ビフォーアフター社長日記

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広告について(3つの運用) 2月8日 SHIPの朝礼


おはようございます。2月8日SHIPの朝礼を始めます。今週は「広告について」とタイトルを打っていますが、朝礼をブログ化した2022年1月から何度か広告の考え方をとりあげています。1週間続けたのは下記ですが、これは「ネット広告はコスパが悪い」「反響の質が悪い」という声に対して構造を解説したものになります。基本はリアル販促と同じで、「認知」浸透の段階をクリアするかしないかにあり、ロジックを理解していただければ取り組みが始まります。ここでも昨日一昨日のDRMのアンラーニングが重要です。

販促プロモーションは分割して手を打とう1 8月1日 SHIPの朝礼

販促プロモーションは分割して手を打とう2 8月2日 SHIPの朝礼

販促プロモーションは分割して手を打とう5 8月5日 SHIPの朝礼

販促プロモーションは分割して手を打とう4 8月4日 SHIPの朝礼

販促プロモーションは分割して手を打とう3 8月3日 SHIPの朝礼

集客目的の広告の企画・代行は広告代理店や我々の会社に期待される機能のひとつですが、ユーザー様に広告費の一定のパーセンテージとクリエィティブ作成費のご負担をいただき実行する、たいへん責任の大きな仕事になります。だからこそ見識を常にアップデートして時流に合わせる日々の勉強が必要です。住宅リフォーム業支援に特化した私たちが手掛ける広告は以下に大別されると思います。

1)リアル認知とWeb認知を共鳴させ認知浸透をはかる広告

 何度も取り上げている単純接触効果(繰り返し接すると好意度や印象が高まるという効果/Wikipedia20230207より)は不変のセオリーです。もともと意匠デザインなどCIを意識した会社の場合、私たちがその意匠やティストをWebサイトに反映させることで「見たことのあるブランド」「何となく知っている会社」になるために単純接触を反復させていきます。逆に認知のコアになるものがない会社にはWebサイトデザイン時に、リアルでも展開できる意匠・タグラインをデザインして、実際の看板や店舗デザイン、パンフレット、名刺などにも展開していきます。一例を紹介します。
 
 単純接触効果の考え方に沿って、商圏に住まうリフォーム適齢期の方のスマホやPCディスプレイに、リアルと連携した意匠やタグラインを表示させることで、ネット上の看板広告が成立します。明確な広告効果ら測定しにくいですが、文字通り「接触効果」が生まれ、ネット上の認知が少しずつ堆積していきます。媒体としてはディスプレイ広告・Youtube広告を主に設計します。副産物としてWebサイト流入は一定セッション発生します。
 
2)Webサイトのサイトの反響フローに流入させる広告

 Webサイトに流入するオーガニックセッションを受け、アクション誘導動線に乗るフローが機能している前提で、そのフローに合致した需要喚起のクリエイティブからセッションを流し込む広告企画です。ニーズが具体化するにつれ、バタフライサーキットは強く発生しますので、複数回の試行(広告クリック)を経て成果に至ります。また広告メッセージとクリエィティブとWebサイトのつながりを断ち切らない親和性は見落としやすい大事なポイントです。
 媒体としては広く、検索広告、ディスプレイ広告、SNS広告などを利用します。

3)反響獲得広告

 需要喚起の広告→需要喚起を受けるLP→反響アクションの受け皿のある出口備えたDRM的な手法ですが、このダイレクトなフローにも「調査・情報収集」のバタフライサーキットが発生します。WebサイトコンテンツやGoogleビジネスプロフィール、SNSなどを参照する動きへの目配せも含めた広告企画です。企画そのものと自社の強みのつながりを言語化して深掘りして比較検討を乗り切る筋書きが成立するかどうかがポイントになります。
 媒体としては主として検索広告ですが、ディスプレイ広告、SNS広告なども組み合わせ強いフローを形成します。

広告企画はずいぶん以前から重責を受けて請け負っています。同じ広告企画でも成果が大いにでるものとそこそこ出るものがあります。このばらつきを実データで比較できるのが当社の強みです。要素をいくつか抽出して、成果が大きいグループ、そこそこのグループで何が違うのか? 仮説立案や推論を数多く検証できます。お客様に納得のいく現状把握を提供して、改善を繰り返していきます。

長くなりましたが今日もDRMの思い出からの脱出です。以上で朝礼を終わります。


14 コメント

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  1. 直線的なファネルイメージとゆらぎのある「確認・調査行動」を自分含め、普段から実施しています。触れる情報は多岐にわたりますが、認知統一されていて純粋想起されるサービスは限られています。ただ、どこで見ても「あ、○○だ」という、潜在的にも顕在的にも統一されている一貫性と、意図のある問題解決のプロセスがしっかり構築されていることで、選ばれやすくなる。この支援をWEB上でも展開していくことが、シップのWEBマーケティングパートナーとしての役割です。

  2. おはようございます!
    昨日、企業の採用SNSブランディングをされている会社の方とお話しする機会がありました。

    はじめに大切なのは「認知させること」アカウント、広告をWEBサイトと連携させることでまずは知ってもらわなければ何も始まらないという話をしました。

    自分自身、広告がオシャレでサイトに飛んだら簡素な作りでブラウザバックした経験も何度もあるので、一貫したイメージの統一ができているか消費者目線でチェックしていきたいです。

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    同じ計画企画でも、成果が大いに出るものと、そこそこ出るもの。制作を行う上で、深掘りをしてデータ比較することは大切だと感じます。
    また、お客様の気持ちを言語化するということは、本当に難しいことと感じます。お打ち合わせに参加する際は、お客様のこれまでの方針や商品、周囲環境などをインプットして、お話を伺うことでより解像度の高いインプットができると感じました。
    その上で、どのようなサイトを制作するか、お客様との関わりが少なくとも、言語化してアウトプットしていきます。

  4. 確認・調査行動をする中で、他社と見比べながら複数回閲覧される。
    その時に、見る度に一貫した訴求があり共感→確信に至るのか、表面的で化けの皮が剥がれてしまうのか。
    実際の現調や提案など比較検討のプロセスの中で前者に淘汰されていく。
    プロセス全体を見て、どう広告で拡張するのか。
    強みの深掘りと別物と考えず、一体として捉えて考察を深めていきます。

  5. おはようございます。

    リアル認知とWEB認知どちらも必要不可欠であり、バタフライサーキットの消費者行動が起こっている限り両方のデザインを揃える必要があります。

    どうしても商圏や環境など外部要因的な要素で反響にばらつきがあるかと思うので広告チームでデータをストックしていき要素の抽出から検証→改善していきます。

  6. 強み↔広告やLP、リアル販促の繋がり、SNS↔他社と比べて強みの何が通用して、なにが通用しにくいか。

    環境が大きく影響するので、
    事前に調べられる競合は抑え、
    実際はどんなところと比較されてるのか、
    何が決め手で契約、失注になってるのかから
    入口〜展開〜出口をアジャストさせてくことかと思います。

  7. おはようございます。
    前回までのブログで分類やセグメントの重要性が書かれていましたが、「ネット広告はコスパが悪い」という意見もどんな状況で何に対してを明らかにしなければ通らないと思いました。

    リアル認知とWEB広告を共鳴させ認知浸透を図る広告では、昨日の記事のファネル図からサイトフローにかけて強みを一貫させるという点で有効ですし、単純接触効果も得られて効果的と感じました。

    逆にそこがブレてしまうと「強みが発揮されない」状態になってしまうので、広告・LP作成時や反映時には流れで見るようにします。

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