ビフォーアフター社長日記

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広告について(強みとブランド) 2月7日 SHIPの朝礼


おはようございます。2月7日SHIPの朝礼を始めます。

再度、ダイレクト・レスポンス・マーケティング(DRM)の考察をします。ピンク本がベストセラーになり、DRMの実践者が全国各地に広がっていって、様々な単位(地域。業種。その他)でDRMの実践会が設けられノウハウを共有したり、その中で情報商材を販売する人が表れたりしていようです。私は◯◯実践会には参加したことがないので詳細はわかりませんが、閑古鳥がないていた小売店や工務店など幅広い業種で、即効性のある反響増や売上増が実際見られたようです。DRMの考え方は下記のようになっています。

①認知×DRMエッセンス(造語です、補助線みたいなものと思ってください) 
 ↓
②興味関心
 ↓ 
③比較検討
 ↓
④行動・反響
 ↓
⑤購買 

①により②の感情を盛り上げて③を優位に経由して④⑤に至るというものです。
DRMエッセンスを、一旦次のように薄っぺらく定義します。
「商品説明ではなく顧客がわくわくするエモーショナルなキャッチコピー・意匠等」、

ここから①をエモーショナルに工夫することによって、④⑤に至るという誰かの成功体験が神話のように今でも引き継がれているのだと思います。

しかし、現在は手元にスマホがあり、デスクかどこかにPCもタブレットもあり、ネットにつながっています。その結果、ざっくりいえば①と②の間、③と③の間、③と④の間の調査」がデフォルトになっていると考えた方がいいと思います。

では何から調査を始めますか? 

検索します。2011年にGoogleが名付けたZMOTという行動です。 

検索結果に表示されたものからWebサイトやSNSあるいはポータルサイト等の投稿をみます。このステップがあることにより、①の工夫が変わらざるを得なくなりました。閲覧者がDRMエッセンスの裏付けを、WebサイトやSNSに無意識に見つけにいくような意識の動きになったからです。

「自社施工だから、中抜きなしでどこより安く、自社職人の満足施工、まるで建て替えたみたいと歓喜の声続々!」
というチラシや広告を行うと、2000年代、2010年代初め頃だとダイレクトな反響は一定量あったかもしれません。今は「調査」で検索したらGoogleビジネスプロフィールにコメント内容もない口コミが2件、Webサイトが何の特徴もなく、SNSにも投稿もみつからないと「あっそういうこと、、」でジ・エンドです。ちょっと極端に表現しすぎましたが。

DRMエッセンスの定義を修正します。一言でいえば「強み」です。その後の「調査」目的の閲覧の際、すみずみにまで行き渡った「お客様との約束」、「他社との違い」を伝えられるのが「強み」です。「強み」を「ブランド(社名・屋号等)」と重ねて認知させていくのが広告活動です。波のある反響結果と反響を生成するバタフライサーキット運動を先回りしてアクションに結びつけるための地道な下部構造の状況を同時に観察していくことが必要です。パルス消費もバタフライサーキットの中で起こります。10年以上前のDRM反響とは全然違います。

接触効果・・・ブランド認知(ブランド×強みのメッセージ)
心理効果・・・ブランド浸透(ブランド×強みのメッセージと証拠確認フロー)
売上効果・・・反響行動(ブランド×強みの受諾)

今日も当たり前の話に終始しましたが、目的は「DRMの思い出」のアンラーニングです。以上、朝礼を終わります。


17 コメント

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  1. おはようございます。

    >「強み」を「ブランド(社名・屋号等)」と重ねて認知させていくのが広告活動です。

    商品を売るだけでなく、自社のそのものを認知させて、共感してもらう必要があるんですね!
    Instagramでは商品の価値をメインに伝える広告は反応が悪いとのことですが、それは「強みだけの押し売り」がブランドの認知を妨げてしまっているからだと思いました。
    自社に対して安心感のある、共感を誘うような内容にしていくことだが大切になると感じたので、担当のお客様の広告が沿っているかどうか見てみたいと思います!

