ビフォーアフター社長日記

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広告を俯瞰するGANBAAフレーム 10月3日 SHIPの朝礼


おはようございます。10月3日SHIPの朝礼を始めます。今日は広告の話です。

同じ広告キャペーンを同じ予算規模で行っても成果が出る会社とと出ない会社があります。

考えられるのは
1)前者は長年さまざまな販促活動を行っていて認知浸透していて、後者はあまり認知浸透していない場合
2)前者はWebサイトの施工実績やGoogle口コミが豊富で、後者は相対的に弱い場合
3)前者は競合の広告キャンペーンが弱く、後者は競合のキャンペーンが目立っている場合
この現象を説明するのにGANBAAフレームは便利です。

反響=Advantage(競争優位性)×Numbers(接点回数)×Benefit(顧客メリット)
 
Numbers(接点回数)を認知浸透と読み替えると1)に適合します。同じ広告キャペーンですからAdvantage(競争優位性)の問題ではありません。認知浸透の高い会社は様々な広告キャンペーンの反響が安定的に発生します。認知浸透の低い会社の場合はその逆であることは想像できると思いますが、即座に成果を出そうとするとAdvantageにエッジをかけていく必要があります。

Benefit(顧客メリット)を証拠・実績と読み替えると、入り口の広告のAdvantage(競争優位性)は一定水準ですが、比較検討されたときに、証拠・実績が十分納得のいく質量の会社はそのまま一定の成果がありますが、そうでない場合、閲覧者がトーンダウンするであろうことが想像できると思います。
 
Advantage(競争優位性)も固定的な価値ではありません。エンドユーザーからみると常に比較対象があり、競合の少ない地域ではAdvantage(競争優位性)があっても、競合が多い地域ではAdvantage(競争優位性)にならないこともあります。
 
どうやってAdvantage(競争優位性)を構成していくのか、それをいかに合理的に認知浸透を進めるのか、広告企画はここから始まります。

また広告は投資です。したがって投資する人と投資をお預かりして運用する当社は、同じ意図とロジックで投資リターン獲得に向かう必要があります。なぜなら広告の結果は計算外の水物(みずもの)がまじるからです。広告の結果は意図とロジックとセットで検証していきます。

9月度全体会議から言語化が全体に意識されるようになってきました。GANBAAフレームはWebサイトを把握するフレームとして作りましたが、広告にも当てはまります。そもそもWebサイトも広義の広告です。久しぶりにGANBAAフレームを登場させた朝礼を終わります。


4 コメント

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  1. おはようございます。

    昨日ちょうどGANBAAのフレームでそれぞれの会社の広告を説明出来るようにという方針が決まりました。早速日報でアウトプットしましたが認識の違いや理解していない部分があったので営業と確認を行い、先方とも意図とロジックを共有していきます。

  2. おはようございます。
    実際に納品式や制作打ち合わせに参加させていただきながら、「競合との差別化をしっかりと図っていく」または「具体的な競合が少ないためとにかく認知度を上げていく」などお客様ごとにサイトリニューアルの意図が違ってくることを当然ですが実感しています。
    どちらにも共通しているのは「認知浸透」ということで、制作から競争優位性・顧客メリットを意識して広告の結果まで意識していけるようになりたいです。

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