ビフォーアフター社長日記

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受け取ることの重要性から見直してみよう 4月8日 SHIPの朝礼

おはようございます。4月8日SHIPの朝礼を始めます。

春先や新年度、あるいは今のように新人が入社してくる時期になると、「基本に立ち返ろう」という言葉をよく耳にします。では、その“基本”とは何でしょうか。

仕事の基本ステップと「つまずきのポイント」

3月13日の朝礼ブログでもお話ししましたが、仕事の基本は以下の3つのステップから始まります。

  • あいさつをする
  • 受け取る
  • やり切る

どれも当たり前に見えます。しかし、実際の現場で多くの人がつまずくのは、2Stepの「受け取る」です。指示や要望を正しく受け取れなければ、その後は続きません。本人は一生懸命やったつもりでも、そもそもの受け取り方がずれていれば、出てくる結果もずれてしまうからです。

すると、成果が出ないだけでなく、周囲からの信頼も積み上がりにくくなります。信頼が弱まれば、相手の反応もどこか硬くなる。いわば相手の態度が自分を映す鏡のようになり、最初の「あいさつ」さえぎこちなくなってしまうかもしれません。つまり「受け取る」の乱れは、仕事全体の空気にまで影響するのです。

「受け取る力」の根底にあるもの

この「受け取る力」は、実は学生時代の勉強にも通じています。ベネッセ等の調査によると、教育分野では、国語の力と他教科の成績には強い関係があるといわれます。

なぜなら、どの教科もまずは「問題文を正しく読む」ことから始まるからです。数学であっても、理科であっても、何を問われているかを読み違えれば、知識があっても正答にはたどりつけません。

さらに国語は、ただ文章を読むだけではなく、筆者の主張や因果関係を追い、抽象と具体を行き来しながら理解する力を鍛えます。この力は、そのまま論理的に考える力につながります。つまり「受け取る」とは、単に話を聞くことではなく、相手の意図を正確に理解することなのです。

自己流の解釈が引き起こす「仕事の事故」

仕事も同じです。上司の指示、顧客の要望、クライアントの相談。これらはすべて、仕事上の「問題文」です。ここで大事なのは、表面的な言葉だけを拾うことではありません。その背景にある意図や、何を目的にその依頼が出ているのかまで受け止めることです。

ここを学生時代のノリで、自己流の解釈で思い付きで進むと事故が起こります。新人研修では1日目の日報の内容を「受け取る」ことができたのは4人中1人だけでしたね。

  • 相手は「全体の方向性を整理してほしい」と思っているのに、細部の作業だけを完璧に仕上げてしまう。
  • 誤字脱字のチェックを求められているのに、文章を勝手に修正してしまう。

これでは、評価されにくくなります。面積を求める問題なのに、一生懸命に体積を計算していては評価されようがありません。

信頼の出発点は「正しく受け取る」こと

「ちゃんとやっているのに評価されない」と感じるとき、本当に足りないのは能力や根性ではなく、「受け取る力」であることが少なくありません。

相手は何を求めているのか。言葉の裏にある意図は何か。原因と結果はどうつながっているのか。
そこを丁寧にひとつひとつ捉え直すだけで、急がなくてもよいのでしっかり確認することで、仕事の成果は変わります。

派手ではありませんが、「正しく受け取る」ことは信頼の出発点です。そして信頼があるからこそ、仕事も任され、最後までやり切る力にもつながっていきます。新年度の節目だからこそ、まずは自分に問い直してみたいものです。「私は本当に、相手からのパスを正しく受け取れているだろうか」と。

以上で朝礼を終わります。

8 コメント

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  1. >>「受け取る」とは、単に話を聞くことではなく、相手の意図を正確に理解すること

    基本的なことですが、起点がずれると大きく信頼を毀損することになります。
    何が目的なのか?その意図は?この解釈を思い込みでなく、相手の立場で想像して考えること。
    抱えている問題とその課題に正しくフォーカスすることは何度も練習して身につくものだと思います。

    この基本的な受け取る力を素直に実行できているか?今一度、自分で問い直し、日々の行動で実践していきます。

  2. 入社したての今、この「受け取る」の基本を体に叩き込めるかどうかが、将来の自分を支える決定的な分岐点になると思いました。いつか壁にぶつかり基本に立ち返ったときに10ステップの徹底や、ダブルダイヤモンドで真の課題をとらえる姿勢が、ゆるぎない土台になってくるはずです。「研修日報を正しく受け取れたのは4人中一人」という事実を重く受け止め、まずは目の前のパスに対して受け取りのズレをなくすことを心掛けます。

    • >入社したての今、この「受け取る」の基本を体に叩き込めるかどうかが、将来の自分を支える決定的な分岐点になると思いました

      真理です
      セルフチェックポイントにしていきましょう

  3. >「正しく受け取る」ことは信頼の出発点です。そして信頼があるからこそ、仕事も任され、最後までやり切る力にもつながっていきます。

    新社会人として、これからずっと続いていく社会人生活を過ごすためにも、人から信頼され働いていく土台を形成していく必要があると感じています。そのために、「受け取る」ことの大切さをしっかりと「受け取り」基本的なことを忘れることなく、励んでいきたいと思います。

  4. 自己流の解釈が引き起こす「仕事の事故」
    >>お客様との関係でもよく起こりうる事故です。相手が言ったことを理解する。
    基本ですが、僕自身が新人メンバーと仕事をしていく上で自分自身も見つめ直していきます。

    • 成果の一歩目はリクエストを理解すること
      ここを軽視して自己流解釈をする癖に気を付けましょう
      新人と一緒に自分もチェックすればいいと思います

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