ビフォーアフター社長日記

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三層構造で考察・判断・実行 5月15日 SHIPの朝礼

おはようございます。5月15日SHIPの朝礼を始めます。

今期の方針にも「三層構造」フレームの活用が組み込まれています。三層構造フレームの何がよいかというと、100のプロジェクトを3つか4つの課題・解決フレームで処理できることです。これが低レイヤー目線だと、100のプロジェクトは100通りに見えて時間がかかったり、逆にひとつにしかあてはまらないテンプレを全部にあてはめて、仕事を依頼した人の信頼を失うことになります。

広告プロジェクトも同じです。低いレイヤーで見ていると、目に入るのは結果の数字だけです。

「何件来たからよかったですね」
「除外ワード設定しました」

必要な作業のひとつではありますが、これで目線だけに終始すると、広告の意図も、成果が生まれた構造も、次に改善すべき優先順位も見えてきません。数字を読むことと、成果を考察することは違います。数字は結果であり、考察すべき対象は、その結果を生んだ因となっている構造です。

成果は足し算ではなく、掛け算で生まれる

今回の図では、地域リフォーム会社のCVを決定づける要素を9つに整理しています。ターゲティング、接触量、存在認知、業態認知、評判・信頼、需要喚起力、競争優位性、受け皿のUI/UX、検証行動の裏付けです。成果はこれらの足し算ではなく、掛け算で生まれます。どれかひとつが極端に弱ければ、全体の成果は大きく落ちます。

たとえば、広告文がよくても、地域で会社の存在が知られていなければ反応は弱くなります。LPが整っていても、その次工程で参照される可能性の高い施工事例やお客様の声、Google口コミが不足していれば、最後のアクションにつながりません。逆に、地域での認知があり、評判が蓄積され、十分な接触量が確保されていれば、広告はきっかけとして機能し、成果は安定しやすくなります。

低いレイヤーでは、結果の数字しか見えない

ここで大事なのが、視点の高さです。

低いレイヤーの視点では、問い合わせ数、クリック数、表示回数といった結果しか見えません。すると改善も、検索語句を見て除外ワードを入れる、広告文を少し変える、といった作業中心になります。それ自体は必要ですが、そこだけでは成果の再現性は生まれません。そこしかわからない人は、「自分には上のレイヤーが見えていない」「このスキルを身に着けたい」、と現在地を自覚することです。

中レイヤーでは、WEBメディア全体を見る

次に必要なのが、中レイヤーの視点です。これは、広告を始めとするWEBメディア全体を見る視野です。生活者は広告文やSNS広告を見て、すぐにCVするわけではありません。LPに入り、ホームページの施工事例を確かめ、お客様の声を読み、Google口コミを見て、競合の広告やサイトとも比較します。

広告で喚起された需要は、施工事例やお客様の声、口コミによって裏付けられて、はじめてアクションにつながります。広告文で「これは自分の家のことだ」と思ってもらえても、裏付けがなく、他店と比べた競争力もなければ、CVは発生しません。この中レイヤーの視点は欠かせません。空中戦だけで戦うECであれば、ここを中心に設計してもよいでしょう。

地域リフォーム業では、さらに上のレイヤーが必要

しかし、地域企業のリフォーム業では、さらに上のレイヤーが必要です。地域で形成された認知が、CVに大きく影響するからです。広告予算のコントロールも、単なる費用管理ではありません。必要な接触量を確保し、フリークエンシーをつくり、地域の中で想起される状態をつくるための判断です。

三層構造で考えるとは、数字を見ることを否定することではありません。低レイヤーの数字、中レイヤーのWEB全体視点、高レイヤーの事業構造を行き来することです。

考察・判断・実行を三層構造で行う

考察とは、数字の奥にある構造を見ること。
判断とは、9要素のどこに課題があるかを見極めること。
実行とは、その課題に対して、広告、LP、施工事例、口コミ、地域認知のどこを強化するかを決めて動くことです。

この視点が身に着くと、顧客への提案は的確になり、無駄な手戻りは減り、仕事の生産性も上がります。顧客満足と生産性向上は別々のものではありません。成果が再現される構造を共有できるからこそ、お客様にも価値を返せ、社員も納得感を持って仕事に向き合えます。

顧客満足と生産性向上をあげ、社員満足を推進するために、三層構造を身に着け、成果が再現される構造を捉えていきましょう。

以上で朝礼を終わります。

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14 コメント

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  1. Aの視点(方針・上位レイヤー)
    「9要素のどこがボトルネックになって掛け算が止まっているか」構造で見て
    業界比較で・推移から因果を言語化する。
    顧客の現状、販促予算全体を俯瞰し、デジタルシフトを支援。

    B層の視点(中間レイヤー)
    9要素の一貫性の確認。自分がユーザーになったつもりで、広告をクリックした後の流れを実際に体感し
    違和感や冷めてしまうポイントがないか?どうCVにつながっているか?のフロー全体を見る。

    Cの視点(オペレーションレイヤー)
    点の数字の読み聞かせや点のキーワード除外や広告文変更など点の対策ではなく、
    A→B→の視点からの具体策。Nの最適化、Rの向上。

