おはようございます。3月6日SHIPの朝礼を始めます。
昨晩、参加している勉強会グループからこんなアンケートの依頼がありました。皆さんならどう答えますか?
私の選択は「その他」になりました。「その他」にすると内容を記入するリクエストが来ますので、下記のように書きました。
「社会課題よりも『課題解決』に興味があります。その意味では『住宅の改善により改善される社会課題』には興味があります」と返答しました。
具体的にいうと
>1.環境・気候変動
住宅の断熱性能・気密性を高めることで消費エネルギーが減少し環境に寄与します
住宅建材にできるだけ地場のものを利用することで運搬による環境負荷を減らせます
>2.エネルギー問題
断熱による貢献は前述
再生可能エネルギー(太陽光、簡易風力等)の設置、給湯設備などの省エネ化による貢献
>3.人口問題/少子高齢化
>4.文化問題
文化問題が何を指すのか判然とはしないが、
高い建築技術を相応の価格で提供することで建築文化が守られる
また生活者として日本の気候風土が培ってきた住文化を楽しんでいくことで文化継承が行われる
>5.医療問題
住宅の温度差が解消されるだけで年間1.9万人のヒートショック死が減り、健康寿命が保たれる可能性がある
>6.労働問題
地場工務店、リフォーム会社による仕事に置き換わることで、多重下請け構造が減少し、労働問題が軽減する
>7.多様性のある社会の実現
これがセクシャリティや国籍の話だとすれば、ここは関係ないと思う
>8.防災・防犯
住宅の防犯はまだ十分でない分野です。このレベルを上げることで貢献できます。
また災害時に備えるのも、住宅を担う事業者の分野になってくると思います。
>9.食糧問題
カロリーベースで38パーセント、生産額ベースで63パーセントという食料自給率の問題を指しているとすれば貢献はできません
衣食住の「住」がカバーする社会課題はとても広いです。私達は仕事を通じてこれらの社会課題解決に取り組んでいくリフレーミングをしていきましょう。
以上、朝礼を終わります。
2024年3月6日 at 7:58 AM
おはようございます。
本日もよろしくお願いいたします。
全体会議であったように、補助金活用で断熱性の高い窓ドアに施工することで、消費エネルギーが減り環境問題に貢献できたり、Toivo様のように、大工さんを正社員とすることで、大工さんへの安定した収入やお客様に暮らしの先を考えた高品質な施工を安定して提供することができるなど、
お客様の売上や集客に貢献した先には、社会課題を解決することができることなど、以前まではなかった考え方や視点に変化があったと感じます。
「住」でカバーできること、本日の内容をインプットし、プロジェクトでアウトプットできるようにいたします。
2024年3月7日 at 8:24 AM
>以前まではなかった考え方や視点に変化があった
大事なステップですよね
素直に新しい価値観にも触れていきましょう
2024年3月6日 at 8:46 AM
衣食住の「住」に関して、ほかの2つより意識を向ける機会が少ない気がします。
今日な何を着ようか、何を食べようか。など毎日考えますが、住む環境に関して
考えても変化があるまでも時差があるなと思います。
もっとこの住む環境に目を向けていくきっかけを社会課題解決の意識と結びつけていけるとよいなと思います。
2024年3月7日 at 8:26 AM
住宅が資産だともって意識されると思いますが日本は消費財と同じ分類なので関心も薄くなります
でも、環境やウェルビーイングに与する影響は大きいので、その観点の視座を得ていくといいですよね