ビフォーアフター社長日記

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社歌、永年勤続表彰、経営理念アップデート 4月3日 SHIPの朝礼


おはようございます。4月3日SHIPの朝礼を始めます。

入社式の「社歌」場面のほんの最初のところです。

大元は下記

歌とか音楽とか紅白幕の背景とか、伝承にはそういう舞台が大事なのだと思います。2024年4月1日に節目を迎えた4名の新人には、誰が何を話したとかいうことはすべて忘れても、あのときの五感で感じた雰囲気、空気、音や声と自分自身の緊張感を一緒にして思い出にしまいこまれるのだと思います。

昨日は永年勤続表彰で感謝をお伝えさせていただきました。

10年勤続の林千明さん、いっそう頼もしい存在になりました。
20年勤続の湯沢将志さん、実際は役員として区切りをつけていますが、お祝いはお祝いです。
会社というのはバーチャルな存在で、現実は「人」であり「人と人の関係」です。10年20年と時間をかけて紡いできた人の縁に感謝です。

また春の社長講話では、時代の変化を背景として、経営理念のアップデートについは途中経過を報告させていただきました。話していないことも含めて以下に趣旨を掲載しておきます。

Purpose
住みよい未来を創り出す

このままでは日本の住宅は「住みにくく」なる
・高齢者世帯が増え
・可処分所得は減り
・建築事業者人口は減り
・中でも現場を担う職人が減る
・一部の高いニーズのある高額所得者は増えるが対応できる業者がみつからない
・相変わらずチラシなど紙でCO2をまきちらす宣伝方法
・いうまでもなく空き家は増加する

SHIPのビジネスモデルは
十分な建築事業者のサービス供給力を前提とした
買い手市場で選ばれることを課題にした
顧客企業の長所(基本価値)を拡張(デフォルメ)する
マーケティング支援であるが
供給力不足でこの前提そのものが次の10年で変わっていく
つまり課題が変わっていく

・高齢者世帯が増えるのに伴い、この世帯にマッチするリフォームサービスを提供する必要がある
・職人は成り手不足で減っていくが、理由は所得が低いからだが、高い所得を得られる戦略が必要だ
・求人難はますます顕著になるが、建築事業者は生産性を上げ賃金を上げる作戦が必要だ
・高い品質の住環境のニーズのある高所得者はいるが、対応できる事業者を供給する必要がある
・既存住宅の断熱や耐震など性能をあげ、温暖化対策や災害対策の優先度をあげる意識改革を行う必要がある
 
上記のような社会課題を解決するビジネスモデルを建築業の未来の選択肢として提示、普及させること
上記のような社会課題解決に取り組む建築事業者の市場認知とブランド力を上げること
結果として社会課題解決に取り組む建築事業者に人が集まり、次第に業界が変わっていくこと

シップと顧客の関係は、顧客を勝たせることである
今までは、基本価値拡張による差別化、競争力強化であった
これからはそれに加えて、住宅産業の社会課題解決の役割を担うことでのポジショニングの変化による競争力強化になっていく

シップは顧客企業1社1社と未来を共創する信頼関係を築き、
その集合は住宅産業の社会課題解決のプラットフォームとして機能する
そのようにして「住みよい未来」を事業者と共創する
 
いかがでしょうか? これから10年、時代は大きく変わります。

以上で朝礼を終わります。


18 コメント

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  1. おはようございます。
    本日もよろしくお願い致します。
    直近までは社会問題の解決につながっていくイメージを持つことが出来ていませんでした。
    自分たちの仕事が何につながっているのか、
    視座を上げて見えてくる課題を解決するために何をしていくべきなのか、目標が明確になると楽しく前に進んでいけると思います。
    お客様をみて想定をして、実際に話して課題を明確にして解決へと一緒に進んでいく、
    練習と実践と改善を繰り返していきます。

    • >直近までは社会問題の解決につながっていくイメージを持つことが出来ていませんでした。

      「点」で考えないで、いままでの流れで考える

      マーケの最重要ポイントは差別化で、かつ市場に受け入れられる差別化、
      このことはずっと言ってきた

      スタバが紙ストローを提供しているのは何故か?
      そのあたりと一緒にして情報を取り入れること

  2. 住みよい未来を創り出す

    丸20年経ちました。
    出会ったときに感じたワクワクを今でも継続して持ち続けています。
    これも小松社長や社員、シップを通じて出会ったお客様や関連会社の皆様。
    そのご縁を通じて知った、地域の問題や成功事例、いい会社。
    実際に試行錯誤して今でも続いている問題解決の枠組みもありますが、チャレンジして終わってりまったプロジェクトもありました。
    いつでも、「本質は何か?どうやったらもっと良くなるか?顧客のわぁ、うれしい、ありがとうのためには?」ということを考え続け、行動してきました。

