しながらアップデートを続けていきます。

    • 畳の上の水泳の練習も大事だし
      水に入って実際に水泳すると畳の上とは違うしミスをする

      実際にお客様対応して、ミスをしたらそれを放置せずに二度とミスをしないようにする
      この根気の要る繰り返しの裏付けが理念です

  6. >「決めたことをやらない」が放置されると
    >「決めてもやらない」のが普通になる

    やらない言い訳ばかり上手くなり
    「決めてもやらない」あるいは「すぐやめる」が
    今営業部の悪いカルチャーになっていると思います。

    お客様でも、コツコツ行動を継続された会社様が成果を生んでいらっしゃいます。

    DERUKUIとして胸を張って伴走できるように
    言い訳をやめて行動し続けます。

  7. 以前就活生からデルクイとはどんな人?という質問に対して、「落ちているゴミをさっと拾えるような人」と社長が仰られていたことを思い出しました。

    起きたことの背景にはいくつかの原因はありますが、小さな綻びが修正されずに大きな顧客信頼の失墜につながっていることがほとんどだと思います。

    まずは現場でともに仕事を行う仲間が気づけることが理想と思うので、自分の業務や心に余裕を持ち、メンバーが行っている仕事に+5%でも気づきができる仕組みを作って、常に良い循環が起こる連携を作っていきます。

  8. 窓割れ理論と空き家の放置の話を大学時代にゼミで行っていたことを思い出しました。
    小さな綻びがその地域の治安までを悪化させる。悪い影響は広がるのが早いです。
    いい影響は、発信し続けることでまわりを巻き込んで変わっていくと思います。
    質も重要ではありますが、ちょっとずつ良い方向に行けるようまずは行動していきます。

  9. 制作の仕様、
    WMMのミーティング仕様など
    進んだことは止めないように
    活用しながらアップデートしていくための現場共有を進めます。
    自部門でやるべきフレーム化は
    何度も話題に出して声かけながら進めます。

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