ビフォーアフター社長日記

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KISSの法則 9月14日 SHIPの朝礼


おはようございます。9月14日SHIPの朝礼を始めます。

朝礼ブログでは最頻出キーワードは何でしょうか?

「シンプル」です。仕事においては日常的にも私にとっての最頻出ワードです。何故なら私達は大きな分類ではマーケティング支援の会社だからであり、マーケティングの核となる考え方のひとつが「シンプル」だからです。以前朝礼で紹介したアップル社の逸話があります。ステーブ・ジョブズがiMacの30秒のCMに、4つか5つのメッセージを盛り込むことを提案したときに、当時のクリエイティブディレクターのリー・クロウ氏がメモ帳をやぶって5つの紙の玉を作って、「スティーブ、キャッチしてくれ」とジョブズ氏に投げました。ジョブズ氏はひとつもキャッチできず、紙の玉はテーブルや床に落ちました。クロウ氏曰く、
 
「これが悪い広告だよ」
  
思いつきで広告企画を具体化しようとすると、ごてごてと着ぶくれしてピントはずれな広告文やLPが出来上がりがちです。そうならないためには「何を(需要喚起)」「誰に」「誰が」の基礎情報をおいて、そこから余計な要素を削ぎ落としながら、感情に届く言葉とクリエィティブを絞り出すのです。このようにしてできる企画は例外なく「シンプル」です。

ところが現場では「あれも、これも、」とこれと逆のことが進行しがちです。そんなときディレクターは「シンプルにしろ、バカ」と苛立ってパワハラまがいのことを言ってしまうことがあります。英語では
 
Keep It Simple, Stupid!
 
この頭文字をとって並べると、「KISS」になります。パワハラですが”KISS”です(笑)。

こねくりまわして複雑に考える癖があると自覚している人はパソコンのデスクトップに

Keep It Simple, Stupid!

と掲示してもいいかもしれません。ともかくシンプルの有効性を「KISSの法則」と頭に入れておきましょう。

以上、朝礼を終わります。


8 コメント

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  1. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    シンプルに伝えるためには、入り口から出口までの流れを意識することが大切と感じます。初めてLPを制作した際、骨子で流れが決まっていてもデザインでごちゃつかせてしまったり、メリハリがないデザインで目のやり場がなかったりと、沢山ご指定頂いたことを覚えています。

    お客様のサイト制作の目的がどうデザインに落とし込まれているのかの言語化、担当ページの出口と入り口、またそれを伝わりやすくデザインするために、様々なジャンルのデザインをコツコツインプットを継続していきます。

  2. おはようございます。
    伝えたい情報をシンプルに伝えるためには、情報を正しく整理し優先順位を決めることが大事だと思いました。情報が増えれば増えるほど伝えたいことが見えなくなってしまい、見た人に受け止めて貰えなくなってしまうので、何を誰に誰がという基礎を考えながら作成を行っていきます。

    • 「~したいと思います」構文が身についてしまうとあまりよくないので

      自分で「シンプル」ってこういうのだよね
      の実例をアウトプットできるといいですね

  3. おはようございます。

    ユーザー属性だったり反響を出したい商品などを明確にする事でよりシンプルな広告になるかと思います。
    現場であれもこれもと決めてしまうとデザインも統一されず、いわゆる悪い広告になってしまうので、誘導から出口が繋がっている広告になるようにHPの導線も含めて確認していきます。

  4. おはようございます。
    入社してから、シンプル・こねくり回さないという言葉は様々な場面で聞いています。
    最も大切なことは、「問題解決をしてお客様を笑顔にすること」。今の考えや行動が、チームやお客様の意図にしっかりと沿っているか、常に意識しながら、KISSを忘れずに取り組んでいきます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    • スキルアップするには今日のような記事に対して
      「こういうのですよね」とアウトプットを出せるといいです

      「~したいと思います」的発想は用心した方がいい

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