ビフォーアフター社長日記

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実データに基づいた仮説と検証のベースがあって、それに基づいた発想・提案をする 11月24日 SHIPの朝礼


おはようございます。11月24日SHIPの朝礼を始めます。

FIFAワールドカップ日本-ドイツ戦、勝ちました!夜中なのに大きな声が出ましたね。素晴らしい。
過去優勝4回のドイツは日本のはるか上のレベルのイメージですが、直近6試合、両チームの攻守の要を表す自チームがボールを奪いに行く間に相手チームに何本のパスを回されたかを示すPPDA(=Pass Per Defensive Action)という両チームの戦い方にとってとても重要な指標となるデータでは、日本が9.2、ドイツが10.07、で日本が勝っていました。テレビの受け売りですが。

大谷選手が活躍するアメリカ大リーグでこの20年送りバント(犠打)がほとんどなくなったそうです。日本の高校野球では定石中の定石ですし、プロ野球でもソフトバンクの今宮健太選手のようなバント名人がいらっしゃいますし、ここはバントの場面だ、というときにきっちりバントを決めるシーンは職人感があって私もそうですが日本人の野球観戦の楽しみのひとつだと思います。

大リーグで送りバントが少なくなったのは、セイバーメトリクス (Sabermetrics)という実データを統計学的見地から客観的に分析し、選手の評価や戦略を考える分析手法が一般化したからです。野球の試合の数万以上のデータから送りバントをした場合としない場合の得点期待値(1イニングにどれだけ得点できると見込まれるか)を算出すると、バントをしない場合が上回っていたことがわかったからでした。この考えを持ち込んだのは、1997年オークランド・アスレチックスのゼネラルマネージャーに就任したビリー・ビーン氏で、弱小で資金難のチームを強化する手段として野球に統計学手法を持ち込み成功しました。この実話に基づく映画がブラッドピット主演のマネーボールで、興味ある方はネット配信で見れると思います。面白いです。

当社の仕事に関してあてはめると、10年前ならひとつの施策の単体のセッション数、クリック数、CPC、CPAなどに注力していればよかったと思います。それら施策の実績が10年以上で積み上がってきました。今であれば、どんなタイプの施策がどんなタイプの業態(設備、内装、外装、リノベ等)・会社(規模、歴史、認知)・商圏(大、中、小)に有効かまでデータ化して伝えるのが私達の仕事の範囲に入ってきたと思います。

実データに基づいた仮説と検証のベースがあって、それに基づいた発想・提案をする、来期事業計画方針のひとつはここになります。

以上で本日の朝礼を終わります。


13 コメント

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  1. 実データに基づいた仮説と検証のベースがあって、それに基づいた発想・提案をする

    データをこねくり回すのではなく、経験や傾向から仮説を立て、その仮説を裏付けるために積みあがった実データで検証していく。その先にルール化や次の商品発送があり、それを企業に最適化した形で提案していく。順番を常に間違えないようにして、未来の提案につなげます。

    • キャンペーン企画の要因は、①企画、②業種の相性、③予算、④認知度(基本価値)等があって
      成功しているA社の事例を①だけで考えると、条件が揃わないので結果がついてこない
      ②や④に合わせた①の修正を行うが必要になる
      そろそろそのようなフェーズだと思う

  2. おはようございます!
    野球好きでよく見ますが、大リーグでバントが減った理由初めて知ってびっくりしました!笑

    最近、チーム内のサポート力委員会に参加させてもらっていますが、まずはデータの見方、仮説を立てる時の考えるポイントを教えていただいたことで、やっとサポート担当としてのスタートラインに立てたように感じます。

    仮説を立てられるようになるには、まずはデータを多く集めること。お客様との接点には積極的に参加して、データと事実を照らし合わせながら、下手でも仮説をアウトプットしていけたらと思います。

    • 「仮説が先、データが後」
      データを集めることを先行すると時間浪費で終わりますし、普段も読み聞かせミーティングになります
       
      先に 生活者視点で 認知・好感・行動を考えることです
      そこを数値化したものが仮説で、これをデータで検証して、ルールができていきます

  3. おはようございます!

