ビフォーアフター社長日記

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広告のフレームワーク 8月4日 SHIPの朝礼


おはようございます。8月4日SHIPの朝礼を始めます。昨日はWebシフトの話を1年前の朝礼ブログを引用して行いましたが、今日は施策の中核になる広告のフレームワークです。

リフォームやリノベ、塗装などに関する検索をすると、Gooleの上部には検索広告の広告文が表示されます。内容はもちろんですが形式も様々なことがわかります。でもだからといって企業としてお客様から受託した広告を各自が思い思いの形で運用してもいいかといえば「No」です。ここにも「シップらしさ」「SHIP仕様」「SHIPのフレームワーク」の元、企画・運用・検証・改善を回していくことが必要です。

広告の目的をChatGPTのきくと以下の分類がアウトプットされましたが、私達が求められるのは商談を生む「7. 反響目的(Response)」がほとんどです。

1. 認知目的(Awareness)
– ブランド認知(Brand Awareness): ターゲットとなる市場においてブランドや製品の存在を知らせる。
– 情報提供(Information): 新製品のローンチや特別なプロモーションなど、特定の情報を伝える。

2. 興味目的(Interest)
– 関心喚起(Interest Generation): 顧客の関心を引きつけ、製品に対する興味を高める。

3. 評価目的(Evaluation)
– 製品評価(Product Evaluation): 顧客が製品やサービスの価値を理解し、評価するための情報を提供する。

4. 試行目的(Trial)
– 試用促進(Trial Promotion): 顧客に製品を試してもらい、実際の経験を通じて製品の価値を感じてもらうための促進。

5. 採用目的(Adoption)
– 購買促進(Purchase Promotion): 顧客が製品を購入する決断を下すための最後の後押しを提供する。

6. ロイヤルティー目的(Loyalty)
– 顧客ロイヤルティー強化(Customer Loyalty Enhancement): 既存の顧客との関係を深化し、リピート購買を促進する。

7. 反響目的(Response)
– 行動促進(Action Promotion): 広告を見た人々に特定の行動を取るよう促す。例えば、ウェブサイトを訪れる、問い合わせをするなど。

商談を生む「7. 反響目的(Response)」の要素は、「需要喚起」「対象者:誰に」「提供者:誰が」であり、この組み合わせのメッセージが「対象者」に繰り返し接触することで「需要」と結びついて「反響(Response)」が発生します。目に触れる広告は「対象者:誰に」「提供者:誰が」がないことが多いと思います。広告タイトルの枠を余らせている広告も多く見つかります。私達はクリックされない広告表示の段階でも潜在的に記憶に刻み込むことを目的に「対象者:誰に」「提供者:誰が」を明示します。

広告文とLPは一体化して企画します。LPは広告文で獲得した「需要喚起」のアテンションを展開するステップです。「需要喚起」は「問題解決」となって展開します。対象者の何の問題をどのようにして解決するのか、その根拠や証拠、さらにその後のレスポンスまでのフローを設計し実装します。意図を反映したクリエィティブは重要です。

思いつきで書きたくなる主観的な「売り文句」はフローを阻害しますので注意が必要です。人はもともと広告を疑っています。自分の経験に照らしてみてください。必要条件は以上ですが、十分条件はボリュームつまり予算です。クリック単価は上がっています。Web広告予算に対して顧客の理解を得るには、現在の例えばチラシ販促と比較してみてください。

予算5万円ということは折込チラシだと5,000部程度かと思いますが、そのボリュームで見込める反響は何件ですか?

答えは、0から1程度とお答えになると思います。現行販促企画のCPAに基づいた予算を計上することで必要条件に十分条件が合体されます。

・反響目的
・「需要喚起」「対象者:誰に」「提供者:誰が」
・「需要喚起」を「問題解決」として展開(Beaf的展開も広義では問題解決)
・クリエィティブ
・ボリューム(予算)
 
この5点を広告企画として説明できれば、実施→検証→改善のサイクルが回っていきます。サイクルが回ることがSHIPの広告運用です。

以上、朝礼を終わります。


12 コメント

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  1. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    LPの製作を任せていただけるようになり、Dプレゼンの際に「対象者:誰に」「提供者:誰が」、対象者の何の問題をどのようにして解決するのか、その根拠や証拠がどのコンテンツで表現されているのか、最終的にLPをみた対象者にどのようなアクションをしてほしいか、などを言語化することで落とし込むためにはどのような表現が必要かなど考えて作成できるようになりました。
    ただわかったのではなく、言語化することで間違えている箇所とあっている箇所を自分自身でインプットすることができ、他LPでも意識できるようになったのかと感じます。
    代行LPでは、広告との一体化の大切さを知ることができたので、重要な5点を押さえて製作、改善を行います。

  2. おはようございます!
    自身の担当社の中でこの5点を意図を持って自分自身が運用できているか考えるとそうではないと感じます。

    この点は改善に向けてチームで進めているところなので、引き続き進めていきます。

    広告の原理原則に基づいて顧客と視点を合わせて企画を作っていくようにします。

  3. おはようございます。

    広告改善は現在チームとして改善していますが、今回の5つの点がクリアされているかというとまだまだされていない会社は少なくないと思います。

    自分も広告改善にあたって5つの点を理解した上で広告企画のアウトプットができるように原理原則を徹底していきます。

  4. おはようございます。
    施行事例、価格表のライティングでも、分量や、知識不足、情報不足などの自分の都合で書きたい内容を考えるのではなく、常に見る人がどんな情報を欲しいと思っていて、そのためにどう表現するのかを考えて、作成することを身につけていきます。そのために日々、問題解決のためのインプットとアウトプットを欠かさず行っていきます。

  5. おはようございます。
    1〜7の順で達成するのに難しい順番かなと思いました。
    昨日のブログ記事にもあったように、広告は継続することが大切とお聞きしました。
    認知や興味をまずはもってもらえるように、広告を打ち出し、その広告が評価される対象までもっていきます。そのためには、広告の打ち出し方を工夫する必要を感じました。工夫するためにも、もっとお客様の事を知り、自分自身も広告について勉強する必要を感じました。今はアウトプットよりもインプットする段階だと思うので知識を蓄えていきます。

  6. おはようございます。
    現在施工事例や価格表といった記事を作成するなかで、振り返ってみると1~7すべての項目を完ぺきには意識はできていないと感じました。
    ただ会社の強みを主張するのではなく、エンドユーザの興味関心を引き、行動に移すまで広い視野で想像力を持つ必要があると感じています。
    引き続き過去事例などのインプットアウトプットを続けてまいります。
    今週もありがとうございました。

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