    9要素の徹底と三層構造の視点を身に着け、三層構造での実働体制をつくり
    顧客の問題解決を通じメンバーの成長・物心両面の満足を目指します。

  2. 考察、判断、実行の3つの視点は常に持って研修に取り組むように意識していきます。
    まず研修の目的はなにか。そこを理解してから、今回の研修で想定するターゲット、その会社の強みを理解した上で、動画などの制作物を作る際に、どういった情報の見せ方をするのか、問題提起はどのようにするのか。要素を点ではなく線で捉えて行います。また、このポイントは上位の視点、中位の視点、下位の視点だと意識し考えながら理解ができるように学んでいきます。

    • >要素を点ではなく線で捉えて行います。また、このポイントは上位の視点、中位の視点、下位の視点だと意識し考えながら理解ができるように学んでいきます。
       
      このこと自体は間違っていないが、毎日反射的にブログ記事に反応して「〇〇しようと思います」的なコメントをしてもなかなか実行は難しい
      テーマをひとつか小数に絞って、日報でその日のスキルアップを振り返った方がいいと思うよ

      「上位の視点、中位の視点、下位の視点」があることを学びました、くらいが5分でコメントを継続するコツです

  3. 考察、判断、実行の三層構造の考え方は会社の経営のような大きな事だけではなく今私が行ってる研修にも適応されます。
    自分自身が苦手と感じるところは判断です。考察することに必死になってしまい判断に当たらないことがあります。そのまま次の工程に行ってしまい結局低いレイヤーでの作業しかできない事が多々あります。
    スタートとゴールを最初にきっちりと見極め、完成までのロードマップを作成して業務を行なっていきます。

    • >自分自身が苦手と感じるところは判断です。
      >スタートとゴールを最初にきっちりと見極め、完成までのロードマップを作成して業務を行なっていきます

      ここをスキルアップのテーマにして日報や面談で振り返っていけばいいと思う

  4. 事実があると、そこに飛びついて見える範囲での実行を思い付きで繰り返す。
    これがビフォーなので、自覚して、戻らないようにする。いま自分はどのレイヤーで話しているかを言語化していきます。
    戻らないようにするには毎日実行されているお客様接点での準備と実行と振り返り。3回は実施でき、日に4つミーティングがあるとすると12回。月240回。半としで1500回ほどは実践ができる。
    1000回超えれば、定着してくるので、正しく理解し、習慣化するように毎日練習していける環境をつくり、チームに定着させていきます。

  5. 色々物事を理解する際にAIを使用して考えている中で、「作業の土俵」「Web全体の土俵」「地域で選ばれる構造の土俵」と解釈するとわかりやすいと思いました。

    「クリック数がどうだった」「CVが何件だった」もちろんとても重要なことです。ですがこちらがこの土俵で会話している限り、「次に何をすればいいの?」
    「それで成果はもっと出せるの?」といった数字や作業に閉じ込められてしまい結果進捗が見られなくなってしまう想像がつきます。

    「そもそも域で知られているのか」「評判が蓄積されているのか」
    「競合環境はどう変わっているのか」
    「紙媒体からWebへ販促費を移すべき時期なのか」
    「AI検索時代にどう見つけられるべきか」
    といった“これはホームページの話ではなく、地域で選ばれ続ける構造の話だ”
    という土俵を作れると結果お客様に勝ち筋を選択いただけるようになる想像もできます。

    僕は後者をできるように日々トレーニングをしていきます

    • 目線を上げると、販促は共同プロジェクトであることがわかるようになる
      お手並み拝見モードに落ちると確実に破綻する
      共同プロジェクトを一緒に動かしていきましょう

  6. シップにはお客様の課題解決という揺るがない高レイヤーの目線があります。
    これを今の自分に落とし込んで考えると、「そもそもなぜこの研修があるのか」「この動画は何のために作っているのか」という根本的な目的に通じます。
    動画制作でフィードバックを受けた際、その細かい修正作業ばかりに意識が向いてしまい、未だに一番大切な高レイヤーの目線を見失い、三層構造の視点を行き来するという考え方を、まだ十分に取り入れられていません。
    最終的に目的に沿って制作できているかという確認だけではなく、作業項目ごとに再度、高レイヤーの目線に立ち返って、「今の自分の作業方針は目的からズレていないか」をこまめに確認することを意識し、シップの考え方と自分の考え方の軸を少しでも揃えていきます。

    • >作業項目ごとに再度、高レイヤーの目線に立ち返って、「今の自分の作業方針は目的からズレていないか」を
      >こまめに確認することを意識し、シップの考え方と自分の考え方の軸を少しでも揃えていきます。

      このこと自体は間違っていないが、毎日反射的にブログ記事に反応して「〇〇しようと思います」的なコメントをしてもなかなか実行は難しい
      テーマをひとつか小数に絞って、日報でその日のスキルアップを振り返った方がいいと思うよ

  7. 今後の研修では、成果の再現性を生むための「考察・判断・実行」を常に意識してまいります。
    私は課題が与えられると、どうしてもその課題のゴールや目に見える結果だけを追いかけてしまいがちな部分があります。まずは「上のレイヤーを捉える視点が不足している時がある」という現在地を自覚いたします。
    その上で、研修の意図や目的からを三層構造の視点で捉え直し、単なる作業のスキルではない「構造を把握する力」を身につけていきます。

    • >「構造を把握する力」を身につけていきます。

      このこと自体は間違っていないが、毎日反射的にブログ記事に反応して「〇〇しようと思います」的なコメントをしてもなかなか実行は難しい
      テーマをひとつか小数に絞って、日報でその日のスキルアップを振り返った方がいいと思うよ

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