ビフォーアフター社長日記

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広告のことを少し深掘りして考えよう 6月13日 SHIPの朝礼


おはようございます。6月13日SHIPの朝礼を始めます。昨日社内ミーティングで気づきがあったので共有します。流れもあるので少しアレンジしています。

あるお客様がページの改変をわりと頻度高くやっているのに、反響が良くならないので、自社が優れたところを10数個作ったのでそれを元にページを作って欲しいということがありました。

事前に「ホームページを広義の広告なので、自分が良いと思っていることを並べても、誰もそれを信じてくれない。広告の内容って信じないでしょ?」という意味のことをコメントしました。また広告を読む人が探しているのは「自分のメリット」であって「広告主の主張」ではないということもミーティングで話題にしました。

さっき「広告は信じられているか?」で検索してページです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000094099.html
内容はSNS広告に関する調査ですが、ほぼ変わらない結果だと推測されます。

Q2.「Web広告」の信憑性に関してお聞きします。広告の内容をどのくらい信じていますか。

15.9% かなり信じている 
13.2% やや信じている
33.0% やや疑っている
27.4% かなり疑っている
10.4% どちらとも言えない

信じている派  約29%
疑っている派  約60%

疑っている派が信じている派の倍くらいというのは、広告に対する個人的な直感ともだいたい合致します。皆さんはいかがでしょうか。

ストレートに受け入れられるのは「数字」であり「価格」です。手に入れられるモノやサービスとその対価を数字で表したものが「価格」です。BtoCマーケットの場合、対価としての価格は理解しやすい指標です。住宅リフォームのように前提条件があるサービスの場合、価格は重要ですが、その価格の仕様もセットで重要です。

話しを戻しますが、広告の内容を疑っている人の方が多いのに広告を推奨するんですか?との答えはもちろんYESです。YESという前置きのうえで次の調査結果をみてください。

広告の内容を、「やや疑っている」「かなり疑っている」と回答した方に、「Q3.信憑性が薄いと感じる広告の種類・クリック後のページを教えてください。(複数回答)」(n=64)と質問

54.7% バナーの広告(画像全体がクリックできる広告)
53.1% 動画広告
39.1% SNS広告
32.8% リスティング広告

広告に対してネガティブなのに、広告推奨はYESである理由を説明します。

・あるモノ・サービスが必要で何らかの選択をせざるを得ない人がいる
・選択の候補になるには、認知されている必要がある
・認知は接触によって生まれる

広告の正体は単純接触なのです。だから検索窓の検索キーワードが重要です。チラシ等にも同一のものが展開されている必要があります。タグラインの統一化により繰り返し、「◯◯の会社」を刷り込むことが必要です。価格が出せるおのは価格を出した方が接触時の認知・興味関心が進みます。自社の良いところの記載は必要ですが、それを顧客メリットと重ねることで接触時に認知・興味関心が進みます。

別枠の話しですが、サイト閲覧者に最も信じてもらいやすい情報はGoogleクチコミです。広告の接触から認知効果とGoogleクチコミの信ぴょう性を掛け合わせることで商談のサポートになります。

以上、ホームページも広告の一種だよ、広告主の言いたいことはあんまり信じられていないよ、そのあたりをわかったうけで積極的にデジタルシフト支援しようねという朝礼でした。

*アイキャッチ画像は、CANVAに「広告で成果を出してクライアントに喜んでもらう」とテキスト入力して生成された絵のひとつです。謎の外人と謎の文字が生成されました(笑)。面白いです。


22 コメント

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  1. 全国の20~69歳の男女1000人にNo.1表示広告について聞いたところ、7割近くの人が「不快感を持つことがある」と回答しました。また、約8割の人が「事実に基づくべきだ」と回答した
    →やはりこういった普段の感覚と、信憑性がわかる具体的な内容など、原理原則と目利き。トレーニングしていきます。

  2. 生成系AIも登場して、ますますどの情報が正しいのか?ということを選別する力が必要になり、面倒で回答がないので、自分の信用する人の話を聞いて、検討するという揺り戻しが起こってきているし、今後ますます傾向は高くなると思います。
    直接知っている方なら、つながりを作り続け、周りにご紹介いただけるように満足・納得の工事を提供してそれをお伝えいただく。
    また、知らない方には見つかるようなアプローチをアナログでもデジタルでも行い、知っていただき、興味を持っていただく。やることは変わらないので本質的な企業の基本価値をWEB領域で拡張することを今後もやっていきます。

