ビフォーアフター社長日記

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二人のコーチに自分を重ねてみる 6月19日 SHIPの朝礼


おはようございます。6月19日SHIPの朝礼を始めます。

あなたが100メートル走の競技者だったとします。記録を伸ばしたいので3ヶ月間の契約でコーチを雇いました。コーチは100メートル走のタイムを測って、「10秒85です、高校生の選手として平均よりも上です。素晴らしい、その調子で頑張ってください。私はあなたを励まし、モチベーションを上げることが役割です。」と言って、その日の練習を終わりました。次の日も同じでした。その後もタイムを読み上げて良かったですねと褒めてもらうコーチがずっと続きました。3ヶ月の契約期間の満了時期が来ました。タイムは3ヶ月前より、良いときもあれば良くないときもあるという状態です。

記録が伸びる兆しがないので、別のコーチに話しを聞いてみました。そのコーチはあなたの100メートル走を動画で撮って、「私の考え方をお伝えします。10分ほどよろしいですか?」といって計算式を走り書きしながら話しをしてくれました。
「100メートル走においてタイムを決定するのは、ストライド(歩幅)とピッチ(回転数)です。ストライドは100メートルを何歩で走ったか、100m÷歩数で求めます。ピッチはタイムを歩数で割って算出します。歩数÷タイムです。あなたのさきほどの走りを計測すると、タイムは10秒85、歩数は51歩、平均ストライドは1.96m、平均ピッチは4.70、インターハイの出場標準タイムは10秒75ですので、最低でもあと0.1秒詰める必要がありますが、あなたの身長を考えるとストライドをこれ以上広げるよりも、ピッチ数を上げることが有効かと思います。ピッチ数を現在の4.70から1.5%くらい上げて、4.77程度にすることで、10秒7になります。あなたの走りを見ましたが、私の経験上、これくらいピッチを上げることは最短2ヶ月ほどで充分な可能な目標だと判断できます。当面私はあなたに次の1ヶ月間でピッチを上げるトレーニング中心のメニューをこなしてもらって、1ヶ月後、中間でその検証してみたいと思っています。私の方針は目標達成最優先ですのでトレーニングは厳しく感じると思います」

書き始めたら少し長くなってしまいました。ごめんなさい。

1)あなたが100メートル走の選手であれば、どちらのコーチに師事しますか?
 
2)問いを変えますが、あなたはどちらのコーチの考え方を信頼できますか?

3)また別の問いですが、本気でインターハイを目指している選手だとどちらのコーチを選ぶと思いますか?

その理由も含めてアウトプットしてみてください。

以上で朝礼を終わります。

*最近canvaの画像生成でアイキャッチを作っていますが、まだまだ操作が下手です


18 コメント

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  1. おはようございます。
    本日もよろしくお願いいたします。

    選手に立場を置いた時、2のコーチを選びたいと思います。1位を狙うなら、厳しい練習でも今より記録を伸ばせる可能性を選択すると思います。自分ではインプットしきれていない練習内容や、客観的見た自分に必要な練習方法を教えてくれる分析力と知識が欲しいと思います。
    ひとりではどうしようもない時のモチベーションは、コーチのプロではなく家族や友人に手助けしてもらえれば十分と思います。

    逆の立場でアウトプットすると、自分が何を求められているのか、自分の言葉が自分に返ってきてるような気がします。何をするにも相手の立場になり考え目的を明確にしてから着手します。

    昨日、音声AIについてインプットしました。自分の声をAIにインプットしてもらい、他の人が歌った歌を自分の歌声に変換できるものです。朝礼ブログでAIについての話題があり、日常からAIを意識できるようになりました。試すまで行うようにします。

    • >逆の立場でアウトプットすると、自分が何を求められているのか、
      >自分の言葉が自分に返ってきてるような気がします。
      >何をするにも相手の立場になり考え目的を明確にしてから着手します。
       
      その通りです
      日々の仕事に活かしてください!

  2. おはようございます。

    私は、(1)(2)(3)どちらとも後者のコーチを選択した方が良いと感じました。
    後者のコーチでは、自分が今どのような状態で、目標を達成するにあたって何をどうすれば良いとかという道筋を立ててくれるので、これから自分がどのような練習をすればいいのかが明確となると思います。
    シップとしてお客様の問題解決に置き換えると、同じくお客様の現状を把握し、目標を達成するにあたっての適切なご提案をする必要があると思います。
    現在ミーティングへ同席させていただく機会が増えているので、日々先輩方とお客様の会話の中で学んでいきます。

  3. おはようございます。
    今週もよろしくお願いいたします!

