ビフォーアフター社長日記

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問題はあらかじめ解決する準備をしておく(2) 3月22日 SHIPの朝礼


おはようございます。3月22日SHIPの朝礼を始めます。WBC準決勝の9回裏の逆転サヨナラ勝ち、そこに至るチームプレイには感動しました。今日は決勝戦です。

さて朝礼は20日(月)の続きです。大命題(テーマ)は決まっているんだから、顧客とWINWIN状態を築くためには課題を絞り込み解像度を上げ、重要なことを解決していくということです。学生時代、何か得意な教科の成績を上げていくと何故か全体が上がっていくという経験をしたことがあるかと思いますが、成功のアルゴリズムをある分野で身に着けると無意識でもそれを他にも転用できるようになるのでそのような現象が生まれます。

当社の顧客で最も多いタイプが、チラシ反響により見込み集客を行ってきた歴史があり、Webマーケティングは業界の専門性の高い当社で行っているというケースです。ここに「Webマーケティングを活用して、ローコストで見込み客集客をしたい」をあてはめてみます。
エンドユーザーの行動は、
①チラシを見ない人、
②チラシを見るだけの人(多少興味のある人)、
③チラシをみてアクション(反響)する人(需要が顕在化している人)、
④チラシを見てWebで検索する人(中にはその後Webからアクションする人)がいます。(需要が顕在化している人)
当社が他の同業者と違うのは④を意識した導線設計をしていることです。

チラシ反響が落ちているというのは10年以上前から言われていることです。この実態は実際新聞を取る人自体も減少していることも含め③が減って、④が増えているから起こる現象です。このことはチラシは検索するきっかけでしかないと割り切られるところまでいくと思います。大命題のひとつめの解は、④の解像度を上げることで見えてきます。

1)チラシの検索窓のワードでの検索数の推移
 リアルとWebの両方に通じる認知させていくブランド呼称を決め、普及させていきます
 月次の検索数推移は重要な分ランド認知の指標になります

2)チラシの目玉とWebサイト
 チラシ→検索→Webサイト
 チラシで需要喚起があり、検索につながる場合、その情報をWebサイトで受け止めることで喚起された情報はアクション(顕在化)にまでつながります。検索・クリック・到達されたページの閲覧数も推移でみれば需要喚起と反応の関係がリアルタイムでわかります。つまりあたっている企画とは、用意したページが閲覧されている、あたっていない企画はその逆だということです。
 
 小商圏・小規模な会社では需要喚起より会社をリマインドさせることを目的とする場合がありますので、その場合は1)のみの把握になりますが、閲覧の多いページはその理由をいつもチェックしておくことで、現場営業にも活かせるし、次の施策立案にもつなげることができます。
 
3)ヒヤリングした情報を活かす
 「何をご覧になってご連絡いただきましたか?」
 これは多くの会社で反響に対して聞いていることであり、「ホームページをみて」とざっくりとお答えになる割合が年々増えているのはどこでもみられる現象ですが、そこでもうひとつ突っ込んで聞いていただくと発見があります。
 「◯◯の施工事例でこんなのを相談したいと思ったから」
 「口コミが他社よりも多くて、評価が高かったから」
 などが具体的にあがってきます。これはアナリティクスを何時間みるよりも次の施策に活かせる情報です。実際は検索して他社サイトも見ていますし、意外なページに共感をしていただいていることもあります。そのような現場情報を参考に、サイトフローを設定して、次からはそのフローを顧客と一緒に検証していくことになります。

チラシ反響+Webサイトの基本形の場合、この1)~3)をお客様と一緒に注目して、修正・リプランを施していくことに絞ることが「Webマーケティングを活用して、ローコストで見込み客集客をしたい」の大命題の解法になります。

明日に続きます。


16 コメント

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  1. 絞ることが「Webマーケティングを活用して、ローコストで見込み客集客をしたい」の大命題の解法になります。

    現状把握の解像度を上げて、絞ること。絞ってWEBマーケティングでの拡張を一緒に企てること。
    まずは、基本的な営業施策を知り、決めて、推移をWEB上で計測していく。基本から拡張迄の支援の仕組みを改めて作っていきます。

  2. 具体的にありがとうございます。
    営業GKKでもよろしくお願いします。

    >2)チラシの目玉とWebサイト

    チラシのイメージをそのまま掲載していて、行動までのフローを流せていないケースが多くあり、④の人が何を求めているかを想像する必要があります。

    ◉信頼に足る会社か確かめたい
    →会社案内
    →施工事例(数、質)
    →顧客評価

    ◉自分の家だといくらになるか知りたい
    →チラシにない商品(お得情報)があるか
    →施工事例(実際にかかった金額)

    ◉出口
    ・電話
    ・問い合わせ
    ・イベント
    ・来店

    想像とこちらで確認できるフロー・データと
    3)ヒヤリングした現場情報
    双方の組み合わせでお客様と一緒に施策を検討していくイメージでいます。

  3. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    エンドユーザーがどのような工程で依頼まで辿り着いたのか、より深掘りしてお聞きすることで、アクションまでの一つの工程をストックすることができ、今後他のエンドユーザーに工夫や対策をとった集客ができると感じました。
    また、エンドユーザー視点の現状把握も行うことができるので、今後の制作物をより良いものにすることもできると感じました。

  4. おはようございます!
    最近のWMでは営業からこのルートの話を頻繁にしていました。

    大命題に対して個々の会社の販促を踏まえて、導線を作っておくことが大事だと思いました。
    個々の会社といっても販促のパターンは数パターン程度だと思うので、大枠のルートはいくつかもっておけば良いと感じます。

    設計したルートに対する改善のためにも、情報をいただけるような状態をお客様と作っていけるようにします。

  5. おはようございます。

    商圏エリアにもよると思いますが、チラシの反響は減少傾向にあるかと思います。
    営業さんからも現状のルートの確認を行なって頂いていますが、チラシとWEBで情報等の違いがある場合、チラシの情報をWEBにも載せるという事を行なっています。

    しかし、ただ載せるだけではルートの確立ができないかと思うのでヒアリングを行った上で今の認知度や検索順位などからどういう施策をしていくかを提案できるようにしていきます。

  6. これまでやってきたことから、シップに期待してることがあるので、
    その背景から役割、ゴールがあるので、
    そこに至るまでの過程を数値推移で一緒にみていく。

    前提の目線が間違ってるので、
    GK Kの場で練習を重ねます。

  7. おはようございます!

    お打ち合わせに同席していて、反響内容にに関して
    「どこから来てくださったんですか?」とお客様に聞くと、
    「どこだったかな~・・・」「そこまで聞けてないです。」
    などの返答を頂くことが結構あるなと感じています。

    まずは、お客様に自社の流入ルートに興味を持っていただくことが大切だと思うので、やはり現状ルートの把握と、伸ばしていくべきルートの把握は共通認識としてもって繰り返しお伝えしていくべきだと思いました!

  8. 僕たちが把握できることとお客さんの方でしか把握できないことを④のルートに一緒にあてはめながら進む。ただ、数字を見ていても何もわからず、それを報告しても意味がないので、シンプルに考えて実行します。
    以前S社様で、最近よく出るものをチラシの目玉にしてTOPページすぐ下にもその目玉を受ける内容、施工事例もそこが目立つように変更するとより目玉商品への反響が増えました。これくらいシンプルにやってお役立ちして行きます。

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