ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

お客様の環境を知ろうとすること 12月16日 SHIPの朝礼


おはようございます。12月16日SHIPの朝礼を始めます。

昨日の午後はSHIP経営改善会議でした。ゲストセッションは12日の朝礼でも紹介させていただいたタニタハウジングウェア谷田社長にご登壇いただきました。

積極的な値上げというテーマに挑む 12月12日 SHIPの朝礼


タニタハウジングウェアは創業75年の老舗企業で谷田社長は3代目になります。ハウスメーカーに勤めていて18年前に38歳で社長に就任されました。その頃取引先をまわり気がついたのは「会社が誰からも期待もされていない」ということだったそうです。ドラッカーマネジメントに学び「われわれの使命は何か」「われわれの顧客は誰か」「顧客の価値は何か」などを考え抜き、「雨のみちをデザインする」という事業コンセプトにたどり着きました。雨が好きな人はあまりいないけど、雨の日に自分が好きな空間が生まれると雨も悪くないと感じるようになる、そんな価値を生み出しています。当然晴れの日の方が多いわけですが、晴れの日の雨樋の価値を、眉毛に例えて話されていらっしゃいました。現代では汗止めなどの直接的な役に立っていないけど、眉毛あることで顔が引き締まります。こんな話を聞くと雨樋が全然違ったものに見えてきます。新しい発想の切り口が開いた感じがしました。

経営改善会議で昨今の課題に対して現場の具体的な対策が話しあわれました。ひとつは急遽締め切られた「こどもみらい住宅支援事業」補助金です。

補助金を説明して受注していて、採択前に締め切られた事業者は多く、経営改善会議メンバーも多数影響を受けていました。多い会社はこのままだと120万円ほどが持ち出しになる可能性があると報告されていました。
これに対し、経営改善会議会議室では、契約処理に関して弁護士の見解を紹介していました。

ブログ内では詳しくは言えませんが、現場では具体的な対策方針がいくつか出されました。このような知恵・知見の交換こそがコミュイティの価値です。

もうひとつはアスベスト対策に関するものです。経営改善会議では年初からこの件を取り上げていましたが、予想よりも行政のスピードが遅かったのですが、いよいよ具体的な動きが各地でされています。我々としては「早めに研修会に出て、石綿作業主任者、アスベスト診断士、建築物石綿含有建材調査者など必要な資格を取得するか、アウトソーシングする事業者とパートナーシップをとるかです」ということなります。まだまったく準備していない会社さんがいらっしゃれば、下記のような環境省等の講習を案内することです。

お客様の環境を知ること、その前に知ろうとすることが大事です。学ぶ時間も機会もたくさんあります。昨日の経営改善会議ゲストセッションを案内したのも都合をつけて機会を活用して欲しかったからです。このことのみならず、シップは皆さん一人一人の成長意欲に対して常に開かれている環境です。躊躇せず行動してみると良いと思います。

以上、SHIPの朝礼を終わります。今日は金曜日、しっかり締めて週末を楽しんでください。


15 コメント

Add yours

  1. おはようございます!
    今週もありがとうございました。

    昨日お打ち合わせしたお客様でも、補助金付与予定だった案件は返金持ち出ししているとのことでしたが、このように急に終わることは、予想できていた事だったのでしょうか?
    どうしたら、起こる前に対策ができたのだろうと考えていました。。。

    アスベスト問題は湯沢さんの勉強会であまり対策されていたいお客様もいるというお話を聞いています。
    お客様とのコミュニケーションの中で、情報提供ができるくらいのアンテナを張って生活していきたいと思っています。

    • >このように急に終わることは、予想できていた事だったのでしょうか?

