ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

「どーせ無理」をなくしたい 2021年1月10日 SHIPの朝礼(休日版)


2014年09月6日にYoutubeにアップロードされて今日現在役587万回再生されている植松電機植松社長のTEDプレゼン「思うは招く」をSHIP年頭方針発表会の中でオンラインで紹介しましたところ、想定した以上に社員の皆さんに響いて良かったと思ったと同時に自分との伝える力の差をあらためて考える機会になりました。

思うは招く 講演抜粋

1)植松さんが子供の頃、アポロの月着陸を見たじいちゃんがとても喜んで「お前も月に行けるぞ」と興奮していたのをみて本屋で飛行機ロケットの本を求めるとまたそれを褒めてくれた。中学生になった頃には夢は飛行機やロケットの仕事をすることになっていた。
2)中学校の先生に言われたのは「夢みたいなことを言ってないでテスト勉強をしろ、お前なんかにできるわけがない」
3)人間が生きていくうえで大切なのはできなかったことができるようになることではないか
4)でも現実社会では「どーせ無理」と人の可能性を奪う言葉をやったこともない人が当たり前のように言う。「どーせ無理」をなくせば、いじめや暴力や戦争がなくなる。
5)世界を良くするためには、やったことがないことをやりたがる人、あきらめない人、くふうする人を増やすこと。できない理由を探すことではなく、できる理由を考えること。
6)夢が叶う言葉「だったらこうしてみたらで夢はかなう」、この言葉を世界中で流行らせていきたい。

会社経営の目的・仕事の目的

世界からいじめや暴力や戦争をなくせればいいと考えていて、そのためには「どーせ無理」をなくすこととその代わりに「だったらこうしてみたらで夢はかなう」を流行らせていくことで、その手段として一般には「どーせ無理」に思えるロケットの会社の経営をしている。ですから講演があたかも崇高な布教のようです。
私はシップのミッションを「世界一のDERUKUIになって、お客様と社会の向上に貢献します」と定めました。DERUKUIは「出る杭は打たれる」由来で「躊躇なく問題解決にアクションする人」の意味ですが、反対語は「どーせ無理」で問題を放置することです。問題は四六時中発生しますが「問題解決」にプログラムされていることで、問題は解決に近づき関係者は安堵し、システムはアップデートされみんなが幸せになります。その反対は誰か他人に責任の所在を探してヒューマンエラー化することで、「いじめや暴力のような状態」にすることです。誰も幸せになりません。

だったらこうしてみたら の問題解決

人は失敗することを怖れているので最初から「どーせ無理」で防衛しています。打てないだろうと思ってバッターボックスに入ってもヒットはおろかボールをバットの芯でとらえることはできません。最初から負け決定です。しかし打席で「だったらこうしてみたら」で試すとそれが凡打であっても空振りであっても失敗ではありません。意図と結果を言語化することで貴重な「データ」になります。
2022年度事業計画には、前年までの問題に向き合って、そこに「だったらこうしてみたら」と解決の挑戦をしていきましょう。


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