ビフォーアフター社長日記

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2月24日SHIPリフォームセミナーについて(2) 2月14日 SHIPの朝礼


おはようございます。2月14日SHIPの朝礼を始めます。2月24日SHIPリフォームセミナーについて背景含め記載しました。

「◯月◯日空いてますか?代行で申し込みしておきますから、ぜひ参加してください。ぜひぜひ、」をアンラーニングして、参加する時間が相手にプラスになるようご案内を習得して、ご案内ください。
 

シップオンラインセミナー2023年2月


 
1.住宅リフォーム市場は安定的、新規参入も多い
事業の成長曲線でいえば、成就期にあたる住宅リフォーム業ですが、コロナ禍でも需要は安定的に推移しているようにみえます。私達から見えやすい変化といえば、下請けの工事請負業者がネットの情報拡散力を活用して元請け化するという意味での市場参入はコンスタントに発生していて、新規客獲得市場は相変わらず過熱気味です。

2.目立った反響減
昨年末あたりから諸物価が高騰し、増税も噂される中で住宅リフォーム・リノベ会社の広告反響は目立って下がっています。需要は波のようなものでいずれ復活すると思いますが、人を雇用している中小リフォーム会社の経営者の立場では内心おだやかではありません。対症療法的ではない対策が必要と考えております。

3.OB客は新規客の5分の1のコスト
20年ほど前からポイント制や会員化サービスが増えていることを誰もが実感されていることと思います。以前は、というかいまだに「会員カード」や「ポイントカード」は店頭で薦められることが多いです。これは一度顧客化した人(OB客)は新規客よりも5分の1ほどで再来店や再購買が発生するという法則に基づいた合理的な企業行動です。

4.会員制住宅メンテナンスサービス
住宅リフォーム業は生活者にとって頻度の高い買い物ではありませんので、この会員化という流れはあまり進んでいませんでした。私たちの立場で業界全体をみたときに、住宅は劣化や不具合から逃れられませんので、生活者にとっては不具合のストレスを受けないためにも住宅メンテナンスの依頼先が決まっていた方が良いです。それからこのサービスを会員化して負担にならない金額を積立して修繕工事にあてるという仕組みは、ニッチで底堅く広がりもあり、しかも社会性の高いニーズだと感じております。
 
5.会員制有料住宅メンテナンスサービスの始まり
日本の人口のピークは2008年です。最初はなだらかでしたが、現在は年間80万人くらいのペースで減少が続いておりその対策は全事業者にとって急務です。人口ピークの10年以上前の1996年、会員制有料住宅メンテナンスサービスがOKUTA社で始まりました。スーパー先見の明といえます。その後その仕組のFC化を進める中で、2010年頃FCに新潟のリフォパーク新潟社(㈱ユウワ)が加盟します。OKUTA社のFCはなくなりましたが、OKUTA社ならびにリフォパーク新潟社でも会員制有料住宅メンテナンスサービスは経営基盤として根付いています。

6.「なんぼ儲かりますか?」ではないよ
病気や怪我をして病院に行ったら、まずは対症療法で痛みなど不具合を軽減させ、投薬などで一定時間症状が進みにくくし、原因となる生活習慣を見直し、どうしても避けられない場合は手術等ハードな施術を行います。
経営も同じで、短期的、中期的、長期的、習慣的、不可避などことを織り交ぜて行く必要があります。会員制有料住宅メンテナンスサービスは、短期的に「儲かること」ではありません。さきほどの例えでいうと経営悪化の原因となる「生活習慣」的なことを見直す手法です。

7.市場縮小時代に備える事業モデル再構築
岸田首相が総理大臣就任演説で引用した有名な諺
「早く行きたければ、一人で進め。遠くまで行きたければ、みんなで進め」
(if you want to go fast, go alone; if you want to go far, go together)

