ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

A picture is worth a thousand words. 11月15日 SHIPの朝礼


おはようございます。11月15日SHIPの朝礼を始めます。今日は「写真」についてとりあげてみたいと思います。私はすべてのお客様のバースデーメッセージを書いているのですが、その際必ず私たちとの接点であるWebサイトを見ます。そこで目に入ってくるのは「イメージ」です。消費者目線でも同じだと思います。端から端まで書いている「文字」を丁寧に読む前に、「イメージ」で適否を判断します。

私たちが提供しているWebサイトを広く「広告」の部類に入れるとします。広告には3つの効果があると一般に言われています。
1.接触効果
2.心理効果
3.売上効果

「1.接触効果」は私もよく使う「単純接触効果」の単純を省くと身近だと思いますが、情報に触れて知ってもらう、認知の効果です。
「2.心理効果」は、持ってもらいたいイメージへの誘導効果です。シップでは普段「興味関心」と表すことが多いです。
「3.売上効果」は、文字とおり購入、注文してもらう効果です。

「イメージ」は「2.心理効果」の入り口にあたります。

私はよく「アナリティクスの前に実機でサイトを見ること」と言いますが、もう少し正確にいえば、見て感じてここで何が起きているかを想像して、課題を改善点を見つけて、改善した際のビフォーアフターを考えようということになります。

現場で運用中にもっとも改善しやすい「2.心理効果」の構成要素は「写真」です。「写真」を軽んじてはいけません。施工事例などに必ず「写真」があります。この「写真」が10点満点の8点以上のものが掲載されるようにサポートすることです。3点~4点レベルがそのまま掲載されていると、せっかくの良い仕事をしていて「良い仕事をする会社」という「2.心理効果」は得られません。

今日のタイトルにしたのはジョニー・デップ監督・主演の「MINAMATA」で、主人公のユージン・スミス氏が水俣病の家族に語りかける場面の冒頭の一部です。アメリカ版「百聞は一見にしかず」の言い回しです。字幕の和訳は下記のようになっています。

(朝礼の主旨から離れますが、この映画公開時に物議となった「入浴する智子と母」というユージン・スミス氏の写真があります。ググってみてください。)

シンプルにまとめると人は見たものしか理解しないので「写真」は大事ですし、「2.心理効果」の改善にもっとも早い成果が得られますので、WMMの準備時から「写真」をチェックするようにしてください。

以上で本日の朝礼を終わります。


15 コメント

Add yours

  1. おはようございます!
    今日もよろしくお願いします。

    実機からみた印象をお伝えするのは、新人でもできることですし、一般生活者と近い感覚もあると思うので、インプットも兼ねて積極的にお役立ちしていきたいポイントだと感じています。

    またInstagramでは、事例投稿において写真の質は生命線なので、サイトの施工事例同様、選び方や撮り方などに関してもサポートしていきます。

    • 良いものは良い、NGはNG
      WebサイトやSNSをはさんで
      こうした判断と提言、アドバイスがサポートの役割ですし 
      結果として喜んでいただける道です
       
      写真の質は、合格点をキープするようにサポートしてください

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    制作をする上で、文章よりも写真や大きな文字、目立つ色の文字を読んでから、興味があれば文章を読む、という人間の無意識の行動を学びました。

    施工事例やリフォームメニューを作成する上で、写真がきれいだと見栄えもよく、お客様の強みである、〇〇の資格があります。〇〇件実績があります。などの証拠にもなってくる部分になるので、重要だと感じました。

    何事も一つひとつ、丁寧を積み重ねていくことで信頼を獲得できると感じました。

  3. シンプルにまとめると人は見たものしか理解しないので「写真」は大事ですし、「2.心理効果」の改善にもっとも早い成果が得られますので、WMMの準備時から「写真」をチェックするようにしてください。

    お客様とのミーティングのための準備は慣れてしまうと、フィルタがかかり見えなくなるものがあります。
    この見えなくなってしまうことを、仕様やそこで実際にある案件を見て気付くようにしていきます。改めてミーティング仕様のアップデート時にルールとして整備し、日常から練習するように先導します。

    • ファイストビューの画像を誰の目線で見るか?
       