    昨日は僕の家も大盛り上がりでした!
    日本代表の森保監督は前半が最も大事と考えており、試合中に都度メモをしているシーンが印象的です。
    データから戦略を導き出してますが、実際に行ってみての改善案を考えているというところだと思います。

    この辺りはシップでも同様で、データから仮説を立て検証を行い改善を行っていき、結果的に最適化されてくるのだと思います。
    このフレームが大事だと思うので、この辺りを漏れなく行う様にします。

    • 私の書き方が悪かったですね
      反省します
      小日向さんへのコメントをコピペします

      「仮説が先、データが後」
      データを集めることを先行すると時間浪費で終わりますし、普段も読み聞かせミーティングになります
       
      先に 生活者視点で 認知・好感・行動を考えることです
      そこを数値化したものが仮説で、これをデータで検証して、ルールができていきます

  4. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    >>>実データに基づいた仮説と検証のベースがあって、それに基づいた発想・提案をする

    しっかりデータに基づくこと、現状把握と過去を知ることで、思いつきの提案がなくなっていき、仮説と検証の期待ができると感じました。
    発想と提案の言葉に信憑性をもたせるためにも、数値化が大切になってくるので毎日の数値化を進めていき、自分自身の課題解決の仮説や検証もしていきたいです。

    昨日は、サッカーチームの一生懸命な姿に心打たれました。皆に勇気を与えられる方々は素敵でした。

    • >思いつきの提案

      思いつきの後で自分のアタマの中でシミュレーションしていけばいいですよね
      思いつくのはそれ自体はとても大事なことです

  5. おはようございます。

    >実データに基づいた仮説と検証のベースがあって、それに基づいた発想・提案をする

    前回のサポート力向上委員会でデータの見方やそれについて考えるポイントなどを教えて頂いたことで、ようやくWSPの役割としての一歩を踏み込めたかと思います。

    普段から言われているような数字の読み聞かせにならないようにデータから仮説を立て検証を行い結果から次の提案をする。この一連の流れを間違わないよう普段のMTGからインプットし自分に落とし込んでいきます。

    今日は2社様でお打ち合わせがあるので実際に先輩方の流れをしっかりインプットし、日報などでアウトプットしていきます。

    • コピペですが

      「仮説が先、データが後」
      データを集めることを先行すると時間浪費で終わりますし、普段も読み聞かせミーティングになります
       
      先に 生活者視点で 認知・好感・行動を考えることです
      そこを数値化したものが仮説で、これをデータで検証して、ルールができていきます

  6. >実データに基づいた仮説と検証のベースがあって、それに基づいた発想・提案をする、来期事業計画方針のひとつはここになります。

    WMMでよく頂いていたご指摘ですが
    意図なくアナリティクスばかり眺めていても時間ばかり垂れ流してしまうので
    先にお客様の現状A→Bにする狙いがあり、そのための施策として有効なデータを取る、仮説を立てる→検証して改善する
    考え方とアプローチを履き違えないよう気をつけて、自社の強みをより強くしていきます。

    • 営業の鉄則は、相手のためにならないものは売らないことです
      A社の成功事例を、条件の違うB社に需要があるときは、異なる要因を適正化して、すすめるように

      担当会社の成功と満足が営業の将来の成果を作ります

  7. 実データに基づいた仮説と検証

    ユーザーが持っているデータ(目標計画・実績・差異)と
    シップで持っているデータから「これまで~今」がどう成り立っているかを共有し、
    今後の目標・問題から、課題(ZMOT・パルス消費への対応=ネットシフト)を決め、
    手段を議論し、お客様のためになる提案をします。

    データ=シップの保有数字だけではお客様の実態が置き去りになるので、
    お客様の実態が先にあり、
    そこを踏まえて、生活者がどのようにZMOT、パルス消費が起きているか。
    そのルートがを整理しながら伸びしろと内容を決めるようにしていきます。

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