ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

右往左往は練習不足5 6月12日 SHIPの朝礼

おはようございます。6月12日SHIPの朝礼を始めます。昨日の続きのマネージャーとメンターの会話です。

マ:「昨日は、練習には閾値があって、面白くなるところまで続けようという話をしました。ただ、こういう声も出てきました。『実践の場はたくさんやっています。それが練習ではないんですか』と」

メ:「出そうだな。しかも、なかなか正面から来る反論だ」

マ:「そうなんです。実際、お客様対応も制作も広告運用も、日々やっていますから」

メ:「もちろん、実践の場をたくさん踏むことは大事だ。そこは否定しない。ただ、実践の数が多ければ自然に強くなるかというと、話はそんなに甘くない」

マ:「たとえば?」

メ:「田舎の弱い中学の部活を思い出すとわかりやすい。人数が少ないから、1年生からレギュラーで試合に出られることがある。試合経験だけなら、強豪校の1年生より多いかもしれない」

マ:「たしかに、実践の場は多いですね」

メ:「ところが、それだけで強くなるかというと、ならないことの方が多いんじゃないか。原理原則を教わり、型を身につけ、弱点を直す練習が足りないからだ。試合にたくさん出ているのに、毎回同じ空振りをしている。それは練習というより、同じ失敗の本番上映会だ」

マ:「本番上映会……それは少しつらい表現ですね。では、実践と練習は何が違うのでしょうか」

メ:「理科の実験を考えるとわかりやすい。化学や物理の実験では、条件を整えるだろう。温度、量、時間、手順。なるべく余計な要素を外して、原理原則が見えるようにする」

マ:「自然環境の中では、そこまで条件が整っていないことが多いですね」

メ:「現場もまさにそれだ。実践では、想定外のことが起こる。思いもよらないことを言われる。たまたま別の異常が発生する。相手の機嫌もある。納期もある。電話も鳴る。チャットも飛ぶ。もはや実験室というより、台風の日の屋外調理だ」

マ:「火もつきにくいし、材料も飛んでいきそうです」

メ:「そういう場所で、いきなり料理の原理を学ぼうとしても大変だ。だからこそ、練習の場が必要になる。練習や実験では、条件を整える。原理原則通りに考え、型を使い、何が効いて何が効かないのかを確かめる。その場で原理原則フレームを体に入れる」

マ:「原理原則を知らずに実践の場に出ると、どうなるのでしょうか」

メ:「目の前で起こったことに対処するだけで精いっぱいになる。お客様が『これ意味あるの?』と言えば、意味を説明しようとする。『反響が悪い』と言えば、ボタンを直そうとする。『SEOは大丈夫?』と言えば、検索順位だけを見に行く」

マ:「まさに右往左往ですね」

メ:「右から言葉が来たら右へ走り、左から不満が来たら左へ走る。本人は一生懸命だ。そこは認めたい。ただ、構造が見えていない。だから疲れる。しかも成果につながりにくい」

マ:「では、原理原則フレームが身につくと、どう変わりますか」

メ:「思いもよらないことが起こっても、まずフレームに当てはめるようになる。これは投資リターンの問いなのか。これは顧客の不安なのか。これは顧客側の協力が必要な話なのか。これは共同プロジェクト化すべき話なのか。そうやって整理できる」

マ:「慌てずに、構造に戻れるわけですね」

メ:「そこが大きい。フレームを練習していない人は、現場を全部『特別な出来事』として受け取る。毎回、新作映画のように驚く。フレームを持っている人は、出来事が違っても、共通する構造を見つける」

マ:「『会社の方針だから』と距離を置く人もいますね。上が言っていることだ、という感じで」

メ:「そこは勘違いしない方がいい。継続を前提とする民間会社に、特別な会社の方針などない。少なくとも、今話していることは、誰かの趣味で作った標語ではない。サービスの原理原則フレームだ」

マ:「サービスの原理原則フレーム」

メ:「顧客の課題を捉える。投資リターンを考える。共同プロジェクトとして解決する。要素に分ける。説明できるようにする。改善して再提案する。これらは、会社独自の変わった儀式ではない。顧客からお金をいただいて仕事をする以上、かなり基本的なことだ」

マ:「たしかに、共通する仕事の土台ですね」

メ:「幸いにして、会社として利益を計上できている。そして、その利益をみんなで分配することもできている。もちろん、まだまだ伸びしろはある。だが、サービスの原理原則エンジンで動いているメンバーの仕事があるから、利益が出ているとも言える」

マ:「原理原則エンジン、いい言葉ですね」

メ:「エンジンだから、燃料を入れなければ止まる。燃料は練習だ。点検は振り返りだ。オイル交換はワンオンワンかもしれない」

マ:「車検は相互考課ですか」

メ:「うまいことを言うな。今日いちばんエンジンがかかっているじゃないか。相互考課の得点差も、客観的に見ると、この原理原則フレームをどれだけ理解し、実践し、周囲に良い影響を出しているかが反映されている面があると思う」

