おはようございます。7月24日SHIPの朝礼を始めます。
ここしばらく、「練習」について話してきました。
練習とは、同じ作業を何度も繰り返すことではありません。仕事の件数をこなし、経験年数を増やすことでもありません。
練習とは、自分の目線を一段上げ、これまで見えていなかったものが見えるようになるための行為です。
仕事をしていると、私たちはすぐに目の前の作業に入ろうとします。
「広告文をつくってください」
「ホームページを修正してください」
「この機能を追加してください」
このような依頼を受けると、広告文を考え、デザインを直し、機能の実装方法を検討します。
しかし、それはすでに「解決策」の中に入っています。
本来、その前に考えなければならないことがあります。
それは、
「私たちとお客様が、今回一緒に解決すべき課題は何なのか」
ということです。
ダブルダイヤモンドの真ん中にあるもの
デザイン思考には、「ダブルダイヤモンド」という考え方があります。
最初のダイヤモンドでは、情報を広く集め、状況を理解し、最後に解決すべき課題を定義します。
次のダイヤモンドで、初めて解決策を広く考え、その中から実行するものを選びます。
ダブルダイヤモンドの真ん中にあるのが、「解決すべき課題」です。
ところが、仕事がうまくいかないとき、多くの場合、この真ん中が抜けています。
相手から言われたことを、そのまま実行する。
自分が思いついた解決策を、すぐに提案する。
これでは、課題を共有しないまま、お互いが別々の場所からスタートすることになります。
「お手並み拝見モード」になっていないか
課題を共有しないまま解決策に入ると、お客様との関係は「お手並み拝見モード」になります。
「とりあえず提案してみてください」
「どんなものが出てくるか見てみましょう」
「成果が出るかどうかは、そちらの腕次第です」
この状態では、お客様は観客で、私たちは舞台の上で技を披露する人になります。
うまくいけば評価され、うまくいかなければ失望されます。
しかし、本来、顧客の問題解決は、お手並みを披露する競技ではありません。
共同プロジェクトモードへ変える
まず、お客様と一緒に現状を確認する。
何が起きているのか。
なぜ起きているのか。
何を変えなければならないのか。
そして、今回、最も優先して解決すべき課題は何なのか。
ここまでを一緒に考え、合意することができれば、関係は「共同プロジェクトモード」に変わります。
お客様も私たちも、同じ課題を見て、同じゴールを目指すチームになります。
「ホームページをつくる」前に考えること
例えば、「ホームページをリニューアルしたい」という依頼があったとします。
すぐにデザインやページ構成の話に入れば、お手並み拝見モードになります。
一方で、次のように目線を上げて考えます。
- なぜリニューアルが必要なのか
- 現在、どのような機会損失が起きているのか
- 若い顧客から選ばれていないことが問題なのか
- 問い合わせはあるが、受注につながらないことが問題なのか
- 会社の強みが、顧客に伝わっていないことが問題なのか
このように考えると、同じホームページリニューアルでも、解決策は大きく変わります。
練習とは、目線を上げること
練習とは、この目線を上げることです。
依頼された作業を見るのではなく、その背景を見る。
相手の要望を聞くだけではなく、その要望が生まれた理由を考える。
思いついた解決策を出す前に、解決すべき課題を言葉にする。
これも、一度説明を聞けばできることではありません。
目の前の作業に入りたくなる自分を止める。
「何をつくるか」ではなく、「何を解決するか」と問い直す。
相手にも質問し、一緒に課題を整理する。
そして、
「今回、私たちが一緒に解決する課題はこれです」
と合意する。
この動作を繰り返すことが練習です。
迷路の中から、全体を見渡す
目線が低いままでは、迷路の中で目の前の壁だけを見ながら歩くことになります。
目線を上げれば、現在地も出口も見えてきます。
解決すべき課題を定めるとは、お客様と一緒にはしごに上り、迷路全体を見渡すことです。
何を解決するのかが共有されれば、仕事は発注者と受注者の関係から、同じ出口を目指す共同プロジェクトへと変わります。
今日の仕事を振り返る
今日、自分が取り組んでいる仕事について考えてみてください。
- すでに解決策の中に入っていないでしょうか。
- お客様と解決すべき課題は、言葉になっているでしょうか。
- その課題について、お客様と合意できているでしょうか。
練習とは、作業を速くすることだけではありません。
目線を上げ、解決すべき課題を捉え、相手との取り組みの起点にすることです。
以上で朝礼を終わります。
2026年7月24日 at 8:46 AM
お客様に喜んでもらいたい、期待に応えたいと
その場で受けてすぐに対応をしようとしてしまう。
思っていたのと違う、そういうことじゃなかった、本来の目的からずれる
よかれと思ったことが結果お客様の期待を下げてしまうことになってしまう。
