ビフォーアフター社長日記

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AIO対策とは —— 「探す」から「訊く」へ 5月7日 SHIPの朝礼

おはようございます。5月7日SHIPの朝礼を始めます。

今一度、AIO対策について考えを述べたいと思います。Googleが導入した「AIオーバービュー(AIO)」は、検索結果の最上部にAIによる回答を提示することで、私たちの検索体験を根本から変えつつあることは、誰しも否定しようがありません。

この変化がもたらす問題に対し、ウェブサイト運営者には「AIO対策(AI Optimization)」が求められます。私たちはそれをサポートする役割ですが、問題をシンプルに定義すると、従来のSEO(検索エンジン最適化)が「検索結果で上位に表示させること」を目的としていたのに対し、AIO対策は「AIの回答の一部、あるいは情報源として選ばれること」を目指します。

今日は、AIO対策の本質である2つのアプローチについて、最新のトレンドデータを交えながら解説します。


1. 「ゼロクリック」の衝撃からクリックを取り戻す

第一のアプローチは、「AIによる要約によって失われたトラフィックの奪還」です。

AIオーバービューの登場により、ユーザーは検索結果のリンクをクリックせずとも、その場で「答え」を得られるようになりました。これが、いわゆる「ゼロクリック検索」の増加です。自社サイトが1位に表示されていても、その上にAIの回答があれば、クリック率は大きく低下します。

この状況を打破するためには、AIの回答内に自社のブランド名、サービス、あるいは解決策を「信頼できる情報源」として組み込ませる必要があります。AIが生成するテキストの中で「〇〇というサイトによれば……」と引用されたり、回答の横に配置されるリンクカードに選ばれたりすることで、質の高い、購買意図の強いアクセスを確保することが可能になります。

2. 激増する「対話型クエリ」の波に乗る

第二のアプローチは、「ユーザーの行動変容によって生まれた新たな需要の獲得」です。
Googleトレンド 2024年4月の状況

Googleトレンド 2026年4月の状況

Googleトレンド:2024年4月と2026年4月の比較。2025年後半から「教えて」の検索数が急増している

上のグラフ(Googleトレンドの2024年と2026年の比較予測)を見ると、検索行動の劇的な変化が一目瞭然です。特に2025年後半から、「教えて」「おすすめは」といった会話形式のキーワードが爆発的に増加しています。

かつてのユーザーは「リフォーム 業者 新宿」という断片的な単語で検索していました。しかし、AIの進化により、ユーザーは検索エンジンを「辞書」ではなく「有能なコンシェルジュ」として扱うようになりました。「新宿で予算300万円でキッチンをリフォームしたい。信頼できる業者をいくつか教えて」といった、具体的で意図が明確なクエリが増えているのです。

この「AIに答えを出させるための意図的な検索(対話型クエリ)」に対応し、AIの思考プロセスの中で自社情報が優先的に選ばれるようにコンテンツを最適化することが、AIO対策の核心となります。

AIO対策がもたらす未来

AIO対策は、単なる技術的なハックではありません。AIがユーザーに代わって情報を精査する時代において、「情報の信頼性(E-E-A-T)」と「問いに対する明確な回答力」がより厳格に評価されるようになります。

  • 情報の構造化: AIが読み取りやすいよう、データを整理して提供する。
  • 独自の一次情報: AIが真似できない、リアルな体験談や専門的な知見を盛り込む。
  • ユーザーの問いへの最適化: 「何を解決したいのか」という意図に、会話レベルで応えるコンテンツを作る。

我々が現在、AIO対策施行のみならず結果検証に取り組んでいます。ゼロクリックで失われたオーソドックスなクエリによるセッションを少しでも取り戻せているのか? または、有能なコンシェルジュに尋ねるような具体的で意図が明確なクエリに対応できているか? 息の長いアプローチですが、極めれば大きなアドバンテージが得られます。

検索の常識が「探す」から「訊く」へ。AIO対策も面白いですね。

以上で朝礼を終わります。

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