ビフォーアフター社長日記

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仕事は連立方程式 7月7日 SHIPの朝礼

仕事は連立方程式

おはようございます。7月7日SHIPの朝礼を始めます。

「一人4,000円で飲み放題です!」

そう掲げる居酒屋の看板の裏側には、見事な“連立方程式”が隠されています。

たとえば、4,000円のコースにおける料理と飲み物の仕入れ原価(原資)は、通常1,200円程度に設定されます。残りの2,800円で、人件費・家賃・光熱費・雑費・利益まですべてをまかなわなければなりません。

でも、ただ安く作ればいいわけではない。「唐揚げは揚げたてがいい」「ハイボールが薄すぎてテンションが下がる」──お客様満足とのせめぎあいの中で、毎晩、現場では多くの“試行錯誤”が繰り返されています。

広告の料理の写真と実際の料理の内容、出すタイミング、盛りつけ、声がけ、ラストオーダーのタイミング。そのどれかを間違えれば、客単価もリピート率も利益率も下がる。まさに、目的・原資・満足度・利益率という連立方程式を解くような仕事なのです。


「ただやる仕事」から「方程式を解く仕事」へ

こうした居酒屋の仕事を“連立方程式”としてとらえると、あらゆる仕事にも同じ構造があることに気づきます。特にチームで動くビジネスにおいては、以下のような“仕事のレベル”を意識することが重要です。

a. 言われたことを、ただやる

  • 目的に無関心。言われたことを点で反応するだけで顧客満足にも利益にもつながらない仕事。

b. 目的や背景を理解し、複数の選択肢を考える

  • 「最初に出すお通しの質を上げた方が満足度もリピート率も上がるのでは?」と仮説を立てられるレベル。

c. 最適な選択肢を仕様化し、確認のうえ実行する

  • 「次回からこの3品の中から選べるお通し制にしませんか?」と提案し、運用フローまで落とし込める。

d. 実行内容を記録・可視化する

  • 数字や声を記録し、リーダーやメンバーと成果を共有する。データの蓄積に貢献する。

e. メンテナンスし、ナレッジとして共有できる

  • 「この変更でリピート率が8%改善されました」といった事例を仲間に還元し、組織の知能を底上げする。

「いい仕事」は、数字と感情のバランスの中にある

居酒屋の例で言えば、「この値段で、これだけ出して、こんなに喜んでもらえるなんてすごい」という“感動”が生まれる瞬間こそが、連立方程式が解かれた証です。

一方で、その感動を再現性のある形で実現し続けるためには、原資・利益・手間・満足度など、複数の変数のバランスをとりつづける知性とチームワークが必要です。

つまり仕事とは、感情と数字のあいだで、日々アップデートされ続ける連立方程式を、誰かのために解く営みです。


最後に:仕事の質は、立ち位置の質

居酒屋の例で話しましたが、それぞれご自身の立ち位置はどのあたりなのか、考えてみると良いです。そしてどのあたりを目指せばいいのか、自分で考えてみることです。

言われたことを“ただこなす”のもひとつの選択です。その背景にある方程式を解く姿勢を持とうとするのも選択です。仕事をもっと創造的で、手応えのあるものにするかしないか、すべて選択ですが、会社の理念は連立方程式がぎゅっと何重にも詰まったものだということはわかっておいた方がいいです。飲み放題一人当たり4,000円の居酒屋の店長の仕事を想像してみると良いかと思います。

企業理念と自分の考え方とそこから生み出す日々の仕事を一致させることが、個々人の物心共々の充実につながることはほとんど自然の法則のようなものです。それを現場のカルチャーに落とし込むのがマネージャーの役割になります。

以上で朝礼を終わります。

14 コメント

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  1. 複数の要因と変数で結果が変わる連立方程式が
    まさに与えられた予算と納期の中でお客様に喜んでいただくことをゴールにする
    現場のスマイルカーブだと感じます

    以前社長とコンサルの方とお食事でお話しさせていただいた際に、
    高校生であっても言われたことのみ行えば一定の満足が得られるファミレスよりは、
    お店の考え方に共感し修行を積みその中でそれぞれが生み出す料理や一工夫で
    お客様を喜ばすことができる予約で埋まる料理店を私は目指しているんだ、

    だから今行っているのは誰もができるようにするためのフレーム化ではなく、
    顧客満足に再現性を持たせるためのフレーム化なんだ、
    とあらためて考える機会があり、それを思い出しました

    仕事は問題解決
    マネージャーとしてお客様に喜んでいただくと同時に
    メンバーのギャップを埋め物心両面の満足をつくるために、
    考え方や行動をカルチャーレベルで現場に浸透させ、
    チームでスマイルカーブをアップデートしていくこと
    引き続きここに3Qも取り組んでいきます