    結果として、シップを通じて様々な支援をさせていただくことができましたが、未来はまだまだ子供たちが輝いて暮らすための良い状態にはなっていません。
    今つながっている顧客、その先にいる出会っていない問題解決ができるスキルを持つ企業や人。それぞれを同じ目的でつなぎ、地域の社会問題を解決してよいつながりの中で住みよい状態を維持、その先を創っていくことをこれからも未来を見てやっていきます。

    • 社会や会社を変えることはできない
      しかし未来の選択肢を示して、それを採用してもらったら
      実行するサポートはできる
      その積み重ねで未来は変わっていく

      ともに未来を創っていきましょう

  3. 社会問題に対してアプローチしていく。
    お客様とそれを行なっていく。
    ただ問題に取り組んでいる企業です。ではなく、お客様、その先のエンドユーザーさんにメリットがあり、結果的に全員の問題が解決されていく。こんなイメージをもって進んでいきたいと思います。

    • マーケは「違い」が命なので、未来にどんな「違い」を描き出すか選択肢を提示し
      A:現状の延長
      B:どっかの儲かっている会社のマネ
      C:社会課題を解決する

      その俯瞰的な誘導だとCを選択することが多くなる
      ここがわくわくの源泉になっている

  4. おはようございます。本日もよろしくお願いします。
    今年は昨年より1つ上の段階へと目標を新たに、チームで邁進していることを研修から学びました。それはSHIPが携わる業界も同じこと。さらなる目標は顧客の強みによる差別化を通して、建築業界全体をより良いものにすること。
    今日も新しいことを学び、課題解決に貢献できるよう努力したいと思います。

    • 1週目は、大量のインプットです
      AI同様、情報が一定の量を満たさないと機能しないので
      まずは基礎学習にしっかりと取り組みましょう

  5. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    リフォームをすることで、エンドユーザー様の住まいの解決だけでなく、その先の社会問題解決まで考える事で、今まで気が付けなかった部分や、自分が貢献できる役割がわかり始めました。
    目線の高いお客様に合わせる事で、お打ち合わせ内容やディレクターの言う理解度も高くなり、よりよいWEBサイト制作ができるようになると感じます。
    プロとして、提供する商品やサービスの理解やそれが結果どのように問題解決をするのかまで考えられるよう知識も蓄えていきます。

    • スタバが紙ストローを提供しているのも社会課題に対応しない企業は生き残れないからですが
      自分が日常で目にする様々な小さい変化の背景を考えるとその考え方は仕事にも活かせます

  6. おはようございます。シップの役割は顧客を勝たせる、社会課題解決を担うということで、開発部門に配属される私は、新進気鋭のAI技術をいかにして住宅業界に取り入れることができるかを考えるべきと思いました。
    一方で、本質は問題を解決することにあると思い、手段が目的化しないように努めるべきとも考えました。
    そのためには、シップの種々のカルチャーを理解し、自然に実践することが必要で、そうした姿勢が未来を協創する信頼関係の醸成につながると感じました。

    • 1週目は、大量のインプットです
      AI同様、情報が一定の量を満たさないと機能しないので
      まずは基礎学習にしっかりと取り組みましょう

  7. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    昨日の研修で去年は「お客様の問題解決」今年は「その問題解決を通して住に関わる問題を解決する」という目標があることを教えていただきました。また、私自身大学自体に建築について学んでいたので、建築業界の課題については知っておりました。私はまだ研修中ですが、実際に仕事を任せてもらえるようになった際は、お客様の問題解決を通して住宅産業の社会課題解決をするという考えて仕事をしていきたいと思います。

    • 1週目は、大量のインプットです
      最年少ですので、ちょっと頑張ってインプットを一定の量を満たしましょう
      まずは基礎学習にしっかりと取り組んでください

  8. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。
    シップの役割は今後の未来の「住」のために、住みにくい未来を作らないために建築業をさまざまな角度から支援、アプローチしていくことだと、再認することができました。お客様であったり、お客様のお客様に喜んでいただけるために、10年間で変わってくる課題に柔軟に対応したいと考えます。

    • 1週目は、大量のインプットです
      今日はWeb広告を学びます
      情報が一定の量を満たし、言葉を理解するよう
      まずは基礎学習にしっかりと取り組んでください

  9. 業界の課題については何度も見たり、言葉にしたりしてきましたが、
    「大枠の構造が以前から変化していく」という視点で
    把握できていなかったことに気づきました。
    ちょうどこのタイミングで加速してきた生成AIは
    まさに業界にとっての希望だと思います。日本中のお客様にAI実装できるようにしていきます。

    また、歌の価値を言語化していただきありがとうございます!!
    歌はカルチャーの視覚化であり、起爆剤だと思います。
    今後も、節目でやらせていただきます。

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