> 私たちとお客様が、今回一緒に解決すべき課題は何なのか
AIも何かを聞くと考え中と間があるように
おうむ返しではなく一呼吸おいて目線を上げること。
社内でもお客様とでもMTG前には目的を見直して挑み
MTG後には言われたことに飛びついていないか振り返り
自分の目線を上げていく練習を繰り返します。
2026年7月24日 at 8:55 AM
目線をさげ、目的を考えず、すぐに解決の作業に入ってしまう。
「私たちとお客様が、今回一緒に解決すべき課題は何なのか」
この問いを毎回立てて、情報を整理して、第一ボタンを掛け違わないように目線を合わせて定義する。
これができるようになるために練習をします。
発散と収束。
どちらの考え方も練習しないと身につかない。
どちらも苦手
どちらかが苦手
こんな言い訳をしていても、お客様の問題解決につながらず、
喜んでいただけない状態を放置するだけ。
発散も収束も練習する。
目線を上げることを練習します。
2026年7月24日 at 9:01 AM
お客様の表面的な言葉から背景、現在の状況等を見て本質的な課題、目的を理解する。そこをSHIPの役割でどのように解決していくか。
第1ボタンを正確にかけることでその道順が見えてくると7月行ってきた練習で改めて理解しました。
すぐに解決策に走る癖がありましたが、練習を通して少しずつ背景や状況を見て全体が見えるようになってきています。
まだまだ目線は低いところがあるので、繰り返し練習が必要です。
実際にお客様との場に立った時、物事を点で捉えない、すぐに解決策に入らない為に目線を上げてお客様の課題を解決し喜んでもらうための第1ボタンをまずは正確にかける、そのステップを身につけることができるように練習していきます。
2026年7月24日 at 9:15 AM
7月の練習を通して、目線を上げる意識と実行ができている実感はあります。いきなり広告や結果の数値から見るのではなく、お客様の現在地を把握して解決すべき課題を見つける考え方が身に付きました。しかし、その現在地の把握が正しくできていないケースがあり、その後の評価でずれが発生してしまうことが多いです。迷路全体が見える位置にはいるものの、視力が低くて見えにくい、曇っていて視界が悪い状態にあります。
そのため、すべての案件を全く異なるものとして捉えるのではなく、これまでの練習内容を再度振り返り、同じフレームに当てはまる部分はないかを考えて、8月以降の成長にもつなげていきます。
2026年7月24日 at 9:32 AM
依頼内容の手段(解決策)にすぐ飛びつくのではなく、「何を解決するための作業なのか」を整理する必要があります。
顧客や相手から提示された要望をそのまま実行するだけでは、お手並み拝見の関係では問題解決にはつながりません。本来取り組むべきは、現状何が起きていて、何を優先して解決すべきかという課題そのものを相手と共に明確にすることです。課題を共有して初めて、同じゴールを目指す仲間としての関係性が成り立ちます。
日々の業務においても、依頼された手段をそのままこなす作業レイヤーに留まらず、まずは背景や課題の分析に時間を使います。
2026年7月24日 at 9:36 AM
ご要望に対してすぐ対応する、解決策にあたることは簡単ですがそれではパートナーとしての立場でなく、お客様にとっても自分たちにとっても良くない結果になってしまいます。
自分もつい解決策をとってしまいがちですがまずこれが何のためにあり、お客様の望まれていることは何なのかを考えて目線を上げることが本当の練習となるので、今一度解決の目線を逃さないように繰り返します。
ただ素早く対応するのではなく真意を汲み、PMとしてメンバーにも正しく視線を共有することで、お客様の本当の問題解決に繋げます。
2026年7月24日 at 9:43 AM
問題に対して、すぐに解決策に走るのではなく、なぜその問題が起こっているのか、なぜ解決しなければいけないのか、どうやって解決するのか、まで考えてようやく適切な問題解決に至る。日々の事例作成においても、この視点が重要ですが、まだ分析が足りず解決策に走ってしまう時があります。掟や練習により目線を上げて、なぜこれを修正しなければいけないのか、というところから課題をとらえなおせるようにしていきます。
2026年7月24日 at 9:44 AM
おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。
依頼された作業を見るのではなく、その背景を見る。
相手の要望を聞くだけではなく、その要望が生まれた理由を考える。
思いついた解決策を出す前に、解決すべき課題を言葉にする。
上記のお言葉から、ものごとを表面的に捉え、理解できていない時に失敗して、起点を抑えられている時は手戻りが少ないと感じました。
作成する際は、依頼背景を言語化しアウトプットして間違えがないようにする、要望の生まれた理由まで考える、お客様の問題をどのように解決するのか解決策をアウトプットすることを続け、目線を上げる練習をいたします。