マ:「単に声が大きいとか、目立つとかではなく、仕事の原理原則を使えているか」

メ:「もちろん評価は一面的ではない。ただ、原理原則を持っている人は、成果も説明も安定しやすい。逆に、毎回その場の反応だけで動く人は、周囲から見ると不安定に見える」

マ:「それは、本人にもつらいですね」

メ:「そこは見逃せない。練習しないで試合に出続けると、メンタルリスクが高くなる。毎回プレッシャーの中で、型もなく、原理原則もなく、目の前の出来事に対応する。これはかなり消耗する」

マ:「本人は頑張っているのに、結果が出ず、注意もされ、落ち込む」

メ:「そうなりやすい。だから練習は、成果のためだけではない。自分を守るためでもある。型があると、心の余白が生まれる。フレームがあると、想定外が起きても『まずここに当てはめよう』と思える。これはメンタル面でも大きい」

マ:「練習は根性論ではなく、リスク管理でもあるんですね」

メ:「いいまとめだ。しかも、積極的に練習しようとする姿勢そのものは、相互考課でも評価される傾向にあるはずだ。誰かの30点を責める人より、自分の30点を出して練習する人の方が、周囲は応援したくなる」

マ:「確かに。自分の弱点を出して練習している人は、周囲にも良い影響を与えます」

メ:「そういう人がいると、チームの空気が変わりカルチャーに少しずつ影響を与える。『失敗を隠す場』ではなく、『改善する場』になる。これは大きい」

マ:「今週の朝礼ブログは、ずっと練習の話でした。これをきっかけに、それぞれが自分の練習のメリットをわかって、始めることですね」

メ:「その流れにしたいな。実践をしているから大丈夫、ではない。実践だけで右往左往しているなら、練習が足りないというサインだ。原理原則を学び、練習の場で使い、現場で活かす。この順番を大事にしたい」

以上で朝礼を終わります。

16 コメント

Add yours

  1. 実践では想定外のことの方が多い。
    お客様によってご要望も気にされることも異なる。
    着手しようと思ったら全くイレギュラーな構造だった、ということや
    急に納期が早まることも、全くデータや確認をいただけず進まないこともある。
    ご予算、強みや商品競争力や実績、こちらの想定した条件が整わないこともある。

    その中でこちら側が都度現場でのバラバラ対応、
    右往左往して100現場100対応していたら
    一定の品質は絶対に出せない。再現性は無い。

    なので、
    スマイルカーブのような起点とゴールを抑え真ん中の生産性を上げ喜んでいただくという
    仕事全体の進め方・思考のフレームがある。
    商品サービスの考え方(ACAフレーム等)や
    作成や運用の考え方(ブランディング指標やCV獲得のための9要素)がある。
    これを土台とする。

    原理原則(フレーム)の土台があれば、
    現場経験が少なくても安心できる。
    絶対抑えないといけない点があるので迷っても、戻ってこれる。
    応用パターンが出ても細部の施策に入ったとしても大枠はぶれない。

    成功パターンも失敗パターンも予測がしやすく、先回りができる。
    あとから何が良かった悪かったの説明ができる。再現性が持てる。

    その経験がチームで蓄積がされ、フレームがアップデートがされていく。
    だからこそ誰かの30点にも100点にも興味を持ち、成功も失敗も振り返り共有し合うこと。
    個人でもチームでも練習して、実践の場に出て、また気づきを共有し合うこと。

    様々なプレッシャーや課題がある中でここに率先して取り組む人は組織としてとても貴重で評価もされる。

    目的を抑え(高レイヤー)、フレームを抑え(中レイヤー)、練習と実践を繰り替えす(低レイヤー)。
    ここを繰り返し成長する。そこを支援しメンバーの物心両面の満足を目指します。

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    練習は環境が大きく変わることはないが、本番は練習とは環境が異なる。だからこそ、常にフレーム思考で物事を捉えなければならない。
    練習の中でフレーム思考を意識していても、抜けてしまうことがあるのは、物事を作業レイヤーで考えてしまう時があるため。時間が限られている時や想定していないことが起こる時、焦りから普段や作業レイヤーから考えてしまう。まだ身につききれていないということなので、反復練習を継続して行う。
    フレームを元に考え、振り返りをすることで力をつけることができる。また、お打ち合わせでは自分からどのように返答するかを考え予行練習をする。返答する先輩方のアウトプットを参考に自分の考えを改善する。1日1日を意味のあるものにできるよう、フレーム思考を当たり前にしていきます。

