ビフォーアフター社長日記

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Output ÷ Input 6月10日 SHIPの朝礼

Output ÷ Input

― 成功を再現し、価値を高める方程式 ―

おはようございます。6月10日SHIPの朝礼を始めます。

先週6月5日に開催された内定者向けイベントは、本当に良かったですね。

参加いただいた内定者の皆さんの挨拶からもそれはうかがえましたし、その後の懇親会では話が尽きず中締めを2回行うほど、ご縁を喜ぶ親密感がありました。

さて、私たちは常に過去から学び、未来の成功の糧としなければなりません。今回のイベントを、日常の仕事と同じフレームワークで振り返り、成功の本質を紐解いていきます。


成功を分析する3つの視点

ビジネスにおけるあらゆる活動は、以下の3つのポイントで評価できます。

① 目的達成・成果

今回の目的は明確でした。「内定者の皆さんに心から喜んでいただき、当社への入社動機を高めること」。最終的な入社という成果はまだ先ですが、イベント後のアンケートや彼らの表情を見る限り、「喜んでいただく」という点においては、極めて高い評価を与えられるでしょう。

② 成果の要因(内容・段取り)のOutput ÷ Input

注目すべきは、その成果をいかに効率的に生み出したか、という点です。今回のイベントコンテンツ制作は、入社2年目、1年目の若手メンバーが中心となり、生成AI技術を用いて行いました。

ここでの重要な指示の一つが「一定以上の時間をかけないこと」。つまり、最小限のインプットで、最大限のアウトプットを創出することでした。結果として、若手メンバーの真摯な姿勢と生成AIのパワーが融合し、従来では考えられなかった短時間で、内定者の期待を上回る高品質なコンテンツが生まれました。これは、まさにOutput ÷ Inputの観点から見て、特筆すべき成果です。

③ ノウハウ化、ルール化

この成功体験は、個人のファインプレーで終わらせてはなりません。生成AIが生み出す「期待を超えるイベント感」をメンバー全員が体感したことで、その活用は一気に「当たり前の選択肢」としてルール化されたと言えるでしょう。

これまでも画像生成や音楽作成は行っていましたが、若手メンバーが主体的に実践したことで、より実践的な制作のルール化が進みました。もちろん、TPOに応じた的確な指示(プロンプト)や時間配分といった点には、まだ属人的なスキルが求められます。しかし、この一歩は、組織全体の生産性を飛躍させる大きな一歩です。


私たちの強み:Output ÷ Inputを進化させるビジネスモデル

この Output ÷ Input という考え方は、私たちのビジネスの根幹をなす強みそのものです。私たちは、同じ業種の企業様が抱える、同じテーマの課題解決を繰り返し支援する機会に恵まれています。

これは何を意味するのか。

1回目より2回目、2回目より3回目と、経験を重ねるごとに課題解決の精度と効率、すなわち Output ÷ Input は着実に向上していきます。

そのプロセスは、再現性を高める旅路です。

  1. 経験の蓄積: 現場での成功と失敗の経験が蓄積される。
  2. 言語化と検証: 暗黙知であったノウハウが「ルール」として言語化され、現場でその有効性が検証される。
  3. 機械化・自動化: 洗練されたルールは、AIチャットボットやeラーニングコンテンツのように「機械化」され、誰もが高品質なサービスを提供できる仕組みが整う。

このサイクルが回り始めると、顧客にとっては、いつでも安定した高品質なサポートが受けられるという利便性と満足度の向上に繋がります。そして私たち提供側は、定型的な業務にかかる労力(Input)を大幅に削減できます。

その結果、削減できた労力を、より高度な分析や、さらなる精度アップといった創造的な領域に再配分できるようになるのです。これこそが、より複雑で困難な課題を次々と解決に向かわせる、私たちの成長エンジンに他なりません。

Output ÷ Input の最大化。
それは単なる効率化のスローガンではなく、顧客価値を高め、私たち自身の可能性を切り拓くための、最も重要な経営指標なのです。

以上で朝礼を終わります。

 

4 コメント

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  1. 内定者の皆さんと直接話す機会がありましたが、
    とても喜んでいて、感謝もされていました。
    良い循環が生まれる体験を改めてしました。

    目的を設定したら、無駄なことをせずに、
    集中して時間を意識して実行すること。
    ただ、その時間内で最大限の目的に対してのアウトプットを出す。

    この成功体験の積み上げが、カルチャーになり、
    そのカルチャーが成長することで、アウトプットの質も上がってくる。
    本質をとらえて実践していきます。

  2. 制作を任せて頂くにあたって、
    「内定者の方に喜んで頂く」
    「シップ社員に内定者のことを知ってもらい、歓迎ムードを作る」
    という、2つの目標を立てて取り組みました。短時間でアウトプットするのは難易度が高かったですが、結果的に喜んでもらえたので、良かったとまず安心しました。

    今回の制作はとても学びや気づきがありました。まず、目標をしっかり立てることとそれを自分が後輩に意図と併せて共有し、同じ目線で業務にあたることの重要性。また、他案件で学んだ技術や知識を共有し、余計な手戻りや方向性のズレがないよう事前に対策しておくこと。

    今回の成功体験で良かったのは上のふたつを実践できたことで、改めて誰に・どう思って欲しいのかを考えることが重要だと感じました。。ここを押さえることで、短い時間でも無駄なく喜んで頂くためのアウトプットができるので、他案件でもアウトプットで喜んで頂けるよう今回の経験を活かします。

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