おはようございます。11月6日、SHIPの朝礼を始めます。
面白い話を聞きました。
あるリフォーム会社に、エンドユーザーからA4で4枚のリフォーム企画書が送られてきたそうです。AIを使って作成されたもので、解決したい問題から、その解決方法、間取り、素材、概算見積まで、実によくまとまっていました。
それを受け取ったリフォーム会社は、その資料をAIに読み込ませ、回答書を作成して送りました。
エンドユーザーもAIで資料を作り、リフォーム会社もAIで回答する。それを3往復したところで、エンドユーザーからの返信が途絶えたそうです。
AI同士が資料をやり取りしているだけで、肝心の顧客との対話が成立していなかったのではないでしょうか。
これは、私が普段説明している3層構造でいえば、下層レイヤーの仕事をリレーしてしまった状態です。
資料だけは膨大になる。しかし、論点がない。判断の軸がない。何を決めるためのやり取りなのかが見えない。
本来、リフォーム会社がすべきことは、企画書への回答ではありません。顧客が本当に解決したい問題を見極め、専門家として判断の軸を示し、意思決定を前に進めることです。
AIは指示すれば、いくらでももっともらしい回答を作ります。だからこそ、AIに「何をさせるか」だけでなく、「何をさせてはいけないか」という禁足ルールが必要です。
例えば、論点を明確にしないまま回答書を量産しない。顧客の真意を確認せずに提案を膨らませない。資料の往復を顧客対応の成果と勘違いしない。
AIを使うことで仕事は速くなります。しかし、高いレイヤーで仕事を設計しなければ、AIによって顧客を失うことにもなります。
これは私たち自身の仕事にも、そのまま当てはまります。
では、どうすれば下層レイヤーリレーから抜け出せるのでしょうか。
その第一歩は、素直に助けを求めることです。自分だけで考え、自分だけでAIを使っていても、自分の思考の枠からはなかなか抜け出せません。何が問題なのか、どこに論点があるのか、何を判断すべきなのか。わからなければ、周囲に聞けばよいのです。
助けを求めることは、能力が低いことでも、恥ずかしいことでもなく、より高いレイヤーに進もうとする意図ある行動です。
そして、素直に助けを求めてみると、実はすでに、たくさんの人が自分に手を差し伸べてくれていたことに気づきます。
今日も一日、よろしくお願いします。
2026年11月6日 at 9:35 AM
メンテナンス業務でも、人が行うべきこととAIに任せるところを明確にしていく必要がある。
過去の対応履歴や成功・失敗の事例から、作業時の確認ポイントや判断基準を整理し、AIに任せられる工程は任せていく。一方で、お客様が本当に解決したいことを捉え、何を優先してどう対応するかの判断は、人が責任を持って行うことが重要。
AIのアウトプットをそのまま成果とせず、自分自身の考え方や目線を継続してアップデートしながら、判断の質とお客様への対応品質を高めていきます。
2026年11月6日 at 9:56 AM
メンテにあてはめるとポイントは
お客様とのコンセンサスが大事だということ
お客様とのコンセンサスなしに、作業を進めても、ヒット確率10%くらい、9割は手戻りになる
手戻りは実際は相手からみると「信頼棄損」
必ず相手とコンセンサスを取ってから進めること