  3. >>練習しないで試合に出続けると、メンタルリスクが高くなる。毎回プレッシャーの中で、型もなく、原理原則もなく、目の前の出来事に対応する。

    5日間通して「右往左往=練習不足」というテーマが、現場の解像度で腑に落ちました。

    実践は想定外が多く、条件が揃わない“台風の日の屋外調理”。そこで原理原則を学ぼうとすると、どうしても目の前の言葉に反射して走ってしまう。

    だからこそ、私たちは“実践の量”に安心せず、フレームを使う練習(条件を整えた場)を意図的に作る。

    – ①顧客の言葉の上層(投資リターン/不安/共同PJ化の必要性)に戻す
    – ②要素分解して「どこが30点だったか」を説明できるようにする
    – ③50点→70点へ、同じ構造で反復する

    練習は成果のためだけでなく、自分たちのメンタルと品質を守るための“リスク管理”でもある、という視点も大きいです。

    私自身も、現場で点に飛びつく癖が出やすいので、「まず構造に戻る」を合言葉に、日々の振り返り・ロープレ・1on1を“練習の場”として設計し直し、継続します。

    チームでも「感想で終わらせず、何を練習し、どう変わったか」までをセットにして、閾値を超えるまで続けていきます。

  4. 右往左往していては100通りの対応になってしまうし、それこそ場当たり的な対応になってしまい何も積みあがらないですし、喜んでいただけない。
    原理原則のフレームがあるからこそ大事なポイントを抑えブラさないことができる。
    実践でご要望があってもフレームを抑えているからこそ、お客様に喜んでいただけるご提案ができる。
    原理原則のフレームを抑えていないと作業レイヤーに陥ってしまい、100通りの対応をしてしまいがちですが、常にそこを念頭に置いた上で練習の場で実践を繰り返し本番に臨んでいきます。練習の場も当たり前と思わず目の前の人に喜んでいただく、任せても大丈夫と思っていただけるよう自分の思考・行動を振り返り行動に移していきます。

  5. 行っている掟においても、毎日のアウトプットのプレゼンにおいてもただ行うだけでは、実践しているだけで成長という成果には繋がっていきません。

    原理原則フレームを意識する。掟の提案ロープレにおいても基本価値拡張の考え方を元に、強みを広げるためにはどうすればいいか、それによってどんな課題が解決できてそのためのSHIPの商品サービス。それを踏まえて行った上で先輩方からのFBを受け型を学び身につけていく。それを何度も行うことで自分の30点を上げる反復練習になると思います。
    実践だけでここが違うから、直すではなく原理原則を学び練習のメリットを理解しながら行っていきます。

  6. 昨日のレビューの中での気づきもありますが
    いくら精神論みたいなものを言っていてもポエムにしかならず
    いいこと言ってる気になって何も結びつかずに
    同じ失敗の本番上映会になってしまう。

    目的、フレームを抑えてメンバーで共有をしあい
    日常の30点をまずは気づけるようにして練習量を増やし
    お客様ごとの対応ではなくフレームに落として
    お客様の成果にこだわり喜んでいただく。

    日々メンバーとも練習を行い、
    レビューや相談の場を使わせてもらい振り返り思い付きでの仕事を無くすように
    実践と練習を繰り返していき自分たちの仕事をお客様の成果に繋げるものにしていきます。

  7. おはようございます!
    実践経験の多さと成長は別物
    案件数を進める中で経験値は増えている一方、すべてのフローにおいてなぜそうするかをを十分に説明できないまま進めている業務もあったように思います。経験を積んでいるのではなく、同じパターンを繰り返しているだけだったのかもと気づきました。
    記事制作においても、指摘やフィードバックを受けた際に表面的な修正で終わるのではなく、顧客価値やAIO・SEOの考え方など、どの原理原則の理解が不足していたのかまで掘り下げることで初めて次に活かせると感じました。

    今後は日報での振り返りにおいても、作業内容や結果だけでなく、なぜその指摘が発生したのか、どの考え方を理解できていなかったのかを整理していきます。

  8. 練習は、成果のためだけではない。自分を守るためでもある。型があると、心の余白が生まれる>本番のばでは本物のお客様がいらっしゃってお客様を喜ばせるということを遂行しなければいけません。そこに新人だからやまだ出来るようになっていない等は通用しません。
    新人プレゼンも先輩方に何どか聞いて頂きフレームを意識する練習をすることで本番の場でも練習でやったからという心の余裕が生まれます。目の前の起きたことをフレームに落とし込むというフローチャートを完成させることを目標に日々の練習に取り組みます。

