ビフォーアフター社長日記

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AIOと検索クエリ 12月9日 SHIPの朝礼

おはようございます。12月9日SHIPの朝礼を始めます。

今期好評かつ受注好調なAIO対策ですが、周辺の最新参考情報を紹介します。
株式会社BringFlowerが提供している「AI Overviewsの日本国内統計情報」です。

https://ritera.bring-flower.com/ai-overview-statistics

それによると、2025年12月7日の日本国内におけるAI Overviews表示率は以下の通りです。

  • 全体:49.5%
  • Knowクエリ:52.8%
  • Goクエリ:33.7%
  • Doクエリ:42.8%
  • Buyクエリ:29.4%

調査方法は詳らかではありませんが、継続的な計測をしておりますのでこれを論拠にしたいと思います。約半数の検索で、AIオーバービューが出現するということです。

これら4つのクエリ(Know, Go, Do, Buy)は、SEO(検索エンジン最適化)やデジタルマーケティングにおいて「検索意図(インテント)」を分類するための基本的なフレームワークです。
ご提示した数字は、検索ユーザーが「何を求めているか」によって、GoogleのAI概要(AI Overviews)が表示される頻度が大きく異なることを示しており、非常に興味深いデータです。

それぞれのクエリの具体的な内容は以下の通りです。


1. Knowクエリ(知りたい)

ユーザーが「情報や知識を得たい」と考えているクエリです。単純な事実確認から、複雑なトピックの解説まで幅広く含まれます。

  • 具体的な検索例:「円安の原因」「ナポリタンのレシピ」「鎌倉幕府 成立年」「AI Overviewsとは」
  • AI Overviews表示率:52.8%(最も高い)

理由:
AIは情報を要約して提示するのが得意なため、Googleは「答え」を検索結果上で直接ユーザーに提供しようとします。ユーザーも複数のサイトを巡回するより、AIの要約を読んで解決することを好む傾向があります。

2. Goクエリ(行きたい)

ユーザーが「特定のウェブサイトやページに移動したい」と考えているクエリです(指名検索とも呼ばれます)。

  • 具体的な検索例:「YouTube」「Amazon ログイン」「ユニクロ 公式」「Facebook」
  • AI Overviews表示率:33.7%(低い傾向)

理由:
ユーザーの目的は「サイトに行くこと」だけであり、そのサイトに関する説明(要約)は不要だからです。例えば「YouTube」と検索する人は、YouTubeについての解説を読みたいのではなく、単にリンクをクリックしたいだけです。

3. Doクエリ(何かしたい・やってみたい)

ユーザーが「行動を起こしたい」「体験したい」と考えているクエリです。スマホやPC上で何かを実行する場合も含まれます。

  • 具体的な検索例:「インターネット速度テスト」「英語 発音練習」「アプリ ダウンロード」「確定申告 やり方」(※Knowの要素も含むが、実行が目的)
  • AI Overviews表示率:42.8%(比較的高め)

理由:
手順の解説(Step-by-Stepガイド)や、おすすめのツール紹介などでAIが役立つ場面が多いためです。

4. Buyクエリ(買いたい)

ユーザーが「商品を購入したい」「商品を比較・検討したい」と考えているクエリです。

  • 具体的な検索例:「iPhone 16 価格」「ランニングシューズ おすすめ」「格安航空券 東京 大阪」「母の日 ギフト」
  • AI Overviews表示率:29.4%(最も低いカテゴリの一つ)

理由:
ショッピング広告の優先:商業的な検索では、AI概要よりも「Googleショッピング」の画像付きリストや広告枠が優先される傾向があります。
情報の正確性と鮮度:価格や在庫は常に変動するため、生成AIが誤った情報(ハルシネーション)を出すリスクを避けている可能性があります。


AIオーバービューと検索順位の関係

下段には、AIオーバービューが引用するページの検索順位との関係の推移を表示しています。
2025年12月7日の日本国内における検索順位別AI Overview引用率は以下の通りです。

  • 3位以内:39.2%
  • 5位以内:54.0%
  • 10位以内:75.2%
  • 20位以内:91.3%

引用に占める記事の検索順位は10位以内で75.2%です。
これは「検索順位が10位以内なら75.2%の確率で引用される」という意味ではなく、「引用された記事のうち、検索順位10位以内のものが占める割合が75.2%である」という意味ですので、そこ(10位以内)がほぼ必須のターゲットと考えてもよいかと思います。

この会社はこのようなデータ生成と利用権販売をビジネスにしているようですが、我々も見習うべきところが大きいですね。

以上で朝礼を終わります。

4 コメント

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  1. おはようございます。

    検索されたキーワードがどのクエリ(Know・Go・Do・Buy)に分類されるかによって、AIOが表示されるかどうかが大きく異なることを初めて知りました。AIがユーザーの検索意図をここまで細かく判別していることに驚くと同時に、シップが提供すべき情報のあり方を改めて考えさせられました。特に、ユーザーが知りたい内容に対して的確に答えられる情報をサイト内に整理しておくことの重要性を強く実感しました。なかでもfaqは、ユーザーの検索意図に直接応えるうえでとても効果的で、AIに引用される可能性を高める要素でもあると思います。
    今後、faq作成はもちろん、PSTではエンジニアとして、SEO対策の観点だけでなく「どのクエリで検索されたときにどう引用されるか」を意識しながら制作を行います。

    • >PSTではエンジニアとして、SEO対策の観点だけでなく「どのクエリで検索されたときにどう引用されるか」を意識しながら制作を行います。

      このような想定を仮説として自分で組み立てて活用することが重要ですね

  2. 知りたい、何かしたいという領域は
    リフォーム会社さんにとっては真っ先におさえておくべきポイントで
    ここで候補にあがらないとその先の具体的な行動にはつながらず接点が生まれない。

    今までは自分で検索語句を工夫して目的の情報にたどり着くのが流れでしたが、
    今やAIが合理的にまとめてくれて、おすすめの会社まで提案してくれるとなるのと
    他の選択肢を検討するのも億劫なのでその中からあとは自分の価値観などでよさそうな会社を選ぶ。自社の価値発信がより重要になることを理解し発信しながら、自社専用のAIチャットなどから、お客様が何を求めているかを理解しこれをサイクルで回していく。来年に向けてそのような運用の土台を作っていきます

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