ビフォーアフター社長日記

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2021年オンライン営業シフト


11月30日、米バイオ製薬のモデルナは開発中の新型コロナウイルスのワクチンの緊急使用許可を米食品医薬品局(FDA)に申請すると発表しました。申請は米製薬大手ファイザーに続いて2例目でFDAが12月中旬に開く第三者委員会での議論を経て緊急使用を認めれば、年内に実用化される見通しということです。米政府は、承認が決まると24時間以内にワクチンを各州に供給するとしており、モデルナは30日、欧州連合(EU)にも販売許可を申請します。臨床試験(治験)の最終分析ではワクチンの有効性は94.1%だそうです。(日経新聞より)
#アメリカは強いですね

ワクチン投与が始まり有効性が確認されるようになると、現在の状況も変わってくると思いますが、様々な調査でアメリカも日本もワクチン投与に消極的な人の割合は3分1から4分の1くらいを占め、また副作用や事故なども出てくるでしょうし、もともとがRNAウィルスという性格上、まだまだ事態は複雑に展開することが予想されます。
#2021年はワクチンの話題がもちきり


新型コロナで行動の制限が出てきた2月から約10ヶ月でビジネスを取り巻く環境は急激に変わったと実感していますが、ワクチンで感染リスクが低減されたとき、元に戻ることと、もう再び元には戻らないことがあると思います。重要なのは元には戻らないことであり、それは先に今のうちに先に進めておく必要があることです。

それは何でしょう?

#正解ではないよ
#自分で考えてみよう

このメルマガが届くであろう住宅リフォーム会社様を中心に考えますが、多くの業種業態に共通なのは、顧客コミュニケーションのマナーの変化です。
新型コロナ前には「顔を会わせて」が基本中の基本だったコミュニケーションが、今は顔を会わせたときでさえもアクリル板をはさんでいたりします。ワクチンが普及することでアクリル板は撤去されるかもしれませんが、「できればzoomで」とか「電話で済まそう」の比率は新型コロナ前に比べると何倍にもなっていると思います。
#zoomに慣れましたね


営業フローも、チラシやWebの反響は「対面営業」を獲得する手段でしたが、この対面営業が「オンライン営業」に置き換わります。正確に言えば、積極的に置き換えに行った会社が勝者になると思います。オンライン営業を前提にすると、最初に受付で時間の予約を入れることになります。これは営業の生産性を向上させます。緊急の既存顧客対応は、予約不要のホットラインを用意しておくことも必要です。
#ホットラインは必要
#三菱UFJ銀行、12月1日から全店で来店予約制: 日本経済新聞


オンライン営業に舵を切った会社は、顧客の個別対応をスケジュール化して、点検や誕生日祝いなどもレベルアップさせて、つながりを取り返しにいくことに積極的になれます。様々な手配をアウトソーシングや自動化を利用していくことになります。

またオンライン営業に方針を決めた会社はYOUTUBE動画など、オンラインで概要説明できるコンテンツを揃えていくことになります。電話などでの説明では伝わりにくいことも、数分の動画だとお客様も理解が進みますし、動画コンテンツの種類が揃っていることが、おもてなし感のある会社の証拠になっていきます。営業の標準化も進み、営業社員の早期育成にも有効です。
#頭を切り替えよう

オンライン営業体制が整うと、働き方も変えていけます。テレワークを上手に取り入れて、従業員のワークライフバランスも豊かにできます。

今日から12月です。2021年の年頭方針に「オンライン営業シフト」を掲げられることをお勧めします。


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