ビフォーアフター社長日記

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問題・課題・手段・解決の言葉の整理1 11月21日 SHIPの朝礼 


おはようございます。11月21日SHIPの朝礼を始めます。今日は問題・課題・手段・解決の言葉の整理をします。チーム朝会等でも意見を交換しあってみてください。字面を追うだけで数時間後に忘れるよりも、言葉の定義を少しでも進めた方が全員のためになると確信しています。

Webサイト制作の需要を満たすのは企業のみならず個人も含め数千社以上あるかもしれませんが、同業他社よりも割高な当社にご発注いただくお客様の期待の多くは「問題を解決したい」だと思って間違いありません。

問題は具体的に目に見えることが多く、例えば下記のようなことがあげられます。
a.反響が減り売上が下がっている
b.見積もりまではいくが成約率が下がっている
c.受注単価を上げたいが小さいままである
d.新しい商圏を開拓したいが実績がない
 
ここでひとつポイントです。「問題解決」といつも言っていることと矛盾しているようですが、私達は問題は解決できません。お客様に代わって受注しにいくことはできないからです。ではどうするか?

次に(同時に)行うのは「課題設定」ですが「課題」は「問題」の本質で目に見えません。「問題」は複合的要因ですから「課題」も実は複合的です。私達が解決できること、つまり具体的に提供できるのは広義では広告ですから、先週2回取り上げた以下の3つの広告の効果に照らして考えます。
  
1.接触効果 → 認知
2.心理効果 → 好感
3.売上効果 → 行動
 
問い合わせ行動の前にスマホで検索して調べてみることが定着している現在、反響を十分な状態するための課題は、上記の「認知課題」「好感課題」「行動課題」になります。それを満たすモデルを表してみます。

[反響が安定的で売上が安定的なモデル]
・誰に何を提供しているのかが明確にわかる
・商圏内で上記の認知が行き届いている
・施工事例、口コミなどが豊富で好感を誘発する
・行動の入口(電話、問い合わせ、LINE等)に感情的にも誘われる
  
a.反響が減り売上が下がっている
この問題の本質は
認知課題・・消費者の業者選択がネットにシフトしているのにネットでの認知が追いついていない
好感課題・・消費者がネットで簡単に業者比較している過程で、「対象外」になっている
行動課題・・消費者の行動の入口/出口が考慮されていない
 
課題に変換することで、当社はお客様に課題解決の手段(対策でもいいですが)を具体的に提案することができます。

長くなったので、今日はここまで。ここまでのことを話し合ってみてください。明日この続きをやります。

以上でSHIPの朝礼を終わります。


13 コメント

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  1. おはようございます。
    今週もよろしくお願いいたします。

    課題設定について、共有してただいたことを言語化して考えを定着させていきたいです。
    問題と問題解決についてのモデルを共有していただいたことで、サイト作成において、一つひとつのデザインの意味を点ではなく、線で制作することに繋がっていくと思います。
    お客様に納得していただくようなデザインが制作できるよう、日々の言語化を大切にしていきます。

  2. この問題の本質は

    問題解決が必要なので、ゴールから考えて、モデルにあてはめて課題設定をして、解決施策を決め、実行する。できていないなら気づくところから。
    現状に満足せず、常に「この問題の本質は?」をモデルで課題設定します。

  3. おはようございます!
    今週もよろしくお願いします。

    セミナーなどの講師紹介をする際に、無意識的に
    >[反響が安定的で売上が安定的なモデル]
    このモデルに当てはまるようにご紹介ををするケースが多いと感じました。
    (例えば「商圏エリアを絞った〇〇世帯へのアプローチ」 「口コミ評価活用で好感アップ」のように)
    自分の会社を人に説明するときに、このモデルに沿って説明ができているか?を1つのゴールにできると良いのではと思いました。

  4. おはようございます!

    課題を明らかにし、その解決のために必要な複合的な要素を一つ一つ満たしていく必要があるのだと感じました。

    MTGにて提案を行っていくべき未来はここの課題に対して解決の手段を提示するところにあるのだと思うので、この考え方でMTGに参加する様にします。

  5. おはようございます。
    今週もよろしくお願いします。

    >「問題」は複合的要因ですから「課題」も実は複合的です。

    課題解決には複合的な要素があり、その課題を一つ一つ解決していくことでお客様の信頼を得ることができ、結果的に問題解決のお役立ちができるかと思います。

    まずは課題解決のためにゴールを設定し、お客様とすり合わせを行った上でシップができる提案を行っていきます。

  6. 当社はお客様に課題解決の手段(対策でもいいですが)を具体的に提案することができます。
    >最近だと、マンションリフォームのA社さんの商談がしっくりきました。
    認知・好感課題の部分でここの課題を言語化しA⇒Bをシンプルに伝えることで
    一緒に改善をする機会をいただけています。
    R社さんも同様ですが、より課題が複合的にでした。
    問題が重なればなるほど、考えるのをやめてパッと思い付きに逃げてしまう。
    一つ一つ向き合って改善をしていきます。

  7. 何の問題を解決したいのか。
    課題はどこにあるのか。
    直近の商談・制作MTG・WMM踏まえても
    問題把握と課題への変換が苦手であると思います。
    ここの解像度が低いところから目を背けているので
    手段・解決から入り「事例紹介」でとどまってしまうのだと思います。
    ここが掴めれば見える景色が変わると思うので
    毎日のMTGで具体的に掘り下げていきます。

  8. 今、問題と課題、課題クリアのための手段、そのために実行すること、
    ここを整理できてないので、
    アウトプットしながら進めます

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