    コーチの実績にもよりますが、初めのうちは1のコーチにモチベーションを上げてもらえてやる気にはなると思いますが、「結局何をするべき?」を目指すときに2のコーチに乗り換えると思いました。

    極端な例で、モチベーションを上げてもらうのも大事ですが、選手の目的から考えると最終的に選ばれるのは2の方だと感じています。
    目的から考えると手段もやるべきことも見えてくると思うので、目的意識は常に念頭に置いていきたいと思いました。

  4. おはようございます。
    今週もよろしくお願いします。

    自分であれば、1.2.3どの質問にも2だと答えます。

    1に関しては選手である以上タイムを伸ばす事が最優先事項です。きつい練習になるのは当たり前です。それが出来ないのなら選手をやめた方がいいです。(選手が天才とかずば抜けてない以上)

    2に関しては自分が選手だったら確かに褒めて貰えるとモチベーションにもなりますが、自分の課題がなんなのか分からないままです。それであれば現状を把握して課題を見つけて目標ゴールのために何が必要なのかがわかった状態でそのための練習をできた方がいいです。

    3も1と2の合同のような答えです。選手である以上、目標・ゴールがあり、そのためには自分の課題を見つけてそのための練習を教えてくれる人が欲しいはずです。

    現在のWMでも数値いいですね、今後も事例更新していきましょうとったような話をしてしまう時もあるので、お客様がどのよう目標ゴールがあるかをヒアリングし、そのための施策を提案できるようにしていきます。

    • >数値いいですね、今後も事例更新していきましょう
       
      上位5%くらいの会社はそれで良かったりします
      95%の会社には対価をいただく価値に届きません

  5. ロジカルに到達目標を示してくれる2のコーチを選びます。
    さらに科学的実証を基に、理想の筋肉の動かし方を再現するなど、データ情報を用いて再現性を高めてくれるアプローチを希望します。
    選手側も教えてもらうだけでなく、情報を仕入れているのでお互いに高いレベルでのコミュニケーションをとりながらパートナーとして目標達成を目指します。

  6. おはようございます!
    私が選手だった場合、②にコーチをお願いしたいと思いました。理由としては、数字込みの具体的なメニュープランを、目標を身体の特徴や現在の走法に合わせて作成してくれるためです。しかし、②の厳しい練習の中では、①のように情緒のサポートも必要だと感じましたが、本気でインターハイを目指すためには、それよりもまずは技術面でのアドバイスが必要だと感じました。

    今週もよろしくお願いいたします。

  7. 2のコーチを選びます。

    競技のプロとして、勝つため・伸ばすための要因を分解し言語化。
    その人の強みに合わせて、そこを伸ばす提案をする。

    目標に対して明確に達成が見えてきて信じてやってみようと思いますし、自然と共同で目標達成に向けてチャレンジしている感覚も生まれます。これを普段にも当てはめます。

  8. おはようございます!
    二人目のコーチの方が信頼でき、自分も選手もこちらを選ぶと思います。
    根拠としてはやはり言語化して問題と改善策を説明してくれる点が大きいです。「何が起きていて」「どうすれば」「何が期待できるのか」この三点が要点だと思います。
    Sales is の本を読んだ時も、営業とは医者と同じで言語化して病気(問題)を治す(解決)させるのでなくてはならない存在と説明がありました。

    普段の業務でもこのタスクは何の問題を解決するためのものかということは意識して取り組んでいきます。

  9. おはようございます。
    1)自分が100メートル走の選手だった場合、最初は感情的に前者のコーチの方が褒められているというモチベーションが結果につながる可能性もあると考え、前者を選ぶかもしれません。
    2)しかし実際に自分の改善点経験を踏まえたアドバイスが有益であり、自分の結果に最短でたどり着けると思うので後者のコーチの考えの方が信頼に値すると思います。
    3)その上で自分が本気でインターハイを目標にしている場合には最短で結果につなげなければならないと思うので、後者のコーチを選択します。

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