ビフォーアフター社長日記

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広告の考え方 12月15日 SHIPの朝礼


おはようございます。12月15日SHIPの朝礼を始めます。

老子に『授人以魚 不如授人以漁』とありますが漢文だとわけわからんですが、「食べ物に困っている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」 という意味で、それを受けて「人に魚を与えれば一日で食べて無くなってしまうが、釣り方を教えればその後一生食べていける」という考え方です。朝礼ブログ最頻出ワード「シンプル」「考え方」「進化」のうちのひとつである「考え方」ですが、「数値」は「n×r」だという考え方にすると「点」から「線」に、「静」から「動」に変わります。

広告は下記のように成り立っています。私達の扱っている広告はCPOはわかりません。顧客にしかわかりません。ギリギリCPAまでは詰められますが、これも相手に聞かないと実際は判明しません。綿密にコミュニケーションを取って進めていく、共同作業です。

広告Aと広告Bを並べました。どちらが良い広告でしょうか?

一概にはいえません。意図によります。

広告Aは特徴が出しにくく、対象を広く打ち出すタイプの商品の広告企画です。ビックワードを使ってCPCは高くなり、結果としてCPAも相対的にBより高めになりました。予算を増やせばCV(コンバージョン)も増えるでしょう。
広告Bは対象を絞り、属性や特徴を明らかにする尖ったタイプの商品の広告企画です。ニッチワードが機能するのでCPC、CPAとも低くなりますが、ボリュームは出せません。
CTRは広告文、CVRは主としてLPに紐づく数値です。

分析とは比較のことです。比較できるのは、同じ会社の過去推移との比較であり、CVの結果のみならずインプレッション、CTRなど各項目で比較して、広告文を変えたときのCTRの変化、LPの内容を修正したときのCVRの変化、また広告費を増額してインプレッションシェアが上がったら、それ以前とのCTR、CVRの変化を見ていくことです。同様に、同種の広告企画をやっている同業他社との比較を行います。同業他社の同種の広告が比較できるのは当社の強みですが、同じ会社の当月の「点」情報をこねくりまわしても独自解釈の読み聞かせにしかなりません。

もう一度いいますが、CVは顧客とすり合わせの後でしかわかりません。
GANBAAに従って、Analyticsをすり合わせ、Adjustして計画・実行して結果検証(Analytics)をその次の機会に行い、これを繰り返す。これが漁です。船酔いしないように鍛錬する必要があります。

早いですね、週末です。以上で朝礼を終わります。


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