ビフォーアフター社長日記

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最大公約数と相違点 10月11日 SHIPの朝礼


おはようございます。10月11日SHIPの朝礼を始めます。

プレイヤーとしてたまに素晴らしい成果をあげることもあるけど、マネージャーとしてチーム成績を上げることはできないということはどこの組織でもよく見かけることです。そのタイプはプレイヤーとしてもムラがあることが多いです。理由は「言語化」ができないということが多いと思います。

言語化は構造化でもあるし、その前に要素分解を必要とします。これらをすっ飛ばすと次のようなことをやってしまいます。問題は間違いに気づけないことです。

AはBである(マグロは魚です)
CはBである(サンマは魚です)
AはCである(まぐろはサンマです)
 
AはBである(A社はリフォーム会社でBというキッチンの販促がうまくいきました)
CはBである(C社はリフォーム会社でキッチンの販促を考えています)
AはCである(A社の事例をC社にあてはめるとA社同様うまくいきます)
 
どこに間違いがあるかわかりますか?
 
魚の話から先にいきます。
把握するレイヤーが違います。

スズキ目・サバ科・マグロ属
ダツ目・サンマ科・サンマ属

マグロとサンマは「魚」類ではありますが、まったく異なります。魚類という最大公約数では一致しますので、水棲でエラ呼吸をします。しかし生息している場所も運動能力もまったく異なります。

私たちがサービスを提供する会社様も業種は同じですが、成り立ちや市場認知やビジネスモデルは異なっています。専門特化しているものとして、私たちにとって既知のノウハウがあてはまる最大公約数はどこなのか、私たちにとって未知の、これまで問題解決してきた会社との未知の相違点はどこなのか、ここを理解して言語化する必要があります。
 
そこまで行わなくてもたまたまうまくいくことはよくあります。このにわかな成功に惑わされて「AはCである(まぐろはサンマです)」に疑問を持てないでいると、失敗の改善ができない成功率の低いチームになってしまいます。

マネージャー候補者は「言語化」を強く意識してください。

以上、SHIPの朝礼を終わります。今週は4日しかありません。時間配分のマネジメントをしっかりとお願いします。


13 コメント

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  1. おはようございます!
    今週もよろしくお願いします。

    他社のInstagram事例を見ていると、
    リノベ、外壁、設備系、、と、
    それぞれ違う打ち出し方が必要になると言うことがわかります。事業体によってはおしゃれな事例写真、スタッフを前面に押し出す、お役立ち情報を発信するなど、いろんな発信内容とターゲットの設定が必要になってくると感じます。

    一括りに「リフォーム会社のInstagram集客」と思ってしまわないように、事業体や地域の特性など観ながら薦めていきます。

    • Instagram集客
      >建築・住宅会社のInstagram集客
      >リフォーム会社のInstagram集客
      >塗装会社(その業種分類)のInstagram集客

      最初の「Instagram集客」もいくつかフレームが分かれます
      要素分解をして、最大公約数と相違点に注意して構成していくことをやってみると視界が開けると思います

  2. おはようございます。
    今週もよろしくお願いいたします。

    同じ魚でも、生息地や運動能力が違うように、同じリフォーム会社でも、それぞれの地域があり、それぞれの強みがあることと、考えやすくなりました。

    それぞれの地域における対策や、強みをどう活かしていくかなど、似ているところがある会社を参考にし、提案することに意味があるのだと感じました。

    サイト作成する上でも、デザインのインプットだけではなく、地域における対策や強みをどうデザインに落とし込んでいるのかも意識してインプットしていきたいです。

    • 浅倉さんも「女性は~」と言われると、「そうだけど、、、」と違和感があると思います
      「Z世代はこうだ~」と言われても同じです
       
      気にしていること、優先していること、大事にしていることなどを個別に聞いてもらえると相手に信頼が増していくと思います
      仕事も同じですよね

  3. 私たちがサービスを提供する会社様も業種は同じですが、成り立ちや市場認知やビジネスモデルは異なっています。

    現状把握の解像度を上げる。ビジネスモデルを理解する。
    ここをすっ飛ばしがちで、A社で成功したパターンはB社でも成功する。
    この事例の引っ張り方は多いです。
    理解をしたうえで問題解決の提案をすればいいですが、このそもそもの目利き力が弱い。ここを繰り返し、考え方や仕組みをアップデートすることで改善していきます。

    • 「違う」というところから入ると「共通」も「違い」も見えてきます
      構成要素が気になります
      その考察が抜けると、安易なA=Cで、当たることもあるけど、外れても原因がわからないになります

  4. おはようございます。

    データを使ってプロとしてお客様の問題を解決するにあたって、A社がこう成功したからC社でも同様に提案するでは意味がない(たまたま成功するかもしれないが)

    A社で成功した事例を元に、C社の環境は?市場規模は?ビジネスモデルは?を把握してC社にあった問題解決の提案をする。

    今後、お客様とのMTGに参加するので今回の内容を理解しながら、お客様の把握をし問題解決の提案をしていきます。

  5. おはようございます!
    こちらのブログでも度々出てきますが、現状把握の精度を上げることが最も必要なことだと感じます。

    成功事例を見せて御社にも当てはめて行っていきましょうとするのは簡単ですが、一件同じような括りに思える会社でも、地域での認知や事業規模、ビジネスモデルなどは同様ではないです。
    それらを理解した提案をお客様は求めていると思いますし、それが理解できていないと理解されていないという気持ちになり、満足度の低下に繋がると感じます。まずは会社を知ることを考えるようにします。

    • まずは自分の仕事にあてはめて、自分の仕事が
      どんな構成要素なのかを考えてみるきっかけになると良いなと思います

      良いときは何がよかったか
      うまくいかなかったときには、どの要素がダメだったのか
      そんな考察です

  6. 把握するレイヤーの違いは現状の把握などを商談で行うたびに実感をしています。
    そして混乱もよくします。

    「既知のノウハウがあてはまる最大公約数はどこなのか」この部分がとてもしっくりきました。お客様ごと違いがある中でもこのポイントを見つけて、当てはまる成功例と合わせて進める。
    すごくしっくりきたのでそういった見方でアウトプットしていってみようと思います。

  7. まさに自分のことだなと思い読ませて頂きました。
    要素分解、それに基づく組み立てをすっ飛ばして事例から紹介する
    これをまだまだやってしまっています。
    一番現場で直接フィードバックも頂いていると思いますので
    流行り言葉にせず、構成要素の違いから、その要素を踏まえた提案ができるようにしていきます。

  8. 把握するレイヤーの違い

    ここが今までずれているので、把握するレイヤーについてチームでも話ます。
    現状把握=レイヤーを見定める

    売上規模・今までの営業活動による認知度や業績が成り立っている工事など、
    これまでの事を理解したうえで
    似たケース・参考、オリジナル要素(特徴)はここ、
    を示せるようにしていく。

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