ビフォーアフター社長日記

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Think Simple! 3月13日 SHIPの朝礼


おはようございます。3月13日SHIPの朝礼を始めます。

最近はOSや思考アルゴリズムという言葉を使って、今期事業計画方針に立ち向かうコアになる考え方を紹介してきました。WSPで具体的に動き出します。

私からは、そんなタイミングで普段からいっている「シンプル思考」を本家本元 Think Simple―アップルを生みだす熱狂的哲学 を使って再プッシュします。この書籍は買っておいて損はありません(KindleUnlimitedにも入っています)。Appleの故スティーブ・ジョブズ氏の広告のパートナーとして、「伝説のマーケティングキャンペーン Think Different の制作に参画。また「iMac」を命名したことでその後のアップルの「i」シリーズを生みだすなど、アップル復活において重要な役割を果たしている」(「」内はAMAZON BOOKデータベースより引用)クリエイティブ・ディレクター ケン・シーガル(Ken Segall)氏の著作です。ここで紹介されている逸話のひとつに初代iMacのCMのプランをしていたときのことがあります。
~~
ジョブズはこのCMで「iMacの特徴を5つ入れたい」と主張しました。
その時、リー・クロウ(注:著者のカンパニーのスタッフ)は、メモ帳から5枚の紙をちぎると、一枚ずつ丸めました。
そして、「スティーブ、キャッチしてくれ」と言って、紙の玉をひとつテーブル越しに投げました。スティーブは難なくキャッチしました。
「これが良い広告だ」とリーは言いました。
今度は「また、キャッチしてくれ」と言って、紙の玉5つすべてをスティーブのほうに投げました。
スティーブは一つもキャッチできず、紙の玉はすべてテーブルや床に落ちました。
「これが悪い広告だよ」とリーは言いました。
~~
この逸話は私達にとって多くの学ぶべきことがあります。小話で終わらせず、自分たちの課題と重ねて受け止めてください。
1)ひとつは言うまでもなく広告のメッセージは絞り込むことだということ
さらに
2)広告は相手に受け取られるものだということ
3)受け取られた次のステップに需要喚起、購買行動があるということ
実際は3)のことなんて何も言っていませんが、エンドユーザーのアクションを発生させられないのは2)が不完全だからであり、その原因は1)の絞り込みと意図が不足しているからといえます。

Think Simple!で前進していきましょう。

以上、朝礼を終わります。


18 コメント

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  1. Think Simple!

    顧客に伝わることがとても大切。
    シンプルに、顧客理解の街道度を上げ、今目的としているゴールを達成するための問題の解像度を上げ、課題解決を積み上げたデータから再現可能な施策を実行、計測して前に進みます。

  2. おはようございます。
    今週もよろしくお願いいたします。

    サイト情報量が多すぎると、なにから読んだらいいかわからず、印象にも残りずらいので、何かあった時に思い出されることも少ないと感じます。
    お客様の強みをひとつひとつ段階を踏んで理解できるようなデザインを心がけていきたいです。
    売りたいものや見せたいものが多くて、1ページに、なんでも盛り込みたい気持ちもありますが、制作側はお客様の立場としてもエンドユーザの立場としても考えられるので、わかりやすくシンプルに伝えられるように、を意識していきたいです。

    • あっという間に1年目が満了しようとしています
      今日紹介したような本なども読んで、次のステップ、次の次のステップに
      備えると良いと思います

  3. おはようございます!
    普段の業務でもシンプルに考えて行動に移せばいいところを、複雑に考えてしまい自分から難しくしているということがあります。

    普段のWM準備として実機チェックを行なっていますが、シンプルに情報が受け取れるかという視点で広告をチェックしていきます。

    • 自分が何かを探す行動に置き換えると実機チェックも有効になります
      何か必要だから探している
      その「何か」にひっかかるページになっているか?
      その「何か」は比較されるが、比較されたときの優位性はあるか?
      その「何か」を満たす証拠はあるか?
      こんなことをスマホをいじりながら無意識で考えると思う
      それを考えながらSimpleに実機チェックすればいい

  4. おはようございます!
    今週もよろしくお願いします。

    シンプルな行動を心がけないと、考えすぎて時間をかけてしまい、時間をかけたらそれだけ労力を使ったと自己満足に陥ってしまうパターンがあると感じています。
    そういう思考になるのを避けるためにもフレームを決め、それに沿った行動をすることで成果の最大化につながると思いました。
    消費者目線での実機チェックなども、一回一回クリーンな視点で見て判断していきたいです!

  5. 様々なことに共通するのは、目的が曖昧。
    ここを明確にし絞ることで次へ流れていく。
    何かスムーズに動かない時はまずここを明確にします。

    その上で、目的に至るプロセスがどうなっているのか。
    ここを確認し、先方の現場での良い流れ、基本価値がしっかり拡張されるように整える。

    ここから逃げずに、営業の自覚を持ち直し取り組むことで顧客理解度を高めて、信頼関係も強固にしていきます。

  6. おはようございます。
    今週もよろしくお願いします。

    普段の業務においてシンプルに行動出来ていれば時短や簡単に解決できるという事があります。経験がないから行動の前に考えてみて行動するという心理になっていたので、これからはシンプルに行動してみる。結果→改善という流れで年次が若いからこそたくさん失敗して経験をつけていきます。

    改めて、広告においてエンドユーザー目線、思考で考えてみて改善の提案をできるように常に消費者としての価値観で見ていきます。

  7. とてもシンプルで頭にスッと入りました。
    お客さんとのMTGなどもシンプルにして伝える。
    スマホチェックでも相手がどんなことをキャッチして入ってきていてその先がつながっているか。
    他の業界の広告なども参考にするしてみるとズレが良くわかったりしますし、Think Simple、本も読んでみつつ勉強したいと思います。

    • (コピペですが)
      自分が何かを探す行動に置き換えると実機チェックも有効になります
      何か必要だから探している
      その「何か」にひっかかるページになっているか?
      その「何か」は比較されるが、比較されたときの優位性はあるか?
      その「何か」を満たす証拠はあるか?
      こんなことをスマホをいじりながら無意識で考えると思う
      それを考えながらSimpleに実機チェックすればいい

  8. おはようございます。

    ジョブズの紙を投げる逸話は広告は受動的にみるものとしてなるほどと感動したことを思い出しました。実際自分もお客様を相手にしたとき難しい言葉を選んでしまって伝わりづらいといったこともありました。

    受取り手のことを考え、シンプルに考える=相手にも伝わりやすいということ。
    意識していきます。

    認知バイアスの本読み始めましたが、日常的な会話で例があげられてて、家族でこんな言い争いあったなぁなどと感じながら読んでます。論点のズレや対処法がわかりやすく書かれてるので、ディベート時に芯の通った考え方を持てますし、それこそシンプルに考える力がつきそうでした。こちらは読み進めます。

  9. 営業も広告の一部を担っていて、basic領域の売上獲得を重点において行動してますが
    A:リストアプローチ
    B:建設業団体との関わり
    C:SOSで企画からの広告
    D:紹介

    別々ではなく、メッセージを絞って発信していくことかと思います。
    テンプレではなく、各媒体・ルートを踏まえ、
    伝えたいメッセージが最終的に同じところにたどり着く形。

    シップではこれまでもやってきたことが多くあるので
    新規客の多くが抱える想定の課題を設定し、
    そこに対してどんなメッセージとコンテンツで
    興味持って頂くかの工夫をしていきます。

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