ビフォーアフター社長日記

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右往左往は練習不足4 6月11日 SHIPの朝礼

おはようございます。6月11日SHIPの朝礼を始めます。昨日の続きのマネージャーとメンターの会話です。

マ:「昨日、他人の30点から構造を理解し要素分解してみる、そのうえで自分の30点を発見して、改善する練習すればいいという話はけっこう腹落ちしたようでした。でも、いざ日々の業務で実践しようとすると、なかなか練習にとりかかれなかったり、続かなかったりするようで」

メ:「まあ、そうなるだろうな」

マ:「やっぱり、そうですか」

メ:「人間というものは、練習をやめる言い訳を見つける天才だからな。『今は忙しい』『この案件は特殊だから当てはまらない』『もう少し落ち着いてからやります』。言い訳だけ並べたら、立派な企画書が一本できる」

マ:「たしかに、練習しない理由はすぐ出てきます」

メ:「しかも、なかなか筋がいい。聞いていると、こちらまで『なるほど、それなら仕方ないか』と思いそうになる。言い訳の営業力だけは、かなり高い」

マ:「そこは鍛えていないのに、なぜか上達していますね」

メ:「そういうものだ。では、なぜすぐにやめてしまうのか。答えは意外と単純だ」

マ:「何でしょうか」

メ:「面白くないからだ」

マ:「面白くない」

メ:「そう。できないことを練習するのは、面白くない。自分の30点を見るのも気持ちよくない。ロールプレイでうまく返せないのも恥ずかしい。おまけに、最初のうちは成果も見えにくい。これはなかなかの不人気商品だ」

マ:「たしかに、積極的に買いたくなる商品ではないですね」

メ:「だが、練習には閾値がある。そこを超えるまでは、ただただ面倒で、苦しくて、変化も小さい。ところが一定量を超えると、少しずつ景色が変わる」

マ:「面白くなるところがある、ということですね」

メ:「ある。スポーツでも音楽でも勉強でも同じだ。最初は退屈でも、少しできるようになると面白くなる。打てなかった球に当たる。弾けなかった曲がつながる。解けなかった問題が解ける。そこで初めて、『あ、練習って意味があるんだ』となる」

マ:「うまい人ほどよく練習するし、成績の良い人ほどよく勉強するのは、そこなんですね」

メ:「その通り。うまい人が練習好きなのは、根性が人間離れしているからではない。練習すると結果が変わることを体感しているからだ。成績の良い人も、勉強すると見える世界が変わることを知っている。だからまたやる」

マ:「結果が出るから楽しくなる。楽しいから続く」

メ:「いい循環だな。逆に、練習量が少ない人は、その循環に入る前にやめる理由にとりつかれてしまう。だから『構造で考えよう』『要素に分けよう』『点ではなく線で見よう』と言っても、なかなか使えるようにならない」

マ:「言葉としては理解しているように見えても、アウトプットが変わらない」

メ:「そうなると、ぼんやり意識高い反応になる。『構造化、大事ですね』『因数分解してみます』『自分ごとにします』。聞こえはいい。空気も悪くならない。しかし、その後に何を練習したのか、何を言い換えたのか、どの30点を50点にしたのかが出てこない」

マ:「ありますね。言葉は前向きなのに、行動が見えない」

メ:「意識は大事だ。ただし、意識だけでは手は動かない。野球部が『打撃意識を高めます』と言って、素振りをしなかったらどうなる?」

マ:「試合では、たぶん打てません」

メ:「仕事も同じだ。『お客様の本質的な課題を捉えます』と言って、実際の返答練習をしなければ、とっさの場面では言葉が出ない。頭の中では名選手でも、現場ではバットを持ったまま固まる」

マ:「では、練習が面白くなる人と、言い訳でやめてしまう人の差はどこにあるのでしょうか」

メ:「それは一概には言えない。周囲の環境もある。失敗しても笑って次に進める場があるか。本人の本気度もある。どれか一つだけで決まるほど、単純な話ではない」

マ:「本人だけの問題ではないが、本人の問題でもある」

メ:「その表現はいいな。だからこそ、まず一定期間は泥臭く挑戦してみることだと思う。最初の数回で『向いていない』と決めるのは早い。まだ面白くなるところまで行っていないだけかもしれない」

マ:「閾値を超える前に、判断してしまうわけですね」

メ:「そういうことだ。顧客対応のロールプレイを三回やって、うまくいかないのは普通だ。十回やって、少し型が入る。二十回やって、とっさに言葉が出る場面が出てくる。そこで初めて、『あ、これ現場で使える』となる」

マ:「そこまで行くと、練習が少し楽しくなる」

メ:「楽しくなる。なぜなら、現場で結果が変わるからだ。お客様の反応が変わる。会話が荒れにくくなる。再提案が早くなる。自分もいちいちメンタルが左右されなくなる。そうなると、練習は苦行ではなく、仕事を楽にする投資になる」

マ:「練習するほど、仕事が楽になる」

メ:「その感覚を持てるかどうかだな。練習を『(また増えてしまった)余計な作業』と思っているうちは続かない。練習を『未来の自分を助ける仕込み』と思えるようになると、だいぶ変わってくる」