  3. おはようございます!
    前提として広告の事実となる部分を抑えて、単純接触効果を最大化させるために各接点部分を統一する。

    この一連の流れを納品するようにしていきます。

  4. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    生活上必要なものを買ったり、特別な高い買い物をする時、まずはウェブサイトを見て特徴や良さに目を通して、本当かな?と口コミを確認したり、利用した人の声を聞いて改めて検討しようと思います。
    同じリフォーム会社から選んでもらうために、まず広告で見たことあるなあと認知してもらい、価格提示やそこに何が含まれているのかなどの記載で信憑性を高めるなど、認知から購入までの流れを考えて、広告を立てることが大切と改めて感じました。

  5. おはようございます!
    「地域最安値!」より「〇円〜で地域最安値」のほうが説得があり、消費者目線で考えても納得度が高いと思っています。
    昨日のGKKで広告改善企画を話していましたが、「口コミ〇〇件」とある会社に対して、「本当に必要な数字なのか?」とツッコミをいただきました。数字を出すにしても、お客様のメリットを可視化しやすくするという目的を念頭にキーワードを選定していくべきだと感じました!

    • >「口コミ〇〇件」

      口コミ数の相場感がない人には多いか少ないかわからないので無意味なメッセージになります
      ほぼ100%の人は相場感はありませんので結果無意味だということになります

  6. おはようございます。

    自分自身広告はうざいと思ってます。しかし、〇〇と言ったらここという企業はありますし、それが認知かと思います。お客さんが潜在的に求めているものにフォーカスして広告を接触させる事でクリックに誘導、広告文や画像と誘導先の統一をしておく事で離脱を防ぐ事が重要かと思います。

    広告は不快ですが、その分狙ったターゲットに打てるわけなのでお客様の基本価値をWEBで拡張できるように基本を押さえていきます。

  7. おはようございます。
    広告を出す際に、数字のように明確なものを記載することでその会社の信ぴょう性が増し、他にのっている強みだったりの信頼も同時に高まるのではないかとおもました。
    あとは、載せる写真1つで印象はだいぶ変わるとおもうのでそういったところも広告を打ち出す際にカギになってくるのかなと思いました。自分が広告を打ち出す際に、まずは一消費者としての目線を大切に考えます。

  8. おはようございます。

    広告に対する不信感や信憑性の深さを持ち、「特にアクションはしない」層がこんなにもあることに驚きました。またこの調査結果を通じて、正直自分自身も、広告に対してまずは「疑い」を持つところからのスタートとなっていることに気づきました。

    少し話がズレますが、私はInstagramを頻繁に利用します。その際ストーリー機能に紛れてとても自然な流れ出てくる主張の強くない動画や画像広告の内容が、あまりにも自分にパーソナライズされているので、その結果ページに飛んだり、アカウントをフォローすることが多いです。
    化粧品の販売など特に、広告自体よりも、口コミの信憑性が高いとされていることがよくわかります。

  9. おはようございます。
    広告は単純接触。歯医者さんの広告を思い出しました。一度も通ったこともなく、あまり詳しく調べたことすらありませんでしたが、八王子にはいたるところにその歯医者さんの広告看板があり、八王子に住んでいる人以外もその看板を見たことがあるのではないかと思います。何度も目に触れているので、覚えます。覚えたということは信用あるなしに関わらず検討する際に候補に挙がる可能性が高くなるのだなと思いました。

    • 自分の経験に照らして考えるのが第一歩です
      同時に自分の感覚と同じ人は100%ではないことも事実です
      考える枠を広げることで、仕事も楽しくなることでしょう

  10. おはようございます。
    広告の内容が・・・キーワードが・・・という細部の部分も学んでいかなければいけないですが、ザイアンス効果であるという基礎的な部分はブレないように頭に入れておきます。対象社の強み=認知させるイメージ=ユーザーのメリットの部分はまだまだ一致していないところもあると思いますので、改めて基礎的な部分見直していきます。

  11. 何度も接触させて認知してもらうための広告であり、WEBサイトなので、
    どのような入口で認知しやすい状態を作るか、その広告の信憑性を上げるためには
    どんな流れのコンテンツがユーザーに合うのか(特徴を拡張させることができるか)を
    入口~展開~出口を想定して一緒に議論し、自社の業績に繋がるフローにしていく事だと思うので、そのためにも相手の営業現場ではどんな事を工夫しているのか、
    どこでお客様が期待が上がり、契約に至っているか、工事中含めて満足度が高いポイントはどこなのか、をすり合わせながらWEBにも反映させていく伴走をしていく。

    そのためにも、その手前で信用を無くす行動が無いように、頂いているサービス等の
    チェックや共通認識をペアで行う。

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