ビフォーアフター社長日記

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広告表現の3つのフレームワーク 9月19日 SHIPの朝礼


おはようございます。9月19日SHIPの朝礼を始めます。今日は広告構造の基礎の基礎、3つの法則についてChatGPTに教えてもらいます。知らなかったらこの機会に頭に入れましょう。知っていたらいつどのようなケースで実用できるのか、アウトプットしてみてください。

1.PASONAの法則
PASONAの法則は、ダイレクトレスポンス広告で活用される5つの要素の頭文字を取ったものです。具体的には、以下のようなステップから成り立っています。

1) P (Problem) – 問題を提起する: 消費者が潜在的に困っていることや苦労していること、不便に感じていることを明確に訴えて問題に気づかせます。
2) A (Agitation) – 問題を炙り出し、あおりたてる: 問題に気づいてもらったら、次は問題の深刻さを知ってもらいます。消費者の「痛み」を切り出すように問題点を煽り立て、より自分ごととしてイメージできるように描写します。
3) So (Solution) – 解決策の提示と証拠: 商品やサービスを紹介し、その効果や信頼性などについての解決策を示します。
4) N (Narrow down) – 限定、緊急、絞込み: 対象客や期間を限定して、商品の限定感や緊急性を演出します。
5) A (Action) – 行動: 最後に購買行動を呼びかけます。

この法則は、消費者の購買心理に沿ったもので、特に「問題を提示し、問題から目をそらせないように煽り、解決策に繋げる」という流れが重要です。

2.BEAFの法則

「BEAF(ビーフ)の法則」とは、マーケティングの用語で頻出する「FABE分析」を変形させたものです。この法則を使えば、ネットショップやECサイト、LPにおける「縦長商品ページ」の構成をよりよく改善することができます。具体的には以下の4つの要素から成り立っています。

1) Benefit(購入メリット): 商品の購入メリットを、商品利用シーンの描写や、端的なキャッチコピーで表現します。例えば、牛肉を売る際には、生肉ではなく焼けている写真が必要で、「箸で切れる柔らかさ、芳醇な肉汁」といったキャッチコピーを併記する。
2) Evidence(論拠): マスコミ掲載実績など「人気の論拠」を示します。例として、「美味しい牛肉だから、グルメ雑誌で何度も紹介され、人気レストランにも卸していて、ランキングにも何度も入賞しています」といった内容が挙げられます。
3) Advantage(競合優位性): 類似商品との違いを明示します。例えば、「この和牛は最高品質ですが、まだ無名なので松阪牛より断然手頃」といった内容が考えられます。
4) Feature(さまざまな特徴): 色、サイズ、賞味期限、内容量、素材、成分などの詳細情報を詳しく提示します。

このBEAFの構成は、消費者の購買心理に沿ったもので、特に「購入メリットを提示し、その後に論拠や競合優位性、詳細情報を提供する」という流れが重要です。

3.QUESTの法則

QUESTの法則は、セールスコピー(広告文)のための構成を示すもので、以下の要素から成り立っています。

1) Qualify: ターゲットを絞り込む。具体的なターゲットを明確にし、そのターゲットに合わせたメッセージを伝えることで、効果的なコミュニケーションを図ることができます。

2) Understand: ターゲットのニーズや問題点を理解する。消費者の悩みや課題を深く理解し、それに対する解決策を提供することで、信頼関係を築くことができます。

3) Educate: ターゲットに商品やサービスの価値を教育する。具体的な利点や特徴を伝えることで、消費者の購買意欲を高めることができます。

4) Stimulate: 購買意欲を刺激する。特別なオファーや限定的な提供をすることで、消費者の行動を促すことができます。

5) Transition: 購買に移行する。具体的な購買手続きやアクションを促すことで、実際の購買行動につなげることができます。

この法則は、消費者の購買心理に沿ったもので、特に「ターゲットを明確にし、そのニーズを理解し、商品の価値を伝え、購買意欲を刺激し、実際の購買行動につなげる」という流れが重要です。

一覧でまとめてみます。

意図のない広告は気の抜けた炭酸水のようなものです。意図を表現するためにフレームワークを身に着けておくことは、社会人の礼儀作法レベルで必要です。

以上で朝礼を終わります。


6 コメント

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  1. おはようございます。
    ご紹介いただいた法則をひとつも知らなかったので、今日はじめて意味を理解したのですが、読んでいてBEAFの法則は価格表の作成に当てはまるなと思いました。
    商品をいかに魅力的に見せるか購入のメリットの提示やその根拠となる内容をカタログやホームページから抜き出すことで購買意欲に繋げる。法則の流れを理解して、エンドユーザーに買ってみたいと思ってもらえるように意識して作成しようと思います。

  2. おはようございます。

    お客様の広告となると、価格、社名、LPなど、いくつもの要素とユーザー属性などの意図目的の設定が必要になってきます。良い広告であれば、広告という入り口から入り、見せたいページに飛ばせ出口(お問い合わせ)導線が設置してあるという流れが作られてる必要があります。

    社名やクチコミで売り出しているのあればTOPでも誘導先としてはあっていると思いますが、価格や見せたいページが決まっているのであれば広告と誘導先を合わせる必要があるので、導線や目的意図が合っているかどうかチャックしていきます。

  3. おはようございます!
    広告構造については知識がなかったため、ダイレクトレスポンス広告で活用されるPASONAの法則・ページ構成をよりよく改善するBEAFの法則・セールスコピーの構成に関するQUESTの法則、それぞれを知りました。入社してから、記事やデザイン制作時に常に意識している「意図」についても合わせて、フレームワークをもっとしっかりと身に着けていきます。
    今週もよろしくお願いいたします。

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