      リフォーム事業者を比較しながら探している一般生活者の目線で見ることです
      今日は写真の話ですが
      毎日のように改善に向けた声がけをしていきましょう

  4. おはようございます!

    ちょうど今回の実践会では事例の写真に関して取り上げることにしていたので、その重要性を再認識することができました。

    実践会でもお伝えするつもりですが、写真の改善はすぐに行うことができて、コストパフォーマンスも高いと思います。
    WMM前の実機チェックではその辺りにも注目してお伝えしていく様にします。

    MINAMATA、ネットフリックスで配信されている様なので、次の休みに視聴してみます!

  5. >シンプルにまとめると人は見たものしか理解しないので「写真」は大事ですし、「2.心理効果」の改善にもっとも早い成果が得られますので、WMMの準備時から「写真」をチェックするようにしてください。

    マンションリノベ専門のT様とサイト作りをする中で、事例写真の質に徹底的にこだわられていて、僕自身の意識が変わりました。
    11月セミナーでご登壇頂くP社様も、写真の画質に徹底的にこだわられています。

    両者に共通するのは、事例を「作品」であり「商品」と捉えていること。
    リフォームは定型の商品ではないので、質のこだわりは心理効果に良い影響をもたらし、見た人が「欲しくなる」ように「売上効果」にも貢献していると思いました。

    先行されている会社様の考え方含めて、お伝えしていきます。

    • お客様が主導していることはそれはそれでいいですが
      今日の主旨は、シップ側のサポート姿勢のことです
       
      シップ側が見識をもって、毎回改善に向けたサポートをしていくことが求められますので、皆さんに「実機で見てますか?」と問うのが今日の主旨です

  6. おはようございます。

    以前実機チェックについて面談で何を調べるかわかっているかと問われたことがあります。自分はサイトに不具合がないかを調べる事かと思っていましたが、導線がしっかり誘導出来ているか、会社の印象とサイトの印象が合っているかを調べる事だと教えていただきました。

    誘導においても会社の印象においてもイメージと違えば離脱してしまう可能性があるかと思います。新人だからこそ「慣れ」がまだないかと思うのでエンドユーザー目線での捉え方から気づきを見つけていきます。

    • 顧客の期待は「閲覧者の購買行動を増加させたい」ですから
      サポートも「自分が閲覧者だったら、買いたくなるか?」に視点をチューニングするとことから始まり
      具体的に改善を促していくことです

  7. 内定者の岩間です。
    今回のブログを読み、先日のアルバイトの出来事を思い出しました。私は現在アルバイトで、百貨店でお菓子を販売しているのですが、売上が全く伸びず人件費が払えないという事態が発生していました。そこで、社員の方にこのポスターの写真ではまったく美味しそうに見えないとハッキリ伝えたところ、新しいポスターが貼られることになり、その後、そのポスターを見て興味を持ち購入してくれるお客様が増え売上が上がったということがありました。
    これは、まさに写真の大切さとそれによる心理効果の重要性を実感した出来事でした。
    現在、シップでのアルバイトで施行事例、Instagramの投稿作成をしています。私は、ついつい業務をこなすことに精一杯になっていまいがちですが、改めて、見る人・お客様視点になって作成することを意識して取り組んでいきたいです。

  8. 「良い仕事をする会社」という「2.心理効果」

    この心理効果に関しても、お客様がどんな工事を提供し、生活者に喜んでもらっているかの把握が優先になると思います。
    良い工事をするのが当たり前という会社様では自社で強みと感じてない事も多いですが
    そこも一緒に発見するためには関心の持ち方だと思います。

    提供されているサービス、工事に関心持ち、お客様をイメージしながら写真等も見ていきます。

    WEBサイトだけでなく、広告、GBP、SNSプロフィール・カバー写真等。
    各媒体で活用されている写真の印象が一致しているかなど、
    事前に見ておくことは俯瞰図を中心に話をしていれば気づけると思うので、
    すり合わせ等でも実施していきます。

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*