ビフォーアフター社長日記

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N✕R=CV(その1) 2月2日 SHIPの朝礼

おはようございます。2月2日SHIPの朝礼を始めます。

N(数)✕ R(率)= CV(成果)

ビジネスの現場では、日々まったく種類の異なる相談が舞い込みます。一見すると、それぞれ別の解決策が必要なバラバラの課題に見えるかもしれません。

例えば、次のような3つの問いです。

  1. 新規開拓の悩み
    「Webサイトのリニューアルを検討している。成功事例を紹介してくれないか?」
  2. 既存顧客への対応
    「新しく扱うことになった塗料のページを作成したい。いくらかかるか見積もりして欲しい」
  3. 事業構造の転換
    「単価が小さい工事ばかりで現場が疲弊している。単価の高いリノベーション案件をとれるサイトをつくりたい」

これらはすべて、別々の施策が必要に見えます。しかし、私たちの答えは常にひとつのフレームワークに基づいています。

それが、「N(数)✕ R(率)= CV(成果)」です。

私たちが顧客に対して本質的に貢献できることは、魔法を使うことではありません。「N(接点数)」を増やすこと、そして「R(成約率・反応率)」を上げること。この2点に集約されるからです。

今回は、1つ目の「Webサイトのリニューアル」のケースを例に、この数式がどう機能するかを紐解いてみましょう。


「成功事例を見せて」に対する、意外な回答

「Webサイトをリニューアルしたい」というお客様に対し、他社であれば綺麗なデザインの事例を見せるでしょう。私たちは、この「N✕R=CV」の視点から現状を因数分解します。

私:
「私たちの顧客は住宅リフォーム会社お客様のホームーページ投資の目的は反響獲得であることがほとんどです。合ってますか? 反響(CV)は N(接点数)とR(反響率)の掛け算の結果です。少し質問させてください。御社のホームページを拝見すると、水回りと内装工事が多いようですが、比率は半々くらいですか? また、お客様が御社を選ぶ『決め手』は何だとお考えですか?」

顧客:
「うーん、水回りが6割、内装が3割、残りが外装といったところかな。選ばれている理由……? 正直、あまり深く考えたことはないな」

私:
「なるほど。ということは、OB(既存客)のリピート比率が7割ほど占めていませんか? 平均単価は70万円前後、リフォーム部門の年商でいえば1.2億円。もう少しありますかね?」

顧客:
「……なんでわかるの? だいたいその通り。売上は1.5億くらいだね」

私:
「計算すると、月商は1200万〜1300万円。工数で言えば月15〜20件。そのうち新規は5件前後ということになりますね。今回リニューアルを検討されている真の理由は、『今まで通りのやり方では新規が減り続けているから』ではありませんか?」

顧客は驚かれますが、これは予言ではありません。市場の構造変化を見れば、必然的に導き出される答えなのです。


なぜ、あなたの会社の「N」は減っているのか

なぜ、数字だけでそこまで言い当てられるのか。理由は大きく3つあります。これらはすべて、御社の「N(接点数)」と「R(反響率)」を蝕んでいる要因です。

第一に、顧客の行動変化です。
かつてのリフォーム主要層とは異なり、現在の60代は新聞をとりません。折込チラシは見ず、スマホで検索します。しかし、御社のサイトは「強み」や「他社との違い」が不明瞭で、スマホ世代には魅力が伝わりきっていません。これが「R(率)」の低下を招いています。

第二に、「ゼロクリック」の増加です。
これが今、最も深刻な問題です。ユーザーが検索した際、Googleの「AIオーバービュー(AIによる概要表示)」が答えを返してしまい、ホームページにアクセスすらしなくなっています。つまり、サイトへの訪問数(N)自体が構造的に激減しているのです。

第三に、ブランド浸透の弱さです。
検索流入が減る中で命綱となるのは「指名検索」や「マップ経由」の流入ですが、これまでブランド認知に投資してこなかったため、Googleビジネスプロフィール等の口コミも少なく、ここからの流入も細い。

つまり、「Nが減り、Rも下がっている」という二重苦の状態にあることが推測できたのです。


AI時代に「N✕R」を最大化する3つの提案

現状を分析したうえで、私たちが提供できるソリューションは明確です。

  1. AIに選ばれるサイト構造(Nの改善)
    検索AIに正しく情報を読み取らせ、参照元として選ばれる構造に作り変えます。
  2. 強みの言語化とブランド認知(Rの改善)
    「なぜ御社なのか」を徹底的に掘り下げ、指名検索されるブランド力を育てます。
  3. AI接客と分析の導入(未来への投資)
    AIが当たり前になる未来を見据え、24時間対応のAI接客や、自社で分析可能なAI体制を構築します。

結果として、N✕R=CVの観点から、以下のような改善を目指します。

  • 現在(仮): 1000アクセス ✕ 0.5% = 5件
  • 改善後目標: 1000(✕20〜30%増) ✕ (0.5%+0.1〜0.2%改善) = 7〜10件

単に「見た目がきれいなサイト」を作るのではありません。御社と一緒に、この数値を育てていく。それが私たちの提案です。

以上で朝礼を終わります。
(その2へ続く)

4 コメント

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  1. N × R = CV について、
    ただ数を増やす話ではなく
    誰に、何を、どう伝えるかの設計の話

    Nは市場との接点の設計
    誰に届いていて、どう見られているか。
    またAIに正しく理解されているか。これがズレていたらアクセスが増えても売上にはなりにくい。

    Rは価値の伝え方の設計。
    なぜこの会社で他者との違いが何で、
    その根拠は何か。

    この2つを変えない限り、どれだけサイトを作り替えても大きくは成果は変わらない。
    なぜ反響が出るかを明確に伝えられるように工夫します。

  2. 「ホームページをリニューアルしたい。」

    うちでは、こんな実績があって、こんなデザインがあります。

    「で、リニューアルするとどうなるの?」

    最新のデザインで、SEO構造に強く、結果は改善すると思います。

    「どうやって????」

    このような説明がつかず、期待と結果が結びつかないような会話でなく、

    N×R=CV

    のフレームでお客様と対話します。

    N AIトレンドの中の接点数
    R 基本価値を拡張する需要喚起、反響率契約率

    ここを抑え、納得いただき選択肢提示・選んでいただきます。

    • 三角形の面積は、底辺✕高さ÷2

      この方程式を習ったら、あとはこの方程式を当てはめられる補助線を引いて、三角形の集合構造にしていけば、答えの第一案ができます

      これと同じで、証明された解法の応用を、オリジナルの思いつKに優先させないことです

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