おはようございます。4月22日SHIPの朝礼を始めます。
イスラエルの歴史学者ユヴァル・ノア・ハラリ氏が世界的ベストセラー『サピエンス全史』を発表した2011年、多くの人が未来に安堵をおぼえました。人類の死因に占める「飢餓、疫病、戦争」の割合が歴史上最も低くなり、人類はこれらを克服しつつあるという記述に対してです。しかし、その後の現実はどうでしょうか。コロナパンデミックに始まり、ロシアのウクライナ侵攻、さらにはガザやイランを巡る紛争など、かつて克服したはずの危機が相も変わらず再燃しています。
事業の現場に押し寄せる「世界的な危機」
この地球規模の危機は、決して遠い世界の出来事ではなく、私たちの事業にも直結しています。現在、私たちの顧客は住宅建築の材料が届かないという事態が発生しています。もしこの供給不足の状況が半年続けば、事業として大変な危機に陥りかねない――今、私たちはそんな切実な経験の渦中にあります。グローバルな社会課題の波による影響を、事業の現場でもろに被っているのです。
私たちは日頃、経営実践研究会の言葉でいうと「事業を通じた継続的な社会課題の解決」を掲げ、経済性と社会性を両立し循環させる企業となるべく進んできました。しかし、いざ「戦争」や「パンデミック」という巨大な壁を前にすると、その無力さをかんじるばかりになります。「戦争をなくすべきだ」と強く願っても、私たちに政治的な権力や、国際紛争を直接的に止める力があるわけではありません。
フラクタルとバタフライエフェクト:小さな行動が世界を変える
では、私たちには何もできないのでしょうか。決してそうではありません。
私たちができる具体的な行動の一例が、昨年の創業記念式典にご登壇いただいた「テラ・ルネッサンス」様の取り組みへの協賛です。これらは世界情勢からすれば、ささやかな支援に見えるかもしれません。
しかし、ここで「フラクタル」という概念を思い出してください。自然界では、一部の小さな形が、全体の形と同じ構造を持ちます。つまり、私たちの身の回りにある小さな出来事も、世界を揺るがす大きな出来事も、根本的には同じ形をしているのです。
だからこそ、足元の小さな課題の解決に具体的に動くことが重要な意味を持ちます。一羽の蝶の羽ばたきが遠くの気象に影響を与える「バタフライエフェクト」のように、私たちが起こす小さな行動が連鎖し、共鳴し、やがて大きな社会課題の解決につながるかもしれないからです。
政治家でなくとも、私たち一般の企業人だからこそ日々の事業や活動を通じてできる貢献があります。
どんなに状況が厳しくとも、希望を捨てることなく、まずは目の前の小さなことを具体体的なことできることを、行動していきましょう。一人ひとりの小さな行動の積み重ねこそが、確かな未来を創っていくと信じています。
“Business for Peace” この価値観を埋め込んでいければいいなと思っています。
以上で朝礼を終わります。
2026年4月22日 at 7:52 AM
>>“Business for Peace” この価値観を埋め込んで
何のために働くか?
「政治家でなくとも、企業人として日々の事業でできる貢献がある」という一文が刺さりました。フラクタル/バタフライエフェクトの話は、結局“やるべきことは目の前にある”ってことですよね。
不確実性が増えるほど、私たちがコントロールできるのは ①事実情報を集める ②機会損失にならないように意思決定を早める ③パートナーとしてお客様への説明責任を果たす の3つだと思っています。まずは足元の課題を一つ潰すところから、Business for Peace を自分の行動に落とし込みます。
2026年4月22日 at 9:53 AM
顧客とのミーティングのときにもテラルネッサンスの活動を紹介すればいいと思います
2026年4月22日 at 5:56 PM
昨今の不安定な情勢に触れるたび、私はテラ・ルネッサンス様の講演で伺った「平和のために私たちができる行動は無数にある」という言葉を思い出します。その中でも特に「知ること、そして知ってもらうこと」は、立場を問わず今すぐにでも始められる大切な一歩、とおっしゃっていました。身近な人と平和について対話したり、テラ・ルネッサンス様等の活動を周囲に紹介したりするようなささやかなアクションこそが、周囲を巻き込み問題を自分事として捉える輪を広げていく立派な平和貢献へと繋がります。自分一人くらいが動いても変わらないという無力感に立ちすくむのではなく、私たちの小さな行動が遠くの景色を変えるバタフライエフェクトや、足元の形が全体の姿を形作るフラクタルの概念を信じ、Business for Peaceのもと、目の前の小さな行動から積み重ねていきます。
2026年4月22日 at 6:09 PM
友達に一人でも紹介してみてください
2026年4月22日 at 6:28 PM
私たちの身の回りにある小さな出来事も、世界を揺るがす大きな出来事も、根本的には同じ形をしているのです>個人が頑張っても世界に影響力は無いと考える人も多いです。そう考えてもおかしくないほど自分より遥遠くで大きな影響を与えています。
しかし誰かの一言で問題が大きくなることもあれば誰かの一言でもんだいが解決することもあります。じぶんの一挙一動にその可能性やきっかけがあると考えて行動していきます。