マ:「会社としても、そういう真摯な挑戦は評価したいですね」

メ:「すでにそうなっている。当社の評価システムは、真摯な挑戦にはたいへんポジティブだ。最初から完璧であることだけを見ているわけではない。自分の30点を認め、50点にしようと練習して行動しているか。そこは皆、暖かい目でみることができている」

マ:「評価が上がることも、練習を継続する意欲になりますね」

メ:「なるだろうな。人はきれいごとだけでは続かない。努力が見られている。挑戦が評価される。成長が認められる。そういう環境があると、『もう少しやってみよう』と思える」

マ:「ただ、自分では気持ちだけ先行して具体的に何をすればいいかわからない人もいます」

メ:「相談が得意でなかったら月に一度、ワンオンワンの機会を利用すればいいんじゃないか。『自分の30点がどこにあるかわかりません』『顧客対応で何を練習すればいいですか』『この返答を50点にするにはどうすればいいですか』とか、たどたどしくても具体的に聞けばいい」

マ:「うまくいった話より、詰まった場面を持っていく方がよさそうですね」

メ:「詰まった場面は宝の山だ。本人にはただの泥山に見えるかもしれないが、掘れば改善点が出てくる。逆に、何も持ってこないワンオンワンは、地図を持たずに旅行相談に来るようなものだ」

マ:「どこへ行きたいかも、何に困っているかもないと、相談しにくいですね」

メ:「だから日々の中で、自分の30点を一つ拾っておく。拾ったら、要素に分ける。うまく説明できなくてもいいから、ワンオンワンで出してみる。そこから練習課題に変えればいい」

マ:「一人で右往左往するのではなく、環境も人も、使えるものは使って、閾値を超えるということですね」

メ:「それがみんなが順応すればそれが人が育つ環境になる。」

以上で朝礼を終わります。

16 コメント

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  1. チームの課題に目を向ける。自分ごとで考えてみる。
    指摘をされ、気づいて、反省し、対策を考える。

    本当にその策が自分にとって正しいのか実際はどう落とし込みをしていいのかわからない。
    「~してみます」「~します」と口では言ったものの行動がなかなか変わらない。
    時間や難易度、いくらでもできない理由・向いていない理由・限界の理由は出る。

    >日々の中で、自分の30点を一つ拾っておく。
    >拾ったら、要素に分ける。
    >うまく説明できなくてもいいから、ワンオンワンで出してみる。
    >そこから練習課題に変えればいい。

    「わからない」「できない」ではなく、
    「この練習が合ってるかも」「練習したから何か変わったかも」「もう少しやってみよう」
    ここまで持っていけるよう、成長を支援していきます。

    ちょうど今日からチームでは個人面談機会があります。
    そして、今月から週に4回ほど、私を誰でも利用できる「相談・練習時間」を30分設けています。(まだ誰も使っていませんが)

    機会はあるので使えるものは使ってもらう。使い方はその人次第。

  2. >>練習には閾値がある。

    ここが重要で、何んためにこの練習をしているか?
    という目的があって、成り立ってくる。

    出来るようになること、考え方を身に着けること自体は手段で、
    目的とはき違えないように何のためにやるのか?を常に意識して実行します。
    具体的な現場の課題、自分ができなかったことを取り上げ、何度も反復していきます。

  3. 練習する、でもすぐ成果が出ない、面白くない
    言い訳が出る、やめる、だからプラトーを越える前に終わる。

    まず自分の30点を一つ拾い、どこが足りなかったのかを要素に分けて、50点にする練習をしてみる。ゲーム感覚でトライしていきます

  4. > 結果が出るから楽しくなる。楽しいから続く
    今までもただ目の前の作業をしていると、結果(目的・目標)が分からなくなり
    作業が目的にになり、誰のための仕事が分からず
    自分の仕事が評価されずに、こんなに頑張っているのにという
    自己満足だけの仕事になってしまうことがあります。

    自分の30点を上げるために
    ポジティブに量を増やし
    誰かに喜んでもらうことを楽しんで
    結果自分自身が楽しいにしていきます。

  5. できないことを練習しているから面白くない、けど練習には閾値があり、それを超えると面白くなってくる。という「現象」を理解しておくと、練習への姿勢が変わってきます。最初はできなくて当然なので、成果が出ないから 時間がないからという言い訳に逃げずに、日々の掟やAI研究などに取り組みます。

  6. 練習する背景が抜けていると、ただその場を乗り越えることが目的になり、本番が変わらない、キツくなって続かずに止まる。
    何度も繰り返してきてしまっていました。

    目的、目標を持ち、本番に向けて練習をする。
    何を練習すべきかを明確にする。
    その上で練習、本番、振り返り、改善を繰り返す。
    前提が抜けると過去と同じことを繰り返すため、日報での振り返りなどは必ず上位レイヤーから落とし込む練習を引き続き実施していきます。

