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おはようございます。5月7日SHIPの朝礼を始めます。

タイトルの「基本価値拡張」は、日本語の単語としてはきわめて一般的な言葉の組み合わせですが、ググっても使用事例は出てきません。いくつかある当社の造語のひとつですので製造者責任で、この言葉の解説をしていきます。

私達の顧客は、それぞれの地域で何年もご商売を成立させてこられた会社様です。ということはそれぞれに地域のお客様に選ばれてこられた会社様です。帝国データバンクによると2023年日本の倒産件数は8,497件、休廃業・解散件数は5万9105件にもなりますので、存続し、さらに顧客に選ばれるために当社にマーケティングコストをかけて未来を切り開こうという会社は素晴らしい価値があります。。
全国企業倒産集計2023年報
https://www.tdb.co.jp/tosan/syukei/23nen.html
全国企業「休廃業・解散」動向調査（2023）
https://www.tdb.co.jp/report/watching/press/p240105.html

この選ばれてこられた理由を「企業の基本価値」と私は呼んでいます。数十億の会社であろうと一人の会社であろうと、それぞれに基本価値があることには変わりありませんので、ここがマーケティング活動の「起点」になります。このように解説すると「基本価値拡張」が自然と理解できると思います。それぞれの固有の基本価値を110%、120%、150%に拡張することで本質的な他社との差別化が成立していきます。これを前進させるのが「顧客理解力」です。顧客理解を外形的であり結果でしかない売上などの外形データの収集と理解するむきもありますが、見当違いだということもこれでわかると思います。話を戻しますが、基本価値を110%、120%、150%に拡張するためのスキルは「言語化・視覚化」です。顧客からお金をいただいて、つまりプロとして今の仕事を成立させるためには普段から「言語化・視覚化」のトレーニング・練習を行うことです。

未来を創り出す練習　4月30日　SHIPの朝礼

先週もいいましたが、結果が出ない人は結果を出している人の「言語化・視覚化」スキルを認めて、自分も身につけるべく練習してください。謙虚に練習に取り組むことで気づくのは、最も大事なのは「相手に喜んでいただく」という志だということです。わくわくする未来も「相手に喜んでいただく」から始まります。

以上で朝礼を終わります。

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