ビフォーアフター社長日記

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原理原則には大・中・小がある 11月14日 SHIPの朝礼


おはようございます。11月14日SHIPの朝礼を始めます。すっかり木々は紅葉していますが、広葉樹の葉は自然に黄色にはなりますが、赤くなるのは日照時間によるそうで、今年は11月の日照時間が長いので例年よりも紅葉の赤みが強いのだそうです。森ビルの隣には小石川後楽園がありますから、ランチの時間にでも立ち寄ってみると2022年の紅葉が楽しめるかと思います。

本題ですが、自分の得意なことって経験していないことでも「こうすればこうなるだろう」ということがわかることがあると思います。それは原理原則をいつの間にか体得しているからです。好きなことや学校などでやらざるを得なかったことは自然と身につけてきたと振り返ってみると自覚できることがあると思います。もう少し深掘りしますが、原理原則には、大原理原則・中原理原則・小原理原則があると思いませんか? 自分が何かできるようになったばかりのとき習得しているのは「小」原理原則です。この段階で、似たようなケースに対して対応できなかったりします。そこでよりトレーニングをしたり勉強したり、人に説明して言語化したりすると未経験の似たケースに対応できるようになります。それが例えば「中」原理原則の体得した状態だったりします。さらにそこから抽象化して応用範囲を広げて考えられるようになると、別の分野でも適応が可能になります。「大」原理原則の習得レベルといえます。

人の成長過程にも会社の成長過程にも共通するのは、「小」で止まらないことです。「中」「大」になると見える景色が変わります。「小」はWebデザインだったり、広告の運用だったり、営業対応だったり、というところでその段階は当然通るステップなのですが、もう少し先のステップにいけば、同じレベルのやったことの仕事でも課題がわかって解決が立案できて、仕事の采配できるようになります。限られてた時間で具体的にいうと、当社はWebマーケティング支援の会社ですので、もうひとつ上部概念のマーケティングの原理原則を身につけると、全体が見えるようになります。

普段「薄くても一冊マーケティングの本を読めばいいよ」とミーティング等で言うのはこんな考えがあるからですが、肝心の「本」はその時々で言ったり言わなかったりですので今日は一冊紹介します。「売れるもマーケ、当たるもマーケ」(アル・ライズ・ジャック・トラウト共著)

売れるもマーケ当たるもマーケ
例えば全22章の1番目と2番目は私が毎度毎度のように言う原理原則です。
第1章 一番手の法則「一番手になることは、ベターであることに優る。」
第2章 カテゴリーの法則「あるカテゴリーで一番手になれない場合には、一番手になれる新しいカテゴリーを作れ。」

「小」原理原則にとどまっていると、「毎回指摘されることが違う、気まぐれで指示されているのではないか」と思うことがあると思いますが、「中」原理原則を理解すると、その答えが同じ原理原則だということがわかるようになりますし、何よりも自分で発案できるようになります。よくコメントをいただく新入社員の方は、まずは眼の前の仕事の「小」原理原則を身につけるようがんばってください。その先にステップがあることを理解していれば成長が早いと思います。

以上、SHIPの朝礼を終わります。


16 コメント

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  1. おはようございます!

    今はお客様の対応など、目の前の一つ一つの仕事、「小」の原理原則を積み重ねを焦らずしていきます。
    ここを飛ばして「中」を理解しようとすると原則を理解していないのでやった気になるだけですし、感覚でなんとなく仕事をしてしまうことから逃れられないと思いました。

    まずは積み重ねて、順を追って原理原則を身につけていきます。

  2. まずは眼の前の仕事の「小」原理原則を身につける

    ステップの話をしますが、まずは、小さなことの繰り返し。
    これを考えずに実行できるように習慣化すると、次のステップが見えてくる。
    一つ飛ばしにしないように小さな意図したことの繰り返しを実践してもらい、ステップアップしていきます。

  3. おはようございます。
    今週もお願いいたします。

    >>> まずは眼の前の仕事の「小」原理原則を身につけるようがんばってください。その先にステップがあることを理解していれば成長が早いと思います。

    その先のステップを理解して意識すること、目の前のことに一生懸命になるだけではなく、先を見て行動することで目の前のことも違って見えて、意識も変わってくると感じました。

    まずは、目の前の小さなミスや事前に防ぐことができた失敗について解決していき、次のステップのデザインを学べるようにしていきたいです。

  4. おはようございます。
    今週もよろしくお願いします。

    >まずは眼の前の仕事の「小」原理原則を身につける。

    新人ができることは限られてくる中で目の前の業務一つ一つが小原理原則であり繰り返し行うことで考えずに出来るようになる。

    このステップをクリアすることができれば次の中原理原則のステップに行くことができるかと思います。

    いきなり大原理原則に行こうとせず、順番を追ってステップアップしていけるように小原理原則から身につけていきます。

  5. おはようございます!

    まさに自分はいま、小の原理原則を身につけているところだと感じます。求められているある一定のことはできますが、そこから類似したことや転用して対応することができていません。

    現状は小を積み重ねていく段階だと思うので、継続して習慣化します。そこからステップアップしていける様にします。

  6. >人の成長過程にも会社の成長過程にも共通するのは、「小」で止まらないことです。

    参考図書ありがとうございます。
    Amazonで購入しました。
    こういう話を頂くと飛びついて「小」分類のステップをすっ飛ばしたり疎かにしたりしがちですが、そこも気をつけつつ目線を上げるための勉強をします。

  7. 内定者の山岸詠です。おはようございます。
    どんな些細な経験であっても、それに付随して様々な過程を予測できる物事が増えていくのは人生の楽しみの一つでもあります。またその「出来ること」のクオリティやレベルを上げていくための続けることが大切だと感じています。現在続けている内定者インターンで出していただく課題をスピードを意識しながらも一つずつ丁寧にこなしていくことで「小」原理原則を身に付けたいです。

  8. 原理原則 大中小
    これもはやり言葉とせず、理解をチームでも話題に出して行います。

    小→中→大
    それぞれ飛ばしていくとポエムになるので、
    習得したものを言語化するうえでもチームで話し合う機会を増やしていく。

    目の前の事(小):個別ユーザーの課題発見
    似た課題(中) :課題解決した中からモデル化
    抽象化(大)  :別分野でも課題を抽象化して置き換え

  9. 具体的な本のご紹介ありがとうございます!
    早速買って読んでみます。
    いままで小→中に少し踏み込むアドバイスをいただいた時は今までのアドバイスが線になる感覚がありました。
    中をしっかり身につけることで一歩目線を変えていきます。

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