      予想外でした
       
      しかしお客様との契約がすでにされているので
      建築業者が、負担を負担をかぶるか、
      お客様に説明して補助金含みの注文を撤回していただくか、
      この2択しかないという状況です

      補助金絡みの企画を話題にするときに、相手がこのトラブルに巻き込まれているかいないかの確認は必要です

  2. おはようございます。
    今週もありがとうございました。

    お客様とのお打ち合わせだけでは、お客様のことを知りきれないと実感しました。知ろうとすることで、お打ち合わせでわかりきれなかった部分などを埋めていき、質の良いサイトをご提供できると感じました。
    限られたすりあわせの時間を有効活用できるよう、お客様を知ろうとする姿勢を忘れずに、担当記事について何が必要なのかを把握していきたいです。
    また、お客様の想いだけでなく、仕事の仕方などもよく知っておくことが重要だと、お打ち合わせに参加させていただき、実感しました。

  3. 昨日の谷田社長の話を聞いたあと、
    質問などできなかった方々へフォロー連絡を入れて、付加価値について改めて考えないと気づきがあったようです。
    WMMが来年のお客様もいるので、
    zoom30分とかでもそこについて話し合う時間を作ろうという流れなので、
    そこからZMOTO、パルス消費行動の要素、離脱などの課題設定できる機会にもなると思います。

    また
    声掛け→参加表明→参加数
    ここはチームでも振り返り、
    次の改善と、今後のフォローにどういかすかを決めて動きます

  4. 昨日はありがとうございました。
    一番近い環境で学ばせて頂いている中
    ゲストインタビューから本会への
    中途半端な本会体験誘導は
    会員様もオープンに話にくくなり
    会員様にもお誘いした方にも失礼。
    ここに自分で気づけなければいけないですが
    ご指摘頂きありがとうございます。
    しっかり価値をお伝えして、段取りをしてお誘いするよう改善していきます。

    • 互いに声がけしていないので気づけない
      その前段階として達成意欲がないから声がけが起こらない
      勝手気ままカルチャーなので達成意欲のレイヤーにいかない

      カルチャーを塗り替えていくことです

  5. お客様の環境を知ること、その前に知ろうとすることが大事です。

    学びの機会は平等に開かれていて、学ぶ環境は社内だけでも相当数。
    数が多いのは、WMM。毎月100回以上現場の情報をインプットしながらアウトプットする機会があるので、成長する機会としては十分あります。
    これを生かすことができるか?というのがマネージャーの役割ですので、専業の強みを生かしてストックして活用できるようにしておくのが本筋ですが、まだまだです。
    今年考え方のアップデートを通してようやく突破の足掛かりは出来たので、一つ一つ進める。
    経営改善会議もファン顧客育成勉強会も、各種コミュニティも、WMMも学びの姿勢で手を上げるDERUKUIを増やします。

  6. おはようございます!
    付加価値を高めた提案というところだと思います。晴れの日の雨樋の価値といったところを言語化されているところも徹底しているなと感じました。
    この辺りを共謀者として一緒に言語化していくのがシップのプロとしての仕事の一つだと思います。

    アスベストに関して、お客様の中でも度々質問をいただきます。実際周囲の会社の進捗はどうなのか、既に進めている会社様の事例などが知りたいようでした。
    この辺りの話しは現状営業からお伝えしていますが、知識としては押さえていくようにします。

    • シップにはリフォーム会社・工務店が集まるコミュニティがたくさんあります
      「知りたいようでした」と感じたら、知ることができる機会がたくさんあります
      一歩踏み出し活用していきましょう

  7. おはようございます。
    今週もありがとうございました。

    >お客様の環境を知ること、その前に知ろうとすることが大事です。

    今Qからお客様担当を持ちまず始めたのがまさにここです。湯沢さんのプロフェッショナルにも出てきた知る段階の壁をクリアするためにお客様のHPを見たり、営業の方から情報を頂いたりしてきました。

    これまでの過程だったり、それぞれのお客様の問題など知らない事もまだ多いですが、今後もお客様を知ろうとする姿勢は継続していきます。

    しかしただ知るだけでは意味がないので知った上でシップとしてどういう提案が出来るのか、問題と解決策を自分の引き出しにためて他の会社様に活用できないかを考え現場のインプットをしていきます。

  8. シンプルに誘って接点を持ち、お客様の状態を知る。
    今回の内容のどんなところが誘った会社さんの役に立ったのか
    やっていくうちに自分の成長と合わせて貢献がよりできるようになると思います。

    やると決めてやってみる。目指すはシンプル。
    カルチャーを作る一員になっていきます。

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*