ビフォーアフター社長日記

世界一のDERUKUIになり、お客様と社会の向上に貢献します

同心円の仕事と点の仕事 7月3日 SHIPの朝礼


おはようございます。7月3日SHIPの朝礼を始めます。6月30日は6月の締めであるのと同時に2Qの締め、上半期の締めでもありました。総括では6月に露呈した事件に関しては厳しく再発防止を呼びかけました。また新人の正社員認定、2024年4月生の内定証授与式、その後の懇親会でもたくさんの話をきけてとても良かったと思いました。

今日から7月度ですが6月に露呈した事件に関して、再度その構造を解いてみようと思います。そうでないと「担当社数が多いので見落とすのは仕方がない」という別角度の構造的理解に落ち着いていくので、結果何も変わらず同じことが再発することになると誰も幸福にならないからです。下の図の左側をみてください。本質は全体会議で言ったレイヤー1から4の話と同じです。ひとつひとつの仕事は「個別事案」です。良い仕事はレイヤー1の原理原則の中に収まっています。原理原則はSHIPWAYではSHIPらしく言語化していますが、世の中すべてにあてはまる法則といえるものです。この中にある個別事案は、1事案あたりの労力は減少し、成果は増すことができます。一方、今回起こったような事案は、右側の図になりますが、原理原則レイヤーはまったく視界にはいっておらず、1事案あたりの労力はどれも一定以上かかるけど、「時間がありません」が内在するので、成果を上げることは難しくなります。

原理原則レイヤーが意識されていると、事実から学習したり、検証し検証結果を確かめようという動きになります。レイヤー4の個別事案だけしか見えていない場合は、過去の経験ストック、共通法則を活かすことができません。
 
もう少し掘り下げて言うと、学習・検証レイヤーが機能することで、そこにルール化が促され、原理原則と過去の検証の積み重ねに基づいたルールが生成されます。日々の日常業務を行う際には、レイヤー1まで遡らなくても「ルール」に照らすことで、良い仕事ができていくようになります。マネージャーの仕事は原理原則に従って、学習・検証を意識して、ルールをアップデートしていくことになります。この順番でないとルールは形骸的なテンプレになり、右の図と同じになります。

考え方を習得すると、サービスを提供するお客様に意図を原理原則に基づいて論理的に説明できるようになりますし、意図を説明できてはじめて「検証」に基づいた「学習」ができるようになり、ルールのアップデートが進みます。何らかの「長」にあたる人はこの同心円の意識が必須です。「点」仕事は労力や時間はかかりますが成果は読めません。そこに自分で気づく必要があります。

ということで、6月全体会議の補足でした。以上で朝礼を終わります。


16 コメント

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  1. おはようございます。
    今週もよろしくお願いいたします。

    先週頂いた4レイヤーについて、企業理念、年度方針、チーム方針、個人目標のレイヤーがあり、1レイヤーだけで物事を捉えると同じミスをしたり、自分の感情やその場によって意見が変わって質の悪いサービスになってしまうということ、また本日の個別事案については、原理原則を理解し意識することが点として業務を進めることが防ぐことに繋がること、について改めて意識することが出来ました。
    業務に対して、まずは「世界一のDERUKUIとなりお客様と社会に貢献する」があり、年度方針やチーム方針がある事を意識して業務に取り組んでいきます。

    • おはよう
      金曜日は締めの挨拶ありがとう

      第1レイヤーは
      お客様に喜んでいただく=問題解決=Derukui
      という把握だと思います
      日々少しずつ前進して、たまに少し下がるけど、気にせず少しずつ前進していきましょう

  2. おはようございます!
    仕事への取り組み方の目線を上げることで、サービスの価値をより上げられるということのロジックが頭では理解することができました。

    現状の業務は多數ありますが、一つ一つからこの考え方で取り組めるようにまずは意識していきます。

  3. 原理原則から考える。
    考え方を身に着けると方針では打ち出し、結果が伴っていない。
    言葉遊びをやめて、本質的な問題解決に取り組みます。また、突破口はあるので、全体の目線を一緒にあげていきます。

  4. おはようございます。
    先週は正社員認定式、懇親会を開催して頂きありがとうございました。

    先週の全体会議でなぜミスが起こるのかというテーマでディスカッションしましたが、その際に慣れが生じているのではないかという意見がでました。確認することが作業になってしまっている。そこにお客様のために貢献するという意識が薄れてしまっているのではないかと思いました。私自身、入社してから3ヶ月が経ち、慣れてきた部分もあるのでまた改めて気持ちを切り替えてシップの正社員としてお客様のためにを意識し努めていきます。そういった気持ちを持ち仕事に取り組めば自然に見逃すミスは減ってくるのではないかと感じます。

    • 今日から立場が少し変わります
      こういう節目を活かせばいいと思います
       
      お客様に喜んでいただく=問題解決=Derukui
      が身についていると慣れるは良いことです
      自分都合が勝り、お客様の利益に関心が薄いことが当たり前になることに慣れるとアウトです

  5. おはようございます。
    今週もよろしくお願いします。

    全体会議の際にもお話していただいた4レイヤーですが、個人の判断(1レイヤー)は理念や原理原則から違うものとなり、その状態が続いてしまうと今回の問題のようになってしまうので、今進めているルールを当たり前に出来るようにする。
    ここを徹底して業務の目線上げをしていきます。

    • 第1レイヤーの
      お客様に喜んでいただく=問題解決=Derukui
      この輪の中で捉えることです
      この輪の外で「点」で個別に思いつきレベルで終わると前進がないです

  6. おはようございます。
    研修で学んだ考え方の部分、この先何度も振り返る機会があると思いますが、日常的に意識して業務を行っていくべきなのだと強く感じました。慣れることで見落としてしまうのではなく、慣れて考え方を習慣にできるようにこれからの仕事をしていきたいと思っています。

  7. 先週は正社員認定式、懇親会と本当にありがとうございました。

    ひとつひとつの仕事は「個別事案」の認識は業務では当たり前のことですが、それぞれの作業で手一杯になってしまっていると、意識することの難易度が上がってしまうのも事実だと研修中に感じました。
    そこでシップとしての過去の経験のストック化が生きてくると思うので、いくつもの点を繋げて線にすることを目標に今Qも気を引き締めていきます。

    今週もよろしくお願いいたします。

    • 正社員認定式おつかれさま、懇親会楽しかったですね
      第1レイヤー
      お客様に喜んでいただく=問題解決=Derukui
      ここをはずすとストックも見えなくなり、点の仕事になってしまう
      第1レイヤーの円の中に入るようつとめてみると良いです

  8. 以前からスキルはほとんど変わっていないと思いますが、考え方が変わりました。
    すると見える世界が変わり、いままでいいと思っていたことも、あれこれはよくないな
    こんな気づきが普段から出てきます。
    レイヤーを上げて日々の取り組みをして行きます。

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