ビフォーアフター社長日記

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問題・課題・手段・解決の言葉の整理2 11月22日 SHIPの朝礼


おはようございます。11月21日SHIPの朝礼を始めます。昨日の続きですが問題・課題・手段・解決の言葉の整理をします。若干特定の業務連絡っぽくなっているので、新人の皆さんにはハードルが高いかもしれません。

昨日は、問題は現象として顕在化していますが、私たちは顕在化した問題を直接解決できません。できることは問題を生んでいる本質を発見すること、問題と本質の関連をお客様と共通に理解すること、そのうえで本質を変えて現象を変えていくことだということを言いました。ここでいう本質が課題です。イシューとも言います。

参考
イシューからはじめよ 安宅 和人著

難しい言い回しになってしまいましたので、最も簡単な方に振り直しします。

反響が右肩下がりになっているという現象がこの10数年の当社への問い合わせの最多の動機です。左の図が現状ですが、本質はアナログ情報により興味関心を持った人が以前はそのままアクションしていたのですが、徐々にzmotで表されるように、検索してWeb情報を探し、さらに比較検討を進めるということが起こっており、その過程でWeb上での情報がイマイチだと、消費者から「対象外」の判断をされてしまうということで起こっている現象です。解決する課題(イシュー)は、「消費者行動の変化(zmot)への適切な対応」になり、その遂行により、右図のような変化が起こります。

図で「Webサイト」と記しているのはGBPやSNSも含みます。

現象(問題):反響が落ちている等、具体的な現象
本質(課題):zmot行動・競合劣位・離脱
対策(手段):Advantage(競合優位)・認知コア・Benefit(顧客メリット情報)・Numbers(セッション数)
結果(解決):適切なCPAに基づく反響になる、数は販促費に正相関

来期の事業計画策定に入るところで、再度確認ですが、当社の優位性は、解決対象の「課題」が基本的には共通だということです。zmot行動をパルス消費行動等にアップデートした方が現象を解きやすい場合もあります。こうした共通の課題解決の実践から「法則」が検証され、この検証された法則群が当社の強みになっていきます。

昨日今日の朝礼ブログは、ある現場への具体的サポートというか業務連絡ですが、SHIP社員であれば、全員に必要な共通知見だと思います。「??」の方は、昨日の朝礼ブログと合わせて隣の人やZoomの向こうの人と感想や理解や疑問をアウトプットしあってみてください。前進すると思います。

以上、本日の朝礼を終わります。明日は祝日、夜はサッカーワールドカップの日本の初戦があります。段取りをつけて良い休日をお過ごしください。


16 コメント

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  1. 課題(イシュー)は、「消費者行動の変化(zmot)への適切な対応」

    シップが支援できる領域の中心はWEBマーケティング領域。
    問題がある企業の現状を把握して、俯瞰的に流れを見て、流れをdigitalチャネルに移行させること(本当は既に起こっているチャネルの現状もお伝えする)で、現在ある問題を解決する。
    チャネルは大きく4つ。検索、GBP(マップ)、WEB広告、SNS。このチャネルの現状を数値化し、リーチ➡アクション部分は推測(業界の物差し)で推定して、実情と照らし合わせ改善計画を立てる。計画達成のため、よどみがある部分を解消する打ち手(問題解決施策)を実行して、計測し、評価してまた打ち手を維持、変更するかを検討して実行を繰り返す。

    • 営業部の納品式に関わる話でしたが、共通する基本形をおさえて、ケースバイケースの明細を押さえていく
      ひとつのフレームにおさまる
      どの部門でも起こりがちなのが、「明細」から入って、100案件100パターンにしてしまうこと
      解消していきましょう

  2. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    ウェブサイトを制作してお客様の問題を解決するのではなく、ウェブサイトはお客様の問題を解決する手段であると思いました。
    お客様の課題や問題、強みをわかっていないと、デザインの落とし込みもできないので、お客様の声を聞くことや、ディスカッションが大切になってくると思いました。
    まだ、声を上げられなかったり、先輩に依存してしまっている部分が多いので、自ら行動することの意味を考えて意識していきたいです。

    まだ、定着していないワードが沢山あったので、通勤中にインプットします。

    • 浅倉さんは言葉に対する感性ありますね
      言葉にして自分の刻んでいくと、積み上がるので、途中では考え過ぎることもあるかもしれないけど
      基礎のある成長につながっていくと思います
      がんばってください

  3. おはようございます!
    課題解決というざっくりした範囲がある中で、解決するに当たって適切な手段を見つけて提示していくのがプロの仕事だと感じました。

    私が目指していきたいのは、SNS領域でのお客様のお役立ちの手助けだと感じているので手段としてどのお客様にどう提案をしていくか、商品のサービス仕様整理などで、自分なりの実測を作るため仮説と検証を繰り返してみます。

  4. おはようございます。

    シップの役割はウェブマーケティングを中心とした支援であり、その中で主にGBPや広告、SNSがあるかと思います。

    サービスを理解した上でお客様の問題解決のためにどうしていけばいいのか、問題の本質は何なのかはまだ分からないのでサポート力向上委員会などで話題を出しつつインプットとアウトプットをしていきます。

  5. おはようございます!

    >解決する課題(イシュー)は、「消費者行動の変化(zmot)への適切な対応」
    基本的には解決課題は共通なので、それぞれの会社様の地域性や競合性など様々な要素を含めて、どの様な手段で解決に導くのかが求められているところかと思います。

    解決のための手段としてのサービス提供となる様にしていく必要があると思うので、サービスの目的を理解して、提案していける様にします。

  6. 見込み作りの情報発信(SOS含む)の時にも
    顕在化した問題、問題の本質となる課題、課題を解くための手段

    ここを踏まえて内容に入るようにアウトプットしながら進めます。
    チームでは今日のTODOでどのようにユーザーとMTGがされているかを
    気づきとして共有して改善していきます。

  7. 問題と課題と手段、油断すると手段の話ばかりになってしまうことも多いです。
    課題に焦点を当てて、例えば離脱。OBさんも頼んだ最初は○○と言えばこの会社という認識はあると思いますが、それは数年に一度の機会でしかリフォームをしない方にとっては忘れ去られてしまう。せっかく獲得できる○○と言えばこの会社ここを維持することで必然的に選んでもらえる。ここの離脱を防ぐことができれば必ずリターンがある。
    委員会の中でも特にOBさんのアプローチに絞って僕は伝えていきます。

    • 手段から話すとモノ売りになる
      いきなり「ツボ」を売られているような印象を持つ人もいる

      話の中心は
      問題→課題
      課題レベルで納得すれば解決手段に移れる

  8. フレームありがとうございます。
    SOS企画に落とし込む中で
    課題を見定めテーマとして一貫して取り組んでいれば、問題→課題→手段→解決のフレームで原理原則としてお伝えできる。
    事例紹介は、現象の薄っぺらい部分だけを切り取って「こんな会社があります」から入ってしまう。
    履き違えて捉えていた部分があったので、再度考察してアウトプットします。

    • 「事例」は今日の記事でいえば「手段」になります
      「事例」を生んだ「課題」と「解決」
      SOSの話でいうと、それが当社の仕事だったのか?
      そこがポイントです

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