ビフォーアフター社長日記

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模倣資産 1月19日 SHIPの朝礼


おはようございます。1月19日SHIPの朝礼を始めます。

タイトルは初めて見る言葉だと思います。私もです(笑)。でもこの意図を解説します。

コンラート・ローレンツ(動物行動学者)は、ガンのひなが孵化して最初にみたものを親とみなして行動を模倣するケースを観察して「刷り込み」の概念を確立しました。会社組織でも仕事をしたことのない新人は、目の前の直属の先輩の仕事のやり方を模倣することが多いです。「刷り込み」と同じです。最初から目線が高く生産性の高い刷り込みであればそれは幸運なことですが、まだ伸びしろの大きな刷り込みは、気づいたら少しでも早く刷り込みを上書きした方が良いであろうことは想像できると思います。

多くの組織で行われている表彰制度は、本人の努力や貢献を称えるのはもちろんですが、組織のメンバーの模倣対象を見える化する効果もあるのだと思います。必ずしも表彰などの対象者でなくてもいいですが、自分の中で模倣したい、模倣すれば自分が向上すると思える対象を持つことはとても価値のあることだと思います。それに模倣資産と名付けました。

新しい期が始まったばかりですが、「私は◯◯の分野における考え方、行動においては、△△さんを模倣していきます」と明確に言えるようになったら、それは模倣資産を持ったことだといえますし、その人の向上は半ば約束されたものでしょう。

以上で朝礼を終わります。


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