ビフォーアフター社長日記

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成長へのヒント 6月25日 SHIPの朝礼

タイトル:成長へのヒント~ヴィクトール・フランクル氏の過酷な体験から学ぶ~

おはようございます。6月25日 SHIPの朝礼を始めます。


キャリアを重ねる中で、ふと成長が止まったように感じたり、次に進むべき道が見えなくなったりすることはないでしょうか。スキルは一通り身につけたはずなのに、情熱が湧いてこない――そんな「停滞の壁」を突破するカギは、問いの「主語」を変えることにあります。

絶望の淵から生まれた、人生の真理

精神科医 ヴィクトール・フランクル。第二次世界大戦中、ナチスの強制収容所で家族や財産、尊厳までも奪われた彼は、極限状態で人間の精神に関する根源的な真理を掴みました。

我々が人生の意味を問うのではなく、人生が我々に問いを発しているのである。したがって、人間は問い掛けられているものとして、自分を考えなければならない。

人生に「意味をくれ」と要求するのではなく、人生からの問いに自らの生き方で応答する――この発想の転換こそが、生きる意味と力を与えるとフランクルは身をもって示しました。

「私」を主語にする成長の限界

社会に出たばかりの頃、私たちはまず「私」を主語に考えます。

  • 私がこのスキルを身につけたい
  • 私がこのプロジェクトで認められたい
  • 私がもっと成長したい

この動機づけがなければ自立は難しい一方、一定の経験を積むと「私」が成長の足かせになることがあります。
は次に何をしたい?」と自問しても答えが見つからず、堂々巡りに陥るのです。

主語を「人生」に置き換えたときに見える景色

ここで、フランクルの転換を試してみましょう。主語を「」から「人生・社会・チーム・お客様」へ置き換えると――

Before(私を主語に) After(外側を主語に)
私は次に何をすべきか? このチームは今、私に何を求めているのか?
どうすれば私の評価は上がるだろうか? 目の前のお客様の問題に、私はどう貢献できるだろうか?
私のキャリアプランはどうあるべきか? この変化の激しい時代は、私にどんな役割を果たすよう問いかけているのか?

主語を変えた瞬間、視線は内側から外側へ向き、解くべき課題や貢献すべきフィールドがくっきりと浮かび上がります。
自分の評価のためではなく、周囲からの問いに応答するために働く――そのとき仕事は単なる作業から意味あるミッションへと変わるのです。

もし今、成長の踊り場にいると感じているなら、一度「」という主語を手放してみてください。そして静かに耳を澄ませましょう。
周囲の世界や人生そのものが、あなたに何を問いかけているのか――その声に応答しようと決めた瞬間、新しい道が必ず拓けていきます。


以上で朝礼を終わります。

12 コメント

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  1. おはようございます

    主語を変えることが成長につながる

    自分軸→社会軸

    今回のヴィクトール・フランクルさんの主語の転換。
    社会に目を向けて、目標に意味づけをすること。
    これがmotivationになり、結果実行継続することで成長する。

    営業・サポートとしては
    N×R=CVというシンプルなゴール設定をして、CVの最大化をすること。
    共同プロジェクトを実施するパートナーとしてデジタル・アナログ販促の最適バランスを探り、試行錯誤していくことでお客様に喜んでいただく。
    この目標をもってお客様、チームでの実行をします。

    • にわとりが先か卵が先かですが、発想の転換(or目線の高さ)と成長は対の因果になっている
      話し合って話し合って変えていくことだと思います

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    成長に対しての矢印が自分に向いてしまうと、何のためにがんばるのか、達成感も感じにくい、目線も下がってしまう。
    お客様の問題解決により貢献し、喜んでいただくために、自分には何ができるのか、逆に今の問題は何か、それを解決するために何をすべきか。また、基本方針やチーム方針を押さえた取り組みから、自分の立場でなにができるかなど、矢印を変えるだけで視野が広がったり、達成した際よりやりがいを感じられるため、常に矢印はお客様やチームに向け、成長できるように努めます。

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いします。

    シップはどんな会社で、チームはその中でどんな役割を担っているのか。この中に自分がいて、基本方針やチーム方針が目指すべき場所を指し示してくれます。

    「自分が」を主語にするのではなく、「チームの役割として、シップとして」に置き換えることで、方針に沿った仕事ができるようになるかと思います。なりたい姿へのステップの中で、そこを見落としがちだったので、主語を置き換えて成長に繋げます。

  4. お客様にとって今やっていること、今後やっていきたいことを原理原則踏まえて足並みそろえて一緒に進んでくれるパートナーがいること。
    地域にとっては信頼ができて、自分の価値観や求めていることに対してしっかりとした解決策を提供してくれる会社がわかること。
    AIが検索をフォローし、良い会社を提案してくれるようになった中で、自社のテーマや価値観、サービス、伝えたいこと。こういったことを僕たちは理解し、どう地域に届けていくか。思い付きではなく原理原則でチームシップで提供できるようにしていくことが僕の役割だと理解してチャレンジしていきます

  5. 目線上げて、主語を私から先輩、お客様、チームに変換すること意識変換が必要。
    主語が自分だと、燃え尽きることがあり得え、情熱がスキルについてこない。

    お客様の問題解決のために、自分は、先輩シップチームにどう貢献できるか?
    そのために、どのようことをするべきかを頭に入れます。
    今は、スキル足りていないので、そこを上げることをしながら、自分はチームのために何ができるか、目線上げて日々業務を遂行します。

  6. おはようございます。

    今月末の全体会議で、「シップの一員としてどのように成長できたか」について発表させていただく予定ですが、「研修報告」から抜け出せず、どう考えたらよいか悩み続けていました。
    しかし今日、原因は「私個人としての視点」から抜け出せず、「シップの一員として」という視点に切り替えられていなかったことにあると気づきました。
    今日からは、主語を「シップの一員である私」で捉え直し、考えていきます。

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