  9. お客様から頂くご要望・ご相談は1件1件すべて新鮮な新しい事案ではなく、
    目的をおさえてフレームでとらえられるようになれば、問題をスムーズに解決へ進めることができ、喜んでいただくことや安心していただくことにつながる。
    また、そのための時間も行動も削減できる。
    フレームでとらえるためには本番を想定した練習が必要であり、個人の経験はもちろん、チームメンバーの経験も自分事としてとらえて経験値にする。
    具体的な事案の振り返りと改善行動をあげて次の本番に反映する。
    その練習を継続して本番での点数を上げていくためには、自分がなりたい姿、目的、目標を明確に持つことが重要だと改めて感じました。
    これらを毎日日報で言葉にしてみる、また、アウトプットの場を引き続き練習の場として活用し、点で終わらせずに日々アップデートしていきます。

  10. どれだけシップの商品サービスや、お客様の現在地を頭で理解していても、本日のブログにあるような原理原則フレームが自分の中に備わっていなければ、現場で想定外のことが起きた際、それらすべてを特別な出来事として点で受け取ってしまいます。
    だからこそ、今与えられている研修期間は、やがて実践の場に出たときに右往左往しないように、条件を整えて原理原則を体に叩き込むための極めて重要な期間なのだと再認識しました。
    そのため今後は、知識を詰め込むだけで満足するのではなく、この研修という練習の場を最大限に活かします。
    まずは、日々の出来事やフィードバックを常にフレームに当てはめる習慣をつけます。その上で説明できる反省を反復し、自分の30点を50点、70点へと引き上げていく実りのある練習を徹底していきます。

  11. ただ練習をすれば経験値が得られるのではなく、練習や実践で原理原則のフレームを身に着けないと、いざという場で考え方のフレームを使えることができないです。
    原理原則をはじめとして考え方のフレームは単なる理想や上流のものではなく、どんな状況にも適応ができる土台のものだと、最近の振り返りを続けるなかで気づきがありました。
    ベースに考え方があれば、一見イレギュラーな状況でも構造を分析した上で冷静に対応ができます。自分の業務に落とし込むとお客様のご要望や修正のご依頼に対して点で対応するのではなく、根底にある望まれているものを分析すれば、本当の意味でご希望を叶えてかつ効果が出るような対応ができます。
    自分の30点もまずは日報で振り返る、その上で改善していくことによって、チームの学びにもなるように研鑽します。原理原則を身に着けた上で練習の場を活用します。

  12. お客様との接点は、準備したことを発揮し、喜んでいただくための本番。
    また事前準備も最終仕上げであり、その場の練習d補おうとしても、バタバタと細部の手段に入りやすかったです。

    社内のしっかり練習できる場で、
    目的・投資リターンに戻る練習を、中途半端ではなく腹落ちするまでする。

    そう考えると
    今ある場を活かして練習を~ だけでは足りませんでした。
    対話練習の機会もつくって、お客様との接点では準備したことを発揮できる状態にします。

  13. 目の前の点や言葉に反応しただけのモグラたたきを繰り返して、広告画像の修正を行うのではなく、原理原則フレームに当てはめて、起こった事象を因数分解して考えることでより適切な対応や改善が行え最終的にクリック率が上がったりイベント予約数が増えたりなどポジティブな結果につながる。

  14. おはようございます。
    目の前のことを対処しようと右往左往しても、問題解決の構造が見えておらず結局成果に繋がらない。しかし原理原則に基づいたフレームを抑えて置けば、不測の事態でもそのフレームに当てはめて冷静に対応できるし、異例対応であってもフレームからヒントを見つけられる。お金を頂いているプロとして対応できなければいけないし、そのために土台を日頃から固めておくこと。日頃の振り返りからフレーム思考の癖をつけていきます。

  15. >思いもよらないことが起こっても、まずフレームに当てはめるようになる。

    お客様からクレームがあったり、指摘を受けると、そのことだけに囚われてしまい、要因を上位レイヤーから因数分解せずに、下位レイヤーだけで捉えてしまいます。
    ミスが起きたからミスを直すのは必要ですが、なぜそのミスが起きたのか、仕様として起きない仕組みになっていたのか、お客様のために意識すべき優先度は正しかったのか。原理原則に立ち返り、日報で振り返りを行います。

  16. 原理原則やフレームといった土台の部分を自分の中で固めることは、正しい練習のための土台でもあります。日々新しいことに触れる今だからこそ、まず土台をつくらなければいけません。
    施工事例やメニュー作成の研修は、ただ作ることが目的ではなく、その土台固めが目的。そこで身につけた考えを研修のミニプレゼン等で、何度も言語化する練習をすることで、ようやく自分の力として身についていきます。ただ流れ作業としてこなしていくのではなく、一つ一つに対して、自分の30点を見つけて、次50点、100点にするにはどうしたら良いかを、日報に書き、実践することを行い続けます。

コメントを残す

※Emailは公開されません。

*