説明するまでもなく初めて経験する市場縮小時代に入っています。ビジネスモデルを再構築するにせよ、多くの人は初めての経験ですし、成功体験を持っている人も当然多くはありません。だからこそ、未知のビジネスモデルに取り組むには「遠くまで行きたければ、みんなで進め」を実践することだと思います。このセミナーをきっかけにして、会員制有料住宅メンテナンスサービスのコミュニティ化が進み、自律分散的に各地で実践が進み、その成果が共有化され、個々が情報を取り入れて進歩していくムーブメントができていくことを想定しています。

5分では読めなかったですね。ごめんなさい。以上で朝礼を終わります。


14 コメント

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  1. おはようございます!
    >参加する時間が相手にプラスになるようご案内を習得して、ご案内ください。

    昨日チーム内でロープレをしてみましたが、実際にやってみることで話しづらいと感じる部分が、インプットが弱いところだと感じました。
    「やらされてる感」を感じると不審に思われてしまうので、なんでこの会社さまにおすすめしたいのか?を言語化できるように練習することだと思いました。

    湯沢さんがご案内フレームを作ってくれました。フレームに当てはめて実践しながら研磨していきます!

  2. 初めて経験する市場縮小時代

    はじめての市場は参入障壁が高いですが、超えてしまえば市場を作る側になるので、非常に良い状態になります。
    この超えてしまうきっかけを作ることがとても重要と思いますので、アウトプットいただいている情報をしっかりお客様にお伝えして、行動を後押しします。

  3. おはようございます。

    >参加する時間が相手にプラスになるようご案内を習得して、ご案内ください。

    今までお客様の時間を取らず簡潔に伝えて代理で予約しますという流れをやっていましたが、それでは代理予約が目的となっていてSOSにご案内している意味がないと気付きました。

    昨日ロープレを行ったので接点ある会社にはポイント、要点を抑えて相手にメリットがある事を伝えていきます。

  4. おはようございます!
    対症療法的な解決策を提供することも必要ですが、長期的に見てOBの流れを作っておくことは、安定した経営という点において必要不可欠だと思います。

    取り組もうと早めに思っていただくことが大事なので、セミナーを利用して興味関心を提供できるようにします。

    昨日ロープレをしてお客様にも案内をしましたが、以前のただの情報提供と比べても質問なども返ってきて興味を持っていただけました。
    引き続きご案内をしていきます。

  5. おはようございます。
    >4.会員制住宅メンテナンスサービス
    >会員化して負担にならない金額を積立して修繕工事にあてるという仕組み。

    僕も行きつけのラーメン屋にいくときは前回もらったスープ飲みほし券を持っていくと一部のトッピングが無料になり「お得感」もありつつ行く理由が一つ増えるのでループしてしまうところがあります。

    リフォーム業はサービスの感覚が開くのでその違いをどうとらえて戦略に落とし込むかがまだ想像するのが難しいですが、会員になる=費用をかけているのを意識するというのもあるのでしょうか?合わせて単純接触効果を上げて修繕工事の該当箇所を見て需要喚起が起こった際に「いつもお世話になってるあの業者さん」の状態をつくるというのも重要ではないかと改めて思いました。

  6. 常に時代・業界の流れを意識する。
    SHIPだからこそできること、やるべきことだと思います。

    今なんとなくSHIPとお付き合いしてくださっている方、
    過去にお付き合いがあり今はない方など含め、
    チャンスがたくさんあると思います。

    WEBサイトとかの目線ではなく、
    もっと広い目線を意識したアプローチをします。

    毎回なかなか決められない
    SOSのテーマもそこから生まれてくると思います。

  7. SOSの案内の仕方も朝会のところでどのように伝えるか?役に立つように伝わるのか?
    を互いに声かけながらロープレのようなかたちでやっていきます。

  8. 浅い現状把握で、こちらも踏み込むのをやめてしまい、可能性に対して気づきを与えられないままになっているケースに対して、どう突破してお役立ちしていくか。
    ここを共有して練習していきます。

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