    • 何度目か同じ記載になりますが

      SHIPのインスタサービスに関係することだと思うので
      商品定義(価値とコスト)の明確化をすることで
      やることが明確化します

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    「強み」を「ブランド(社名・屋号等)」と重ねて認知→スマホでの調査で、
    Googleビジネスプロフィールや口コミなどから見られる、利用者に対しての対応や、量によって、エンドユーザーとの信頼にもつながっていくので必要なことと感じました。

    何かあったら調べる時代だからこそ、Webサイトでお客様の強みを表現し、SNSでの発信が必要と感じます。
    沢山のウェブサイトがある中で、目に止まるよう、お客様の強みをしっかりと落とし込み、認知のコアであるロゴマークを使用しながら、一つひとつのデザインに意図をもって製作を行います。

    • 制作しているユーザーのお客様になった気持ちで
      検索する場面、閲覧する場面を思い浮かべられるようになればいいですよね
      がんばってください

  3. 「強み」を「ブランド(社名・屋号等)」と重ねて認知させていくのが広告活動

    認知のレイヤーが強いということは、この広告活動がマッチして頻度が高い。
    ③④を直接取りに行くこともできますが、長く商売をしていくなら、①➡②の順番が重要。
    ①②が③で優位性になり、最終的に想起される3社に入って選択される土俵に立つ。
    ③④は①②で成り立っているんだ。という書き換えが必要です。

    • 選択されるブランドの寿命というのがあって
      自販機で買う缶コーヒーが最短で
      キリスト教などの宗教が最長

      下流から入ると短く、上流から入ると長い
       
      もちろんケースバイケースではあるけども
      長い方をデフォルトにすべきだと思う

  4. おはようございます!
    自社の強みをブランドと共に、ユーザーが閲覧する様々なチャネルで伝わるようにするというシンプルなことだと思いました。

    強みや認知のコアがチャネル毎、チャネル内のページ毎に異なってしまうと①②の部分がうまく連動できずに勿体無い状態です。

    広告のポイントは強みとブランドが認知できるか否かですが、現在のディスプレイ広告など見てみると、そこができていない対象も一定数あるかと思うので、チェックしていくようにします。

  5. おはようございます。

    自社の強みや選ばれる理由を会社名や屋号と重ねて周囲のお客様に認知をしていただくためにチラシや広告だけでなくHPにも強みや選ばれる理由を反映させていく事で様々なチャネルでデザインが統一され認知がより強くなるかと思います。

    エンドユーザーもWEBで①から⑤までを行えるようになった今①②の部分でいかにHPなどのデザインと合わせて会社名、屋号と重ねて認知興味を持ってもらえるかなので広告とHPを比較してズレがないかなども見ていきます。

  6. ファネル図の各項目で調査が入り、その手段が検索となって、
    ①の段階で良さそうな広告を見つけても
    「本当なのか?」と各段階で発生します。

    先日マーブル社の石井代表にSOS登壇頂きましたが、
    WEBサイトもYouTubeも
    「ウチの人と成りを知ってもらう」

    理念から落とし込まれた、
    せっかく外壁塗装するなら、楽しくカッチョ良い をテーマにされてるなか、
    サイトトップ、事例コンテンツ、職人によるブログ、YouTubeと
    全てのコンテンツに表れてるので、
    せっかく外壁塗装するなら、という生活者が最終的に問合せ、商談、契約と
    流れができてるのだと思います。

  7. ネットでいろいろな情報をすぐ入手できるようになったからこそ「知っている」ということがより重要で、判断基準も他人の経験などから自分の価値観や値段を見てこれなら大丈夫か。などの判断を常にしていると自分の消費行動を見てもわかります。
    自分の親や祖父母の世代はネットを使いこなしながらも結局知っているところに、頼むだろうなと思います。実際数年前に新築にした際も、元から「ここら辺だとあそこの会社じゃない?」という話をしていました。
    ※ちなみにリューケンハイムさんのサイトを見て、当時もっと調べればよかったといっていましたが。

    知っている会社で強みがわかれば選ぶほかなく、強みもサイト内では文字などでなく視覚や感情に伝える表現をしていくことも必要と思います。

  8. おはようございます!
    「強み」を「ブランド(社名・屋号等)」と重ねて認知させていくのが広告活動

    どこでもネットに繋がっている現代になったからこそできるのだなと感じます。さらに重要なこととして、顧客がわくわくする→他社との違いが明確なキャッチからのあとのZMOTの行動でGMAPとWEBでの探求もセットになっているということがあります。ここも強みをベースにした一貫性が大事になってくるので、実機チェック時でも注意してみていきます。

    昨日のエモーショナルなキャッチとは何かという疑問が解説でしっかり理解できました。商品の説明ではなく、他社との違い=強みというところは特にキチンと頭に入れておきます。

  9. 強みとは?強みを深掘るとは?
    構造を本質的に理解できれば、どのお客様に対しても通用するスキルになると思うのでここを課題に設定し

    改めて、過去言語化もして頂いていますが
    ぺんき屋美装様で構造を考察してみました。
    今日の営業GKKでもここをアウトプットして深めたいと思います。

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