ビフォーアフター社長日記

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良いダメ出し、悪いダメ出し 8月16日 SHIPの朝礼


おはようございます。8月16日SHIPの朝礼を始めます。

台風が紀伊半島から上陸して近畿地方を中心に被害をもたらしています。被災された方々には心よりお見舞い申し上げます。

さてタイトルですが良いダメ出しとか悪いダメ出しってあるんだろうかと思われる人もいると思います。ダメ出しは誰が誰かに行うものですから、この人間関係にゆらぎが起こります。そのため、ダメ出し自体を避けて平穏第一を優先する組織もありますが多くの場合規律は保てず、結果は出ないまま、平穏を目的化して下降の一途をたどることになります。ダメ出しをすればいいというものでもなく、パワハラが蔓延し、チームが弱体化することになります。

良いダメ出しには、先にルールが共有されている必要があります。高速道路で標識が時速100kmと出ていたら、時速120kmを出したら、交通違反で罰金を払うことになります。仕事の場合のルールは時速100kmのようなわかりやすいものばかりではないので、ルールの上位にある考え方・価値観が共有化されている必要があります。そのうえでされダメ出しは良いダメ出しです。ダメ出しを通じて考え方やルールに対する理解も深まります。

もうひとつ付け加えると、ダメ出しは「即」であることが何より重要です。人は何らかの選択をするときにそれが正しいか間違っているを気にしますが、気にしている間にダメ出しすることで判断に対する基準が修正されやすくなります。一方判断から一定の時間が経つとそれは「正しい」に分類されてしまうので、あとからダメ出しされてもて受け入れるのがとてもハードルが高くなります。

強いチームは現場で仲間内でダメ出しをしあいます。それは「お客様や仲間にもっと喜んでもらう」ことが共通に目的化されていて、それに基づく考え方や現場ルールがあるからこそ、ダメ出しが前向きのエネルギーになります。良いダメ出しを身に着けていきましょう。

以上、朝礼を終わります。


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