  7. まずは練習を続けないと意味がないのは言語化も他のスキルについても同じです。
    プロジェクトを進行するにあたりロールプレイの場はありがたいことに複数ご用意いただいているので、それぞれの機会をただ過ごさずに、すべて練習する好機と捉えて自分の挑戦をしていくことで、スキルとして習得します。
    色々な機会を練習の場として時にはご助言もいただきながら、自分の30点や他人の30点も学びとして活用することで成長し、お客様のためにも成長を達成します。

  8. >一定期間は泥臭く挑戦してみること
    現在自分の掟として、その日に学んだ商品サービスの提案資料を作り、朝会で先輩方にプレゼンすることを行っています。最初はどうやればいいか分からないのラインからスタートしましたが、回数を重ねて少しづつ見えてきたところもあります。ただまだ10点が15点になった程度です。引き続き10回、15回と行っていき、FBを貰い因数分解的に振り返り、少しづつ型に近づいていきます。未来の自分を助ける仕組みだと思い、泥臭く挑戦していきます。

  9. 昨日、斎藤さんから練習の場があるのに使えていないのではないかとご指摘をいただきました。
    練習の場はもうすでに用意していただいています。日々、見過ごしてしまっていますが、30点はたくさんある中でそこを広い、50点70点と繋げられる練習をしていなかったと痛感しました。練習をしないことには何も変わらない。まずは30点を拾い因数分解し、練習の場でうまく行くまでやっていく。
    今週は、プロジェクトの進め方の中でディレクターと任せていただいたメンバーとの目線合わせが至らない部分があったのでここを練習の場を使ってやっていきます。

  10. 自分の30点の現実と思い描く理想の姿の間にズレを感じたとき、そこには認知的不協和が生まれます。
    練習をやめる言い訳は、忙しさや環境のせいにして自分を正当化しようとする危険な状態です。しかし間違った練習を繰り返しても、現場で使えるスキルにはならず、結果的に成長の閾値を超えることはできません。
    そのため、自分には何が足りなくて、どんな練習が必要かを正しく把握するために、まずは他の人のアウトプットを要素分解して自分と比較することを習慣化します。そうすることで自分の中の30点が見つかり、改善案やその先の理想の姿が明確に見えてくると考えます。

  11. 練習には闘値がある>この練習方法は向いていないのかもしれないと決めつけるには一定期間その練習を行い続けなければいけません。
    まだ面白くなるところまで行っていないだけかもしれない>この考えがあるか無いかで練習に対する姿勢が変わっていきます。
    自分事にしてみた時最近はPhotoshopに私より詳しい河野さんが休憩時間に便利な小技等を教えてくれて練習のPhotoshopリサイズタイムアタックのスピードが上がり達成感が生まれて来ました。次の壁に当たった時もこの時の達成感を忘れずに練習を行います。

  12. 何となく練習を始めても、
    できない理由はいくらでも出てくるし、
    少し継続しても発散してしまうのが今まででした。

    まずは「お客様に喜んでいただく」という目標を決める。
    その上で、自分が考えたことや改善したことが本当に良かったのか、
    お客様との打合せや、社内レビューなどで、
    確かめる機会を自分でつくる。(まずはここがとにかく重要と感じる)

    できる理由を作って、
    少し変化を感じられる閾値を超えるまで、
    この反復をポジティブに継続していきます。

  13. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    練習でできないことは本番でもできない。
    社内MTGを設けていただいていても、目的を理解し正しく活用できなければ練習にはならない。出来ないのであれば何度も繰り返し行う。そのためには、練習をして何を成し遂げたいのか目的を見続けることが重要。出来ないことばかり考えていては何も変わらない。
    お客様に喜んでいただくために、問題解決をするために、目的から考えることで、社内MTGなどを通じて力をつける。今から自らの力で行動していきます。

  14. 言葉だけ前向きで、行動が変わらない状態を放置してはいけない。WCTでずっと共有をいただいている、毎日の日報での振り返りでぼんやり高い意識ではなく、具体的かつ高レイヤーから低レイヤーまで網羅した改善策を提示していくことを続けていきます。

  15. 日々の業務をしていると、気づくと目線が下がっています。
    上位の課題から見た時の全体の振り返りではなく、自分が起こしたミスや手戻りの改善ばかりに目がいきます。
    練習が苦しいから、だけではなく、練習の仕方がよく分かっていない。繰り返しているうちに以前のやり方に戻ってしまう。
    正しい練習方法を身につけるための日報での練習と、下がりがちな目線を修正するために社長ブログと方針フィードバックを活用していきます。

  16. おはようございます。
    昨日、Dへのガント報告MTGも練習の場であり、案件の流れを説明するのではなくガントを埋める事が目的になっているとご指摘を頂きました。それを受け、昨日の日報では30点の行動になってしまった原因と改善策の振り返りの他に、50点にするには?の視点でエンジニアとしての説明を言語化し構成しました。そして改めて見ると、文字ではかけてもお打ち合わせなどのとっさの場では言葉に出てこないだろうなというのが視覚化されました。次回の報告MTGでは、斎藤さんをお客様に見立てエンジニアとして説明をできるようにする、それ以外のお打ち合わせでも本質をとらえた対応ができるよう日々場を活用して練習していきます。

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