ビフォーアフター社長日記

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2025年入社の皆さんへ 4月4日 SHIPの朝礼

おはようございます。4月4日SHIPの朝礼を始めます。

家があっても「家なき子」になる時代に働く君たちへ

〜未来を想像し、顧客の10年後20年後に寄り添う仕事を〜

2025年、入社されたみなさんへ。

みなさんがこれから働く社会は、私たちが過ごしてきた時代とは明らかに構造が異なります。
今日は、「家があるのに住めない」という少し不思議な未来から、私たちの仕事の意味を考えてみたいと思います。

■ 人口1億2,000万人割れの現実

まず、日本の人口の推移を見てみましょう。

総人口(万人) 高齢化率(65歳以上) 生産年齢人口(15~64歳)割合
1920年 約5,600 約5%(推定) 約85%
1950年 約8,400 約5% 約60%
1970年 約10,000 約7% 約68%
2008年 約12,800(人口のピーク) 約22% 約64%
2025年 約11,900 約30% 約59%
2040年 約10,800 約35% 約53%
2060年 約8,600 約40% 約50%以下(推定)

1920年に約5,600万人だった人口は、戦後の復興と高度経済成長を経て、2008年に約1億2,800万人でピークを迎えました。
しかしその後は減少が続き、2025年には1億2,000万人を割り込む見込みです。

特に深刻なのが「生産年齢人口(15〜64歳)」の減少です。
働き手が減るということは、モノやサービスの供給体制も変わるということ。これは、私たちの暮らしにも大きな影響を及ぼします。

■ 空き家が増えているが、住める家とは限らない

総務省の2018年調査によると、日本には849万戸の空き家が存在し、空き家率は13.6%に達しています。
野村総合研究所の推計では、2038年には最大で2,356万戸、住宅全体の3戸に1戸が空き家になる可能性も示されています。

「人口が減るのだから、家は余る」「広い家に住めるかも」——。そんな期待を抱くのも自然です。
でも実際は、“空いている家”と“住める家”はまったく別物なのです。

■ 「家なき子」が現実に。職人がいないという未来

日経新聞はこの状況を「家があっても“家なき子”になる時代」と表現しました。
なぜなら、多くの空き家は老朽化し、耐震性も省エネ性能も不十分。修繕しなければ住めません。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD0845F0Y3A101C2000000/
しかし、その修繕を担う職人がいないのです。

かつて90万人以上いた大工は2020年に30万人を切り、2045年には10万人以下になると予測されています。
住宅を建てるにも、直すにも人手が足りない。
特に空き家が集中する地方では、この問題が先行して深刻化しています。

■ 「困ってから動く」では間に合わない

こうした未来を明確に意識している人は、まだ多くありません。
だからこそ、私たちの仕事には「想像力」が求められます
ニーズに応えるだけでなく、未来を想像し、今のうちから提案できる人材が必要とされる時代なのです。

■ 私たちの仕事も、「ニーズを聞く」から「価値を見出す」へ

私たちも以前は「お客様の要望を聞く」ことを重視していました。
しかし、今は違います。

Webサイト制作やAI実装では、顧客がまだ言葉にできていない価値を発見し、それを言語化・視覚化することに切り替わっています。

■ Webは“今”、AIは“未来”。だからこそ私たちが提案する

生成AIの導入は、まだ多くの企業にとって「検討段階」にあります。
でも、私たちは伝えます。

「あなたの会社のナレッジを蓄積し、誰もが使える“共通の頭脳”を育てましょう。AIにできることがAIに任せて人が行う仕事の価値を上げていくことを私達がサポートします」

人材不足が進む中、属人化を防ぎ、教育や業務対応を自動化する仕組みは、将来の利益に直結します。

■ 君たちが社会に出るこの年に、変化を先取りしよう

2025年。君たちが社会に出るこの年は、大きな節目を迎える年です。
「当たり前」が大きく揺らぐ中で、未来の顧客像を想像し、先回りで価値を届けることが、これからの働き方のスタンダードになるでしょう。

■ 最後に:未来の生活者のために

「家があっても住めない」——それは社会問題であると同時に私達自身の、“仕事のつくり方”そのものの課題です。

だからこそ、私たちは価値を見つけ、言語化視覚化し、形にし、届ける、そして地域の住宅を担う建築会社様の経営を支え活性化するという役割に誇りを持っています。
それは未来の生活者を支える、かけがえのない仕事です。

今から始まるみなさんの挑戦に期待しています。変化の先にある社会を、一緒につくっていきましょう。

また、これが「パーパス;住みよい未来を創り出す」の背景です。

以上で朝礼を終わります。

12 コメント

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  1. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    「住みよい未来を創り出す」
    お客様の価値、他社にはない強み・取り組み、想いを言語化・視覚化し、Webサイトにしてエンドユーザー様に伝えていく。
    去年はディレクターや先輩チェックを通して、細部まで意図のデザインを制作していました。
    今期は、先輩の振り返りや取り組みを真似て、目線を上げていくこと。また継続した勉強、インプットアウトプットを続け、チェック工程を減らし、自分の力で言語化・視覚化のベース、意図のあるデザインを作るためスキルを身につけ、今よりひとつ先の仕事を担えるよう努めてまいります。

  2. 楽しく意義ある仕事だと思います。
    これから先、AIの進化によって人が何かを選ぶときの流れが変わってくると思います。
    また世の中の変化によって、建築現場で仕事をしている方々の価値も変わってくる。
    ちょうどその間で変化をとらえて、そのギャップを埋められる立場であると思います。
    やりがいがある仕事です。
    ぼくもまだまだ社会人人生としては序盤も序盤ですが、20代はあと数年。
    色々挑戦し、住みよい未来を創り出すを体現していきます。

  3. おはようございます

    住みよい未来を創り出す

    お客様のモヤモヤして今見えない価値を見つけ、選ばれ続ける状態をパートナーとして作り続けます。
    AIを積極的に活用して、人にしかできないコミュニケーションスキルを磨いて、仲間を育てます。
    素直に、誠実に未来を作ります

  4. 空き家が使えないということは、身をもって体感したことがあります。東京では、見たことはありませんが、地元の姫路市は、田舎で人口減少もあり、空き家の壁の破損や植物が生えており、人が住めない現状を体験しました。

    そのために、相手の言葉の裏、意図をくみ取り、理解し、言葉にすることが本当の言語化であると理解しています。
    それを達成するために、先輩の指摘でもあった通り、相手から発声された言葉を、自分の言葉に変換し、「このようなりかいであってますか?」のような言い方で聞くことをルーティーンにしていきます。

  5. おはようございます。
    本日もよろしくお願いします。

    職人の需要が高まる一方、その数は減少しています。本人も気づけていない価値や魅力を、シップが拡張し、見える化する。

    認知獲得や集客が今のWEBサイトで、これからは更にAIを導入し、人でしかできない仕事に専念する、すみわけが大事になってきます。

    AIでの成功事例は既に身近にあります。今まではやり方を真似るだけでしたが、もっと根幹にある想いや考え方もその成功事例を真似し、同じ目線で仕事に取り組めるよう訓練していきます。

  6. おはようございます。

    空き家件数が増えていることと、また働き手不足であること、この二つの大きな問題が結びつき、将来住める家が減っていく、という未来を意識する必要があると実感しました。
    今までは自分事として捉えられていなかったように思いますが、将来の自分を救うと思って、この”仕事のつくり方”そのものの課題を解決していきたいです。
    ご期待に応えられるように、住みよい社会を創り出す為の挑戦をしていきます。

    • 社会人をスタートしたばかりですが、長期のミッション、つまり会社の理念から理解することで、日常が変わるし、瞬間の感情にまどわされにくくなります
      朝礼はこんな話が多いですが、何らかのコメントすることで身につくスピードも早まることでしょう

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