    • >誰もができるようにするためのフレーム化ではなく
      >顧客満足に再現性を持たせるためのフレーム化

      バラバラ
      テンプレ化(パターン化)
      フレーム化(標準化)
      フレーム化2(フレクシブルな標準化)
       
      フレーム化2(フレクシブルな標準化)を浸透させることで競争力ある商品サービスになる
      ここがお客様との約束でもあると考えます

  2. 目的の背景を正確に理解することで、仮説が生まれる。
    仮説に基づき実行し、実行内容の結果を言語化し、共有。
    ナレッジ化することで周囲の効率も上げることができる。
    目的の背景を理解することは、まず目線を自分から相手に変える必要がある。
    相手の立場になって考えることで、何を求めているのかが見えてくると考える。
    この大切さを再認識しました。
    その上で、仮説・検証・結果の言語化と改善。
    このサイクルを回していきたいと思います。

    • 今日は連立方程式
      居酒屋の4000円飲み放題の話です
      顧客満足と収益化(ref 原資・利益)の両立という観点で自分の仕事に照らし合わせればいいですね

  3. おはようございます

    連立方程式で問題を解決する

    居酒屋での例で具体的に原資を抑え、その中でいかに喜んでいただくか?
    この中で試行錯誤して、目的や背景を抑えて実行して積み上げる。

    こういったイメージを持ち、どのレベルで仕事をしていくか?
    この目線を合わせ全体のレベルアップをしていく。

    マネージャーとしては、方針・管理の軸を持ち、
    この実践をブラさずに実行を繰り返す。

  4. 連立方程式を身につける、成果を生むために想定する
    言語化と同じだと思います。
    マネージャーとしては、今メンバーがどの位置にいるかを言語化し
    そのGAPを埋める応援をしていきます

    • 原資1200円に対し、4000円使って「満足していただきました」はNGだし
      原資1200円は守っても、「二度とくるか」とコメントされるようではNG
      顧客満足には必ずいくつかの連立要素がありますのでそれを一緒に議論して前進させていくことです

  5. 方程式からなっている仕事において、
    a~bを現状分析しています。指摘されたことを応用できていないときは、それが点となっており、目的意識がない。ただ、それが応用できているときは、指摘の目的を理解し、自分の中で考え行っていると分析します。
    よって、指摘に対して、発見・~するべきだった~タラれば・次の行動を振り返り、
    会社の理念の方程式を理解し、c以降を目指します。

  6. おはようございます。

    居酒屋の「4,000円飲み放題」の裏には、目的・原資・満足度・利益率を両立させるための連立方程式がある。
    仕事とは、感情と数字のあいだのバランスをとりながら、他者のために連立方程式を解き続ける営み。自分の立ち位置を見直し、ただこなすのではなく創造的に働くことが、理念と仕事を一致させ、自分自身の充実にもつながる。

    自分の立ち位置は今
    「b. 目的や背景を理解し、複数の選択肢を考える」かと思います。
    研修期間中に「a. 言われたことを、ただやる」レベルをクリアしたうえで、研修・プロジェクトの目的や背景を理解し、自ら仮説をたてて検証し、改善を目指すサイクルを回しています。
    今後も、自分の立ち位置を見直しながら、どうしたら連立方程式が解けるのか?複数の変数(原資・利益・手間・満足度など)のバランス取り続けるには?等 言語化し続け、「c. 最適な選択肢を仕様化し、確認のうえ実行する」ことを目指します。

    • 良い観点です
       
      新人の1年間はとても有利ですので、この期間を最大限活用するとよいです
      「でも~」と言いたい気持ちはわかりますが、とにかくアウトプットして、積極的にFBをもらっていきましょう

  7. おはようございます。

    連立方程式の内容をちょうど金曜日に樋澤さんと面談で話しました。

    メンテナンスチームとして原子(1時間枠、2時間枠)の中でどうお客様に喜んでもらうのか、2Q後半では2番目の目的や背景を理解し、複数の選択肢を考えるというところまで手助けもいただきながら進めることが出来ました。
    3Qでは連立方程式を身に着け今となりたい姿のギャップを埋めるための言語化を行いチームのサポートを行っていきます。

    • 初めてもコメントかな?

      顧客が言われたことそのままと顧客の真意は違うことが多いです
      AIでも最近は、曖昧な質問を定義するための再質問をします

      いままで練習を避けてきたのでハンディというかギャップは大きいですが
      練習の場でアウトプットして、FBを受けて鍛えることを続ければいいです

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