ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

段取り八分 5月9日 SHIPの朝礼


おはようございます。5月9日SHIPの朝礼を始めます。ゴールデンウィークはどんな過ごし方をされましたか?僕は「左利きのエレン」を1巻から読み直しました。なんとも素敵なマンガです。こういうマンガからはよく名言が生まれますが、全巻中何度も出てくる「『才能』とは『集中力の質』である。」も名言ですね。

才能の質 = 深さ × 長さ × 早さ

今日はこの話題が中心ではないので、流しますが、一般人が集中力を高める基本のひとつにはリフレッシュが含まれます。休息・食事・睡眠など、大人になったら意識して取る必要があります。

今日のお題は「仕事は段取り八分」です。僕はよく「それどれくらい(時間)かけたの?」と質問します。皆さん、何か良くないことを言われたかのようにガードを上げて、「大してかけていません」と答えます。自分の「圧」が間違った解釈に向かわせてしまっていて申し訳ないですが、時間はもっとも大事な資源ですので、言いたいことは「時間あたり生産性はもっと上がるよ」ということと、時間あたり生産性を上げることもスキルなので、身につけておくとその後の数十年が変わりますよということです。

左ききのエレンの岸アンナ女史の「『才能』とは『集中力の質』である。」にかぶせていうと、「仕事の成果は『段取り』×『実行』である」だと思いますし、この1年で起こった問題の多くは当事者に『段取り』力が備わっていれば起こらなかったと思います。

段取り力とは、と誰かの有名な言葉でも引用して済ませたいのですが、検索してみてもなかったので自分の考えを書くことにします。

段取り力を構成するのは3点
1.ゴール設定力(最適な落とし所の設定)
2.予測・想像力(相手や状況から何が起こるか事前に推論)
3.打ち手選択力(打ち手を具体化して選択肢にする)

ほぼ問題解決の手法と同じですが、関係する人と一緒に範囲を定めて思考の無駄を省いたうえで、リスク・成果の最大・最小を念頭において、問題を絞り込み、解決策を2~3持ったうえで、状況に応じて打ち手を選択する。

段取りと実行の比率で、段取り8、実行2くらいの割合になると想定からブレることなく時間もかけずにゴールにたどりつきます。逆に段取り2、実行8という割合で動くことから始めてしまうとだと範囲が広がりすぎて時間が膨大に持っていかれたうえ、ゴールにたどりつけなくなります。

振り返ってみてほしいのですが、段取り不足で手戻りが起こり時間ばかりかかってお客様の満足度は最低になるという経験をしていませんか? ここの危機感をもって、危ないなとおもったら何度も言っている「5分間zoom相談」を実行してください。お願いします。

以上、ゴールデンウィーク明けの朝礼でした。今週も一週間よろしくお願いします。


12 コメント

Add yours

  1. おはようございます!
    実務が始まってまだ数日ですが、段取り不足や準備不足が原因で作業効率が悪くなり、完成に時間がかかるという事が何度か起きました。
    行っていた作業では、ゴール設定をさらに明確なものにする事で、より良い段取りで作業が行えたと思うので、実践します。

    • 段取り通りに相手に満足いただくと
      自分にも満足感が起こります
      自然と心の中でガッツポーズをしてしまいます
      そんな経験をたくさん積めると良いですね

  2. 改めてダンドリの大切さを仕事を一緒にやる、やらせることで感じています。
    やらせる方は「出来るだろう」でなく、goalや複数の打ち手、リスクを想定して段取りをする。やる方もただ受けるのでなく、同様の創造をして話してから業務を明確にして着手する。この双方の段取りを成立させることが重要と思います。
    外注の方と仕事をするようになると、そのイメージがさらにわくようになると思います。

  3. おはようございます。
    左利きのエレン、私も大学の教授がおすすめしていたので読みました。

    研修が終わってそれぞれ実務に入り、
    1人でタスク完了までの段取りを決めなくてはいけないということで、
    準備の大切さを痛感しています。
    特に私は「拙速」を意識するあまり、すぐに実行に着手してしまう傾向があるので、
    「拙速」なりに、最低限の準備と段取りはしておくことを心がけていきたいです。

    • うまくいったときも
      うまくいかなかったときも
      同じように振り返って、そのポイントを言葉にしてみると
      いいと思います
      段取り力が上がっていきます

  4. 動画編集を行っている時、大学の時は時間がたくさんあり、自分の好きな時間で作業を行っていました。会社では期限が決められているので「ダンドリ」の部分が特に重要という事を実感しました。
    ゴールに向けて設定、計画を立てて、その通りに実行する。この流れを今は先輩社員と一緒に行っていますが、今後は自分一人でも行っていけるようしていきたと思います。

  5. 成果=『段取り』×『実行』という考え方は成功=『才能』×『機会』という考えにも似ていると感じました。そのうえで段取りであれば今の自分でもできることで、逆にWM実施率の改善でできていない部分が「段取り」でした。
    拙速と実行でまず改善していきます。

    • WM実施率は相手がいることなので
       
      期待されていない → 期待されている
       
      をセットすることが段取りに含まれることになる
       
      このことがわからないと無駄なことを繰り返すことになるよ

  6. 1.ゴール設定力(最適な落とし所の設定)
    2.予測・想像力(相手や状況から何が起こるか事前に推論)
    3.打ち手選択力(打ち手を具体化して選択肢にする)

    言語化ありがとうございます!
    僕の中で足りないものをこの部分ベースに振り返りを言語化できると思います。
    学生のころは教わる場・練習する場が、ある程度与えられてきていましたが、社会人になると、自分で作ることが必要になるのでプレッシャーや失敗したくないなど余計な思いから相談を自分からできないこともあったなと以前を振り返り思います。自分から練習の場を作る!やっていきます。

    ※ちなみに僕はGWでアオアシを全部買って読みました!
     言語化